バイク大容量リアボックス【モトボワット】の「超」取り付けレビュー

大容量リアボックスモトボワットバイク

リアボックスをつけたいけれど、自分で付けられるかな

使ってみた人のレビューを知りたい

大容量のボックスがほしい

いままで後ろにはスチール製のメッシュカゴをつけていましたが、サビて切れてきたので楽天で一番人気のリアボックスをつけてみました。

同じくらいの容量、機能でありながら、有名なイタリアメーカーのものより半額くらいで買うことができます。
この記事を出したくらいに人気で軒並み売り切れていました。


実際の取り付けから、使用後のレビューを合わせてお届けします。
バイクは原付で、ヤマハのアプリオSA11Jです。

楽天で一番人気の大容量リアボックス モトボワットBB 47ADVの取り付けレビュー

赤い反射テープは別途です。
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1.使って分かってきたこと

2週間ほど使ってみた感想をまとめます。
メリットもデメリットも紹介していきます。

大容量は気にせず詰め込める

ボックスの大きさ
ヘルメットが2つちょうど入るくらいの大きさ

メットインだとヘルメットを入れて、その周りや、さらにヘルメットの中にモノを詰め込んだりしますよね。
もうこんな涙ぐましいことをしなくてすみます。

どこにどう入れればいいのか考えるなど不要。
適当に突っ込んでも大丈夫。


買い物をメットインに入れる時など、先にヘルメットを出してから、それまで買い物袋はどこに置こうかなども、もう考えなくてOKです。

たくさん買った買い物をモトボワットに入れ込む

スーパーの買い物もたくさん入るので、
フタをすれば生活感がでなくてスッキリと帰れます。


たくさん詰め込んでもふらつく感じはしません。
よっぽど重いものを乗せなければ大丈夫そうです。


ふたが閉まり切らない場合や、リアボックスの上に載せるのならボルボワットには平ゴムロープが似合います。

買い過ぎてフタが閉まらなくなった時に、これなら半開きでも大丈夫。
中に忍ばせておくと安心です。




大容量ですが、もちろん幅が広くて並走する車に当たってしまうことはありません。
バックミラーよりも狭くなっていますから。





鍵がかかるので盗難の心配がない

モトボワットは片手で開閉が可能


バイクを離れる時に、メットインに入らないモノを、しかたなく持って行かなくてすむ。

今までだとバッグなど不要なものでもお店に持ち込んだり、どうしても嫌ならヘルメットを外に出して、代わりにメットインにバッグを入れていました。

「でもヘルメットを取られたら乗れないよな」
という不安が常にありましたが、これも払しょく。
鍵の種類は比較的ピッキングに強いとされるウェーブキーです。


ああ。
この手軽さは快適です。

もう手放せないっ

しかも鍵の部分が壊れても、別売でこの部分だけ購入が可能。
本体価格がそれほど高い商品ではないのに、パーツ販売があるのに驚きです。

長く使えそうですね。




とても高評価なリアボックスですが、鍵が回らくなったというレビューがいくつかあります。

雨ざらしの場合には鍵の潤滑剤を、回らなくなる前に用意しましょう。
間違ってもCRC556を鍵穴に入れると、油がホコリを巻き込んでさらに回らなくなります。

性能はレビュー内容とその件数で分かります。




雨でも濡れない

雨にぬれても大丈夫

水を上からかけても大丈夫。
ふたを開ける時に気をつければ、ほぼ雨が中に入ることはありません。

フレーム下部の立ち上がりが、上部の間に入り込む

ボックス本体の立ち上がり部分が、フタの受けが2重になっているので、その間に入り込むことで雨が入らない仕組みになっています。


商品レビューではさらにこの隙間に4mmのゴムパッキンを入れ込んで防水性を高めている人もいました。

その他のメリット

・バックレストが少しは楽
安いのにクッション入りのバックレストがついています。
1人で乗る分には、だいぶ後ろになりますが、信号待ちの時に寄り掛かると少しは楽です。

原付なので2人乗りできませんが、2人乗りできるバイクなら逆に、これがないと背中が痛くなるでしょう。


・片手で開け閉め可能
慣れると片手でカギ閉めから開閉まで操作できるようになります。
もちろん逆も大丈夫です。


・外して運べる取っ手付き

モトボワットの握りてで持ち運びが楽

私はしませんが、ツーリングなど行かれる方は、そのままホテルに持ち込みできたり、仕事道具を積み込んで運んだりと、荷物を移し替えることなく片手で運べるのが便利そうですね。



・取り付けベースだけ別売あり
バイクを2台持ちしている人はベースだけ買い増せば、本体を使いまわしできて経済的ですし、中のモノを入れ替える手間も省けて楽ですね。




デメリットは?

購入をためらうほどのものはなく、ほとんどないのですが、あえて挙げてみる程度です。


・黄色い反射テープ

ボルボワットの黄色の反射テープ

2枚入っていますが、どこに貼る大きさなのでしょう?
貼る位置が不明です。


また後ろなので赤にしてほしいところですが、なぜに黄色なのか。
中途半端感があります。


リアボックスが付いた分、リアライトが見づらくなった感じがあるので、このままにしておきたくないですね。

なのでAmazonで評価の高い3M製の赤い反射シートをつけて目立つようにしました。
2枚入りにしては価格が高いと思う一方で、反射する性能が6倍でかつ、レビューもよいので保険だと思ってこれを使ってみます。

少しの曲面ならしっかりついてくれそうな感じでした。
大きさ切らずにピッタリの位置に貼っておきます。

モトボワットのリアボックスに反射テープ




・ベースの取り付けにワッシャーが欲しい
角座に直接ボルトの頭が掛かるのですが、こういう場合はたいていワッシャーが付いているものです。
なので少し不安が残ります。


・不具合
使ってよかったので2代目を購入したのですが、フタのかみ合わせが悪く、上ぶたが下ブタより手前に出てきていて締まらず。
問い合わせると気持ちよく対応してくれました。
ベースは取り付けしたのでそのまま使い、ボックスと鍵のみ引き取り配送。

ところが今度は鍵を回しても上ロック板が外れず。
下ロック板を手前に手で引くと外れるのですが、ひと手間ですよね。
なので556をロック板の軸に差して解決。




いいこと、わることが分かりました。
今度は気になる大容量の寸法を確認しておきます。




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2.モトボワットの寸法

大容量47Lといっても実際の寸法はどのようでしょう。
外寸は、公式寸法で。
内寸は実測でお伝えします。


▶外寸
幅545mmx奥行390mmx高さ260mm(公式)
幅は広く感じても、サイドミラーの幅780mmよりはるかに狭いので問題ありません。


▶内寸
外寸は載っているのですが、内寸の方が気になる方が多いのではないでしょうか?

また内寸は最小のところを測ります。
ココが当たって入らないってことがありますから。

モトボワット内寸幅440mm



奥行きは中央が狭くなっています。

モトボワット内寸奥行320mm
ドミノピザがボルボワットに入る

ドミノピザのLサイズが、偏らず平らに入るのは嬉しいですね。



高さは上下の合計をします。
こちらも下は中央の突起部分から。



寸法が分かったので、今度は実際に届いた商品を開けてみましょう。




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3.開封

大きな箱が到着

サイズは分かって注文しましたが、箱が届くとやはり大きい。
家族からもかなり大きいんだねと言われます。


開封してみましょう。

開封

ぴちぴちに入っているのでこのままの大きさでした。

モトボワットの梱包

ビニール袋が随分と簡単に輪ゴムでとまっていますね。


本体と付属品を確認しておきます。

モトボワットの付属品の一覧

特に不足、不良がないようなので、天気のいい日に取り付けます。




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4.既存の後ろのカゴを撤去

後ろのかごを外す

今ついている後ろかごを外します。
もうサビサビで一部がメッシュが切れているので、とがって危ない状態です。

既存の後ろカゴ

かなりの年月がたっているので、サビでボルトが硬く、ネジの頭がつぶれてしまいました。
そんな時はロッキングプライヤーで挟み込んで抜き取ります。

こんな時は今は「ネジザウルス」という便利なものがあるので、こちらがいいですね。
最近はさらに進化して「バイスザウルス」(ロッキングプライヤー機能付き)になっています。

後ろかごが外れた状態

無事に外せました。
かなりサビていますね。

気にせず進めます。




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5.ボルボワットの取付

リアボックスの取り付けは初めてでしたが、30分もかからずにできました。


取付説明書はありませんが、これくらいなら大丈夫でしょう。
でもその前に説明で必要になるので、付属品の名前を確認しておきます。

モトボワットの付属品の名前

どれも必要な分しか入っていないので、なくさないようにしましょう。


まずはベースから。

ベースを仮置き

ボックスのベースを左右は中心に。
前後は前いっぱいに置いてみます。

給油口がボックスで隠れては、また取り付け直しです。
なので仮置きしてみましょう。

モトボワットのベースと本体の仮置き

どうやら大丈夫そうです。

取付位置は給油がじゃまにならないように




モトボワットのベースに取り付け。抑え金物の位置

ベースの取付方法の注意点をまとめましょう。

▶荷台のフレームが2本で回っているので、2本に抑えプレートが当たるようにします。
抑えプレートが外れにくくなります。

▶荷台フレームの外側でとめる
こうすることでしっかりとボックスの重さをフレームに伝えられます。

▶左右対称にする
力のバランスがとり外れにくくします。

しめた時にベースのプラスチックに抑えプレートに当てない
当たっていると、振動でそこから破損していく可能性が高いです。


モトボワットのベース取付。ボルトとナットの向き

ボルトとナットの上下はボルトの頭を上にします。

どちらでも良さそうに見えますが、ナットを上にした場合に、締めていくとボルトがベースの高さより高くなってしまい、ボックスが取り付けできなくなります。

ボルトとナットは、ボルトの頭が上

またナットは片側にプラスチックがついていない方から入れていきます。
プラスチックは緩み止めです。

ベースが取り付いたら最後にベースのフタをします。
付属のネジ5本で取り付けします。

もしボックスの位置が不安ならこの時点でボックスをセットしてみましょう。


ここまでくれば設置は完了したようなものです。
後はベースの掛りに、ボックスを差し込んで、ロック側を上からパチッと音がするまで押すだけです。

モトボワットのベースに取り付け。掛りにボックスを差し込む

掛りにボックスを差し込んで、

モトボワットのベースに取り付け。ボックスを上から押す

カチッとするまで押し込んで終了です。


既存のカゴの取り外しを除くと取付作業時間は約20分くらいでした。
それと今回使用した工具を紹介しましょう。


▶Y型/三又レンチ
今回使用するのは10mm
ナットとボルトを締める時のナット側に使います。



▶六角レンチ
安ものは特に細いのが、角が丸まってすぐダメになります。
またボールポイント(先丸)タイプは角度が付いたところでも回しやすいので作業が楽ですね。

長く使えるものなので、キチンとしたメーカーのモノを選んでおきます。

今回はボルト側に使います。




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6.まとめ

まとめ

楽天で一番人気でかつ大容量だったのが、商品決定の主な理由でした。


実際に取り付けて、使ってみるとお値段以上によくできているのを実感できる商品でした。
本編では紹介しませんでしたが、ボックス内の荷物止めバンドがついてたり、開いた時のステーがあったりと細かいところにも作りこまれています。

まだリアボックスを使われていない方は、ぜひこれを機会に使ってみると、この快適さから抜け出せないことでしょう。



なんと上部にアッパーラック(キャリア)のついたモデルが発売されました。


買える安全はお金で買いましょう。
交通安全のお守りより、8倍効き目があります。
ぜひレビューを見て判断してください。

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