初めて天井照明の取付をするのだけれど、照明のことが全然わからない。
ニトリのペンダントシェードを買おうかと思っていて、でも買う前に取付できるだろうか?
電球は何を選べばいいのだろう?
今ついている照明の処分方法は?
そんな不安に答えます。
照明を販売している経験を踏まえて、実際にニトリのペンダントシェードを購入して取付交換した手順を写真多数で解説します。
ニトリのペンダント照明「ラティス」の取り付け交換を実例解説
はじめに
まずはじめにニトリのペンダント照明の商品の解説を簡単に。
そのあと実際の交換手順を解説。
そして電球は何を使えばいいのかとお勧めの電球とその理由を説明。
最後に以前ついていた照明の処分方法にも触れます。
取り付け交換した商品
今回使用したニトリのペンダント照明は、シェードと電源コードが別売で、組み合わせるものです。
・ニトリのペンダントシェード
「ラティス」220S DBR
幅26cm x 奥行26cm x 高さ21cm
・ニトリの電源コード
3灯用ペンダントソケット NPS-03CN
・電球は別売り
シェードは木で作られていてブラックブラウンに着色されたものです。
サイズは大小あり、今回は小のタイプです。
隙間から光がこぼれるシェードで、「マーキュリー」といった商品で他社から似た商品が販売されています。
現在は帯が8分割でしたが、以前はマーキュリー同様に4分割でした。
電源コードはシェードの商品により1~3灯のペンダントソケットがつけられます。
今回のシェードは商品の説明によると1灯のみのペンダントソケットでしたが、店頭でサイズを測って確認の上で3灯が付く確信があったので購入に踏み切りました。
口金はE26で3灯と常夜灯が付きます。
この辺りはまた電球の選び方で解説します。
交換の手順
今ついている照明を外す
天井からつっているので、そこのソケットを回して外します。
下半分のソケットは左を奥に向かって30度ほど回すと外れます。
このソケットはフックになっていて重さを支えているので、外れたときに重さをしっかり支える心構えをしてください。
とくに回転するイスなどに乗って作業している場合は注意しましょう。
側面にボタンが付いている場合は、押しながら回さないと外れませんので注意です。
電球を取り付ける
本体の取付前に先に電球を取り付けておきます。
理由は本当は1灯用のシェードしか付けられないところに、3灯用を付けようとしています。
そして電球の取り付け部分がまっすぐ下に向いていればいいのですが、そうではなく電球の取り付け部分が外側に傾いています。
そのためシェードを取り付けた後では電球が付かない場合に、またシェードを外して付けなければいけないためです。
取り付けた電球の種類については後で解説します。
電源コードとシェードの取り付け
電源コードをシェードの下から(写真の左から右へ)通します。
電源コードを通したら、欠き取りのある円盤金物(ワッシャー)を写真のように欠き取り部分が下になるように差し込んで、六角上の金物(ナット)で締めていきます。
ナットを回す工具は付属していないので手で回して、締められるところまで回しておきましょう。
緩んで天井から落ちるのが不安な方はモンキーレンチを買って固定しましょう。
基本的な道具なので一家に一つあって損はないモノです。
きちんと締め終わると上記の写真のようになります。
天井に電源コードを取り付け
ニトリのシェードは以下の種類の天井プラグに接続できます。
天井へ電源コードを取り付ける際に、フックを入れて左を手前に30度程回転させて取付です。
外すときと反対の手順です。
この時に赤いボタンは気にしなくてOKです。
これは外すときに押すボタンです。
外側のカバーを回して天井いっぱいまで上にあげていきます。
高さの調整
コード付近のプラスチックリングを押し上げて、コードの調整可能状態にします。
上下して好みの高さに調整しますが、本体が頭に当たらない程度の高さでよいです。
引っ張り上げてコードを押し込んであげます。
本体の重さがあるので片手で本体を支えて、もう一方の片手でコードを押し込むとよいです。
調整が終わったらリングを下げておきまます。
電球の選び方とお勧め
クリア電球かシリカ電球か
電球の種類は絶対にクリア電球です。(写真の電球は手持ちのシリカですが、後で変更します。)
理由はクリア電球とは電球の光るところが透明で、光の広がりが光源から直線的に広がるので、今回のシェードのように隙間から光が抜けて、天井や壁に光と影がキレイに映り込むからです。
明るさ
明るさはこの照明にどこまで求めるかですが、ポイントは2つ。
1.お部屋の大きさ
2.ほかに照明があるか
詳しく見ていきます。
1.お部屋の大きさ
お部屋の大きさによって暗いか明るいかが決まります。
基準は日本照明工業会によると6畳で3000lmの明るさです。
これは絶対の基準ではないのであくまで参考でよいです。
寝室ならこれよりも暗くて大丈夫でしょう。
2.ほかに照明があるか
こだわれば専用のソフトで照度計算が必要ですが、それは別にして複数の照明があれば合計で考えましょう。
何はともあれ複数の照明でお部屋を照らすととてもキレイになります。
これはいままでの日本とヨーロッパの照明の使いかたの差です。
次の照明としてお勧めなのはフロアライトかテーブルライトです。
お勧めの電球
具体的な今回の電源コードによる使ってよい電球は、E26の口金で1灯あたり60W以下が3つ、常夜灯は口金E12で10W以下の条件です。
これを踏まえて電球のおすすめをあげます。
パナソニックは5年保証なので、古くナショナル時代から電球を作ってきた経験があり耐久性に信頼があります。
電球が切れるともちろん買い直しですが、買いに行く手間と、取付交換と、処分の3手間もかかるのも気にしたいポイントです。
複数照明でお部屋をキレイに見せていくのならこの明るさで。
天井照明だけで済ますなら、もう少し明るいこちらがお勧め。
常夜灯はこちらの電球
以前ついていた照明の処分方法
1.捨てる
自治体の捨てる基準があるので、自治体配布のごみの捨て方冊子やホームページで確認しましょう。
電球や蛍光灯は照明器具本体と、別になる場合があります。
2.売る/あげる
ひと手間かかりますが、環境にもお財布にもやさしい方法です。
「メルカリ」や近所の人にあげる(売る)サービスの「ジモティ」を検討してみてください。
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