スピードが上がらないのはマフラーがあやしい
簡単にできるかしら?
原付のアプリオに乗っていますが、マフラーの穴を補修したらスピードが落ちたので、前から気になっていたマフラーを掃除することにします。
マフラーのつまりをパイプユニッシュで掃除するとよい情報があるので、これで落ちたスピードを元に戻します。
他の方の情報をまとめて、実際に試した報告なので、これでもう何も問題ありません。
原付アプリオのマフラー詰まりをパイプユニッシュで洗浄
マフラーを外す
まずはマフラーを外すところから。
正面のボルト2か所と、下から2か所。
正面は簡単ですが、下は顔を下げてやっと見えるくらい、さらに奥のはマフラーで良く見えないので手探りです。
下は手が届きにくく、硬いのでめがねレンチを使います。
外すのに使ったのは3つ股レンチとめがねレンチ
外れたら、パイプユニッシュを入れて漏れないように穴をふさぎます。
どちらをふさぐかですが、排気の流れに従ってふさぐことにします。
外したバイク本体側の穴も忘れずに、虫など入らないようにガムテープでふさいでおきましょう。
パイプユニッシュで洗浄
パイプユニッシュですが、調べてみるとランキングをテストしているサイトがあったので、これによると2位のマツキヨのパイプクリーナーを使うことにします。
1位は粘度が高いのが評価されていましたが、今回下水パイプではなく、マフラーに栓をして流れないようにするのと、入り組んだマフラーの細部まで流れ込んでほしいので、逆に粘度は高すぎないのが良いと判断してマツキヨ製にします。
他の方で2本まるまる入ったということですが、余裕を見て4本購入。
パイプユニッシュより性能がいいのに値段が安く、しかも量も多い。
後発品の知名度のなさを実力でカバーですね。
バケツに入れて立てて
そんな一度にと言われても、まあまあと一気に注いできます。
穴の中が暗いのでどのくらいまで入っているのかが分かりません。
あふれないように注意深く。
布ガムテープだともれてきたので、上から食品ラップと輪ゴムで再びふさぎます。
これでもうもれませんでした。
2本ちょうど入ったところで、回したり、ゴムハンマーでたたくと水位が下がるので、さらに500lmほど追加で注入。
ゴムハンマーでたたくことで、内部の表面から浮き出た汚れが剥がれるような気がするので、バンバンたたきます。
アプリオは2stです。
実際にマフラーを切断した方によればマフラーの構造は複雑です。
これを見るとただ入れ込んだだけではダメな気がしますね。
さてどのくらい放置するかですが、本来は15分から30分くらいとあります。
あまり放置すると逆に詰まってしまうとのことです。
マフラーの構造が複雑なので、排水パイプよりつまりやすことは確かです。
人により1日とか1週間とかの例があります。
判断がつきかねるところですが、3時間ほど放置して試してみました。
排水
いよいよ排水。
いや排水ではなく、正確には「排パイプクリーナー」ですね。
透明だったのが見事に黒いです。
テンション上がりますね。
近くで見ると成果が分かります。
使用方法によれば、勢いよく流してくださいとのことなので、自然に出し切ってからホースをつなぎ最大水圧で排水します。
ホースを繋いで
蛇口をひねって排水
本当ならしっかりと乾燥させてから取り付けでしょうが、通勤で使うので梅雨時の合間を縫っての作業ということもありすぐに取付で、試し運転します。
始め水が少し出ましたが、大丈夫そうです。
さてスピードは上がったでしょうか。
まとめ
作業自体はいたって簡単です。
ポイントを整理すると
▶パイプユニッシュは溶解度の高いもの
マツキヨのは溶解力が高く評価されていました。
▶ゴムハンマーでたたく
内部まで流し込み、表面の汚れを引き離す(気がする)
▶長時間の放置はしない
逆に詰まってしまう
▶流すときは一気に
汚れでたもので詰まらないように
さて気になるスピードですが、
なんと下がってしまいました。
しかもどんだけアクセルふかしても7km
いくら何でも7kmで走っている気がしないので、坂道で試したところ、
坂道で上っても、下っても変わらずです。
おかしいですね。
なので正確にはスピードメーターが上がらずです。
つまり同じタイミングでどうやらメーターが故障してしまったようです。
新たな問題が出てきてしまいましたが、体感では速くなったような気がします。
具体的な数字でお伝え出来なかったのが残念でした。
追記:
その後メーター修理と、ドライブベルトの交換を済ませたアプリオは、超調子よく動いてくれます。
姿は古くとも、きびきびと走ってくれるのでマフラー掃除はぜひおすすめですよ。
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