
しゃもじがくっつくようになってきた

調べるとマーナが良さそうだけれど、実際に使った人のレビューはあるかな?

似たような商品はどのように違うの?
こんな疑問に実際に使った使って分かったことを元にまとめていきます。
加えて競合品も含めて約700件のレビューを読み解いたので、これを読めば楽に比較検討できます。
ぜひ買う前に参考にしてくださいね。
使って分かったマーナのしゃもじのメリット
はじめに

購入のきっかけは?
他社の比較検討に加えて、同社のバターナイフが握りやすく、自立し、値段も安く買えたので、同じマーナのしゃもじを使うことにしました。
使ってみるとその良さが分かってきたので、実際に使ったレビューを残すことにしました。
今後使っていって変化があったらまた追記しますので、その後ものぞいて見てください。
使って分かったメリットは

実際に使ってよかった順に、気づいたメリットと公式のメリットに加えてまとめます。
□柄と、よそう面が長いので、なべ底からひっくり返しやすい
わが家では圧力鍋で6合を炊いているので、短いとご飯をひっくり返したりするときに手についたりするストレスがあったのですが、これが解消されました。
くっつかないのはもう当たり前として、これが一番の良さでした。

□厚みが薄いので炊きあがった時に、切って混ぜやすい
これをメーカーは一番のアピールポイントとしています。
先が薄くなっているので米の間に入りやすいのがはっきりと分かります。

また先の厚みが薄いことで、もう一つメリット。
わが家では圧力鍋でご飯を炊いています。
炊飯器のようにテフロン加工されていないので、ご飯粒を取りづらいのですが、先が薄いので取り残すことなくキレイに取れます。
いままでのしゃもじでは潰れていましたから。

なのでその後の洗いも手間も少なくてすみます。
□すくう面の幅が狭いので子供のお茶碗によそうのが楽
その他方のレビューとしては、小さいお弁当箱によそうのが楽というのがありました。

□色が黒いからくっついた米粒が見やすくて洗いやすく、洗い残しがないから衛生的
確かに見やすいですね。
ハッキリと分かります。

□下面に突起があるので、置いたところに触れず衛生的
わが家では圧力鍋で炊いて、よそった後は鍋に入れておくのであまりメリットと感じません。

□つぶつぶでご飯がくっつきにくい
確かにくっつきません。
しかしレビューを総合するとだんだんくっつくようになるそうです。
この後のくっつき問題の項目を参照してください。
□食洗器対応
Amazonレビューによると問い合わせした方が公式に対応の返答をもらっています。
わが家では使っていないので分かりませんが、使ってダメになったレビューはありませんでした。
デメリット

100円ショップでもくっつくないしゃもじはあるので、これに比べればマーナは価格が高いです。
その他は、くっつくようになったというデメリットが多いですね。
競合品との差は?

Amazonと楽天レビューの多いものを、マーナの他の姉妹品も含めて比較してみましょう。
和平フレイズ 免許皆伝こびりつかないしゃもじ

こびりつきにくさは和平もマーナも1年ほどで劣化するようです。
その他は比べてマーナの方が、すくう面がより幅狭くより反っている、端がより薄い。
食洗器にかけられない。
パール金属 Easy Wash

和平には少しあったシャリ切しやすいレビューはないですね。
食洗器対応です。
マーナ立つしゃもじ

次の点で「極」の方が優れています。
・幅が極の方が狭いので、子供の茶碗や小判型の弁当箱によそいやすい
・柄が長いので、なべ底からシャリ切り(炊き立てご飯を混ぜる)しやすい
・よそう面がよりスプーン状に反っているので、ご飯が落ちにくい
※2010年発売の立つしゃもじからの経験を生かして、2016年に極しゃもじが作られている
「極」しゃもじはマーナの自社HPに掲載されていません。
予想ですが、「極」しゃもじが全体として「立つしゃもじ」より優れているので、掲載すると「立つしゃもじ」が売れなくなるためと思われます。
マーナ極しゃもじプレミアム

「プレミアム」が「極」よりくっつきくい
「プレミアム」は何件か折れてしまったレビューがあるが、「極」にはない
TPX樹脂(ポリメチルペンテン)というフッ素樹脂に次ぐくっつきにくさの素材を使っています。
調べて悪い情報はなく、医療品にも使われてきているそうですが、まだ聞きなれない素材なので食品に使うのが少し気になります。
マーナしゃもじ極のレビュー
良いレビューと悪いレビューを一つづつ上げてみます。
まずはよいレビューから
見た目が同じ様な100均のしゃもじを使ってましたが、全く違う!!
Amazonカスタマー
炊きたてのご飯をひっくり返すために、グサッと刺すと切れる様にすっと突き刺さり上手に混ぜられました。
絶対価格的には高いものじゃないのでぜひ一度試してください。
メーカーの最も推すメリットをストレートに評価していますね。
次ぎにデメリットを1つ。
この商品は他のレビューである様に、しゃもじにご飯がくっつく様になるまで、早い人だと3日、長い人だと1年以上の差があり調べてみました。
Amazonカスタマー
ぶっちゃけあまり気にしていませんでしたが、しゃもじの運命(寿命)はトップコーティングが剥がれたらダメなんですね。
しゃもじに適した洗い方はしゃもじの表面にキズを付けない事の様です。
亀の子束子や掻き取る様なスポンジでゴシゴシ洗ってはダメな様です。
水で良くふやかしたしゃもじを柔らかいスポンジを使って洗うか、使い終わったしゃもじをそのまま食洗機に入れて洗うかですね。
使っているうちにくっつくようになってしまった方です。
くっつかないのはどうやらずっとは続かないようです。
米がくっつくようになる問題

レビューををまとめると次の問題点が見えてきました。
□炊き上げの水の量
水の量が多いとくっつきやすいとのレビューがあります。
もっともですね。
□洗い方
硬いブラシや、亀の子たわしなどはよくないとされていて、柔らかスポンジを使うとよいですね。
□経年劣化
洗い方にも関連しそうですが、1年ほど経つとどのメーカー製もくっつくようになったと、多かれ少なかれあるので、使用頻度によってくっつくようになるようです。
□米の品種
この点を上げているレビューはありませんでしたが、当然米の粘りは品種によって異なってきます。
マーナの「極」しゃもじではないのですが、同じポリプロピレン製の「和平しゃもじ」では、公式に泡漂白剤で1,2時間つけておくと復活するとしています。
そして試したレビューによれば、その効果を感じているそうです。
ただしマーナでこの方法を試されたレビューがないので、今後くっつくようになれば試して追記をする予定です。
そしてやっぱり使っておすすめなのはこちらですね。
コメント
くっつかないしゃもじを探していましたが、この記事を読んでみて遅かれ早かれご飯がくっついてしまうことがよくわかりました。
これならばマーナを買うよりも毎年100円均一で買い替えたほうがお得で気持ちもスッキリしますね。
とても参考になりました。有難うございました。
miyakeemiさん
コメントありがとうございます。
しゃもじはいずれくっつくようになるというのですが、わが家のはまだ大丈夫です。
100円ですぐにダメになって捨ててゴミにするよりは、ちょっといいモノを買ってストレスなく炊事をするのが、気分よくできると思いますよ。
くっつき始めたら泡漂白剤がよいといいますし、よりいいものを長く使ってみてください。