ゴミ箱のフタがボタンを押しても開かなくなった
こんな悩みを解決します。
自宅で買っていたアイリスオーヤマのプラのゴミ箱。
電動ではありませんが、ボタンを押して開くもの。
長年使っておさえの部分が摩耗して開かなくなってしまいました。
ゴミ箱をキッチンカウンターに入れて、サイズが決まっているので交換もできません。
電動ではないけれど、ゴミ箱を替えられない人にぜひ参考にしてもらいたい内容です。
電動でないゴミ箱のフタが開かないを解決
何が原因か?
推しても開かない時を経て、押しても完全に開かない状態になった。
連打してもダメです。
裏をよく見てみると本体の軸をくわえる「押さえ」が摩耗でしっかりと奥まで抑えられずに、フタが浮き出てしまうことで、フタの後ろが本体に当たり開かないのが原因。
なのでフタを下に押さえつける力が必要です。
さあ直していきます。
ゴミ箱のフタを直す
方法は針金を使って輪にして本体の軸と、フタを引っ張る方法。
できることなら針金は見せたくない。
「くわえ」のプラ部分から引っ張ってもいいのですが、フタに穴を開けて大胆に通すことにします。
針金は1.2mm、ドリル刃は1.5mmを使います。
針金は細いと曲げやすくきれいに収まりそうですが、スプリングのコイルに絡まってしまうと元も子もないので、太めのものを使うことにしました。
材質はステンレス。
スチールだとサビてきますね。
裏側から軸の中心(写真では上下位置)、軸から少し離して(写真では右へ)裏から開けます。
本当なら表から開けるときれいなのですが、位置出しが面倒なのと、小さい径なので問題ないでしょう。
二つ開きました。
針金をニッパーで8cmくらいでテキトーに切って
針金ペンチでちゅしんから少しそれたところを曲げていきます。
次の曲げ位置をあてがって決めて、
2カ所曲げたら奥まで差し込んで、
裏からフタがスプリングで押し上げて浮かない程度までそっと締めていきます。
ぐいぐい締めるときつくて開かなくなりますからね。
両方したら最後にシリコンスプレーを吹いて、摩擦抵抗を減らします。
無事に開くようになりました。
今回使用した道具たち
針金を曲げるときに使います。
私の使っているものは安物なので、曲げるときに力負けして口が少し開き気味です。
買うとしたらこちらがよいでしょう。
こちらも針金を曲げたところを平らに戻すときに重宝します。
買って間違いない日本のメーカーです。
細いドリル刃はとても折れやすいので、信頼のおけるメーカーがよいでしょう。
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