【成功する】バイクのマフラー穴補修の方法

補修バイクのマフラー穴の補修 バイク

マフラーの音がうるさい

近所迷惑は嫌だわ

燃費も悪くなるらしい

乗っている原付アプリオのマフラーの穴で音がうるさくなっていたので、パテやアルミテープで直した方法をまとめます。

YAMAHAアプリオのマフラー穴を補修する

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現状

バイクの後輪にビスを打ちこまて、ばっくりと側面が破裂したバイクのタイヤ交換をバイク屋に持ち込んだ時に、

「あれ、マフラー音大きくない?」
「ほら」
と外したマフラーに確かに穴が開いている。

2mmと5mmくらいの穴が2つ。

アプリオのマフラー穴

さらに大きくしてみると

アプリオのマフラーの穴拡大


でもこのくらいで大きな音が出るのだろうかと、普段は意識していなかったのだけれど、確かに他のバイクと比べて音が大きい気がする。

特に夜遅く帰宅時に近所迷惑なのは嫌なので、穴を補修することにしました。




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商品選び

以前にアルミテープで補修したのは1日で穴が開いてダメになったので、今回はパテを使うことにします。
情報を収集すると2つに絞られます。

商品レビューはどちらも甲乙つけがたそうです。

容量はホルツが多いですが、付かなければ量は問題外です。

またホルツは実績がありそうですが、新しく出てきた商品はそこの市場に食い込むだけの良さがあって出してくるものです。


どちらにしようか迷ったあげく、
ソフト99に決定!

ソフト99のマフラーパテ一式

決め手はソフト99にあって、ホルツにないの「セラミッククロス
今は穴がそれほど大きくないのですが、今後大きくなってきたときに、新たに買い足さなくても、付属のセラミッククロスで補修できる魅力があります。


なので新たに市場に食い込んできた「より」よかろう商品のソフト99にすることにします。




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下地処理

サビ取り道具

塗装もそうですが、こういう作業は地道ながら下地処理が大事です。
あせる気持ちをグッと抑えて、これが主作業くらいな心持で挑みます。


表面がかなり荒れているので、60番のサンドペーパーを使って擦っていきます。
その後、小判状のワイヤーブラシでサンドペーパーの粉を吹き飛ばし、仕上げに真ちゅうブラシで細かいゴミを取っていきます。

ワイヤーブラシ
このワイヤーブラシが特にいい仕事をしてくれます。

ぱっと見で隠れて見えない穴を、いい意味で広げてくれるので、見過ごさないですみました。



油分もよくないとのことなので、エタノールを吹き付けてウエスでふき取っておきます。
今は除菌グッズとして値段が高いので、代わりにラッカーシンナーでも油の溶解と揮発性が高いのでいいと思います。

ここまですれば大丈夫でしょう。
後はパテを盛っていきます。

見づらいところに穴がありそうなときは、面倒でも外して作業がおすすめです。

自分の場合も初め外さずにして、一ケ所穴を見逃してまた作業するハメになりました。



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パテ盛り

マフラーのパテ盛り

パテを盛る前に対象を水でぬらすのが良いと書いてあります。
またパテを初めて使うときに水分が多かったので、少し「出始め」をどけて本来の濃度に近いところを盛っていきます。

まず穴のところを攻めます。
押しこんだパテが、穴の中の反対側で少し広がって抜けにくくなるのをイメージしながら。

その周辺は付きが良いように補強するイメージでしょうか。

マフラー内側のパテをならす

接続付近の穴だったので、内側に押し出されて「にゅるっ」とでたパテをならしてあげます。




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硬化待ち

ホッと一息

硬化は24時間の自然乾燥です。
ここであせってしまってはすべてがムダになります。

今日一日はバイクをゆっくり休ませます。




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硬化後にアルミテープを巻く

1日休ませてカチカチに固まったパテのところを、アルミテープでぐるぐる巻きにします。


アルミテープはそのままだとこの場所はうまく巻けないので、幅を半分にして巻き付けます。
指で押しつけながら密着させていくのですが、これだけではしっかりしないので、ハサミの柄を押しつけて隙間なく馴染ませていきます。

でも完全に固まっていないかもしれないので、必要以上に押しつけないようにします。


24時間経過したら、いつも通りバイクに乗って排気熱でさらにパテを硬化させていきます。





さて実はこれで3回目です。
1回目はアルミテープだけ。

しかしながら約1日半でアルミに穴が開いてしまいました。
アルミは熱に弱かったのでしょう。
アルミの耐熱温度は約300度、たいしてのマフラーは700度くらいになるそうです。



2回目はパテだけです。
これは約1週間ほどで、盛ったところがごっそりと外れていしまいました。
パテはよかったのですが、振動のせいなのか落ちてしまいました。
ただ耐熱は1000度まで耐えるそうで、実際に溶けた感じはしませんでした。

なので両方の特性を生かして、今回はパテ+アルミテープです。
耐熱のあるパテを振動に強そうなアルミテープで包帯のように巻く方法を取ります。
こちらのソフト99パテにも耐熱テープや、耐熱バンドで補強できるとあります。





さて気になる音はというと


別物かと思うくらいに静かです。


いままで爆音とは言わずも、そういえば道行く人に見られたのは音が大きかったからなのかも。
ふかすときの排気音が抜ける音もなくなりました。



追記:
作業後、約三カ月たちました。
ふだん通勤で一日30kmほど走っていますが、今のところ問題ありません。




しっかりと下地処理をして挑みましょう。





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