【ずっと使える】初心者おすすめ電動ドライバー 2019年改訂

初心者お勧めドライバー徹底解説DIY

DIYや住まいのメンテナンスなどで、ビス(ネジ)の締めるのに手回しドライバーだと手がつかれて大変ですよね。

自分なんか手回しで5本もビス締めればもうトトホです。

そんな時こそ、電動ドライバーが欲しくなりますよね。
穴あけもできそうだし。

でも電動ドライバーはどんな種類があるのだろう?

ちょっと調べると電動ドライバーはたくさんあって、どれを選んでいいのかわからない。


それともひょっとしてもうインパクトドライバーを買おうと思っていませんか?
バリバリと音がするのがプロっぽくてとか。


こんな方が後でがっかりしないように、10年の職人での作業経験と、その後の指導経験を元に電動ドライバーを解説します。




他の電動ドリルの紹介サイトのように単なるスペック比較ではありませんので、ご期待ください。




初心者必見!職人おすすめの初めて買う電動ドライバーとその5つの理由

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はじめに

この記事はこんな人向けです

何かを作ったり直したりすることが好きで、そろそろ初めて電動ドライバーが買いたくなってきた人向けです。


この記事で分かること

・初心者がまず買って間違いない電動ドライバーは
「ドライバドリル (=ドリルドライバー )」です。


・なぜドライバドリルがいいのかが、他との違いから分かります。


・2019年現在の、おすすめのドライバドリルの機種が分かります。


管理人は職人としてさまざまな注文家具、建具、内装などの製作、設置を10年してきました。

そして今は販売の側に立ち、電動ドライバー未経験スタッフが家具の組み立て、設置やメンテナンス等で使うのを長らく見てきています。
また時に購入の相談もされます。

以上の仕事での使用、販売、アドバイスの実経験を元に説明します。



理由はいいので、おすすめの機種のどこがいいのか早く知りたい方は、次の記事へ。

初心者おすすめはマキタのドライバドリルがよい5つの理由
初めての電動ドライバーでどれを選んでいいの分からない人向けに、元職人がマキタのドライバドリルを理由を付けてお勧めします。家具内装での仕事や、自宅の戸建てのメンテナンス、初心者の指導を通して見えてきた幅広い経験から選びます。





まず電動ドライバーにはどんな種類があるの?

電動ドライバーの種類とは

電動ドライバーは大きく分けてドライバドリル」インパクトドライバー」に分かれます。
この2つの違いをざっくり説明すると

ドライバドリルとインパクトドライバーの違い
ドライバドリルとインパクトドライバーの
見た目の違い

ドライバドリル」 
(お勧めはこっち!)
・ネジ締めと穴あけができる
・速度調整と力の調整が可能
・ドライバーの先やドリルの刃先をくわえる「口の大きさ」が自由に変わる
・作業音が静か
※「スクリュードライバー」もこちらに入りますが、お勧めはしません。

 
 インパクトドライバー
 ・ネジ締め用です(穴も開かなくはないです)
 ・回転速度が速い(遅くもできるが力が出ない)
 

参考までに
 「ドリル」

基本的に穴あけ用で、たくさん穴を連続して開けたいときに使います
・コード式
・木工、鉄鋼など刃を代えることで様々な材料に使えます

・基本的に回転が速いのと、スイッチから指を放してもすぐに止まらないので、ネジを締めることはできません
・研磨するのにも使うことがあります

・ドリルはたくさんの種類があります


似た言葉を説明すると
充電ドライバー
充電池で動く電動ドライバーです。
つまり充電インパクトドライバー、充電ドライバドリルのことです。

そして反対なのは充電でない、
「コード式のドライバー」です。

コード式インパクトドライバー
コード式インパクトドライバー


ほとんどありませんが、コード式インパクトドライバーです。
コード式のドライバドリルは見たことがないです。







「スクリュードライバー」

小型ドライバドリル


ドライバドイルの「小型版」です。
この名前で紹介しているサイトが多いのですが、お勧めしません。
なぜかというと目的が違います。

使う場面は、床や作業台の上ではなく、「机の上」での軽作業のイメージで、小さい家具の組み立てや、ごく細い穴を開ける程度です。

バッテリーも少なく、力も弱いです。


なので何をするかによるので、一方的に悪いわけではないのですが、
DIY初心者で、これからいろいろなことをする可能性ある方には向きません。


私も持っていたことがあります。
その次を買うの前提であれば、ちょっとした軽作業には確かにいいでしょう。


また「スクリュードライバー」の名前では一般的にまだ知名度がありません。
誰もこの名前で呼んでいるのを聞いたことがないのですが、なぜかネットにはこの名前で紹介されています。




以下ドリルドライバの利点をインパクトドライバーと比較しながら説明します。
使用経験のある人はインパクトドライバーを初心者に勧めたりしません。
その理由を説明していきます。


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始めに買うべきはドライバドリルとその理由

理由1.ドライバドリルは回転速度が変えられるので使いやすい

車のシフトレバー

ドライバドリルは回転速度が、インパクトドライバーより柔軟に変えられます。
逆を言うとインパクトドライバーは回転速度が変えにくく扱いづらいです。


これがどういうことにつながるか説明します。

まずねじを締める時はネジ軸とドライバ先の軸中心を合わして、一直線にして使います。
これはドライバドリルもインパクトドライバーも同じです。


これが使い始めの人は間違いなくできません。

ドライバ先とビス(ネジ)で角度がついて「へ」の字になり、このことでネジ頭の十字溝とドライバの先(ビット)のはまりが浅くなります。

そしてインパクトドライバーはドライバドリルに比べて回転がより速いので、その分遠心力が働きます。

ドライバビットとビスがへの字

このへの字と、インパクトドライバーの速い回転の2つの理由で、ビスの頭からドライバ先が外れます。
これを「カムアウト」といいます。

カムアウトするとどうなるか?
ビスから外れて材料にドライバ先(ビットといいます)が当たると十字の傷ができます


余談ですが職人時代の先輩はこれを「十字チョップ」と言っていました。
うまく言ったものだとよく覚えています。
これを仕事ですると悲しいですが作り直しです。


時としてビスから外れて指にもあたります。
これはどうなるかというと血豆ができます。
治るまで2週間は指痛いですね。



またビス(ネジ)軸とドライバ先の軸中心が一直線なのに、ビス先が摩耗してくると遠心力だけの問題でカムアウトするケースもあります。

ビス軸とビスが一直線なので、ビットが上にカムアウトしても、またビットがビスの頭に戻ります。

本人はビスを締めようとしてスイッチをずっと押しているのですが、カムアウトのガタガタ音がむなしく響くだけで、当人はなぜビスが締まらないのか分からないで回し続けるということが起きます。


これも使い慣れていない人は100%します。
断言します。


このことでドライバーのビットとビスの頭の溝が両方ともに削れていきます。
そしてさらにビットとビスの頭のかみ合わせが緩くなり、さらにカムアウトしてお互いが削れていく。
まさに負のスパイラルです。


これも回転が速いインパクトドライバーのカムアウトの弊害です。

インパクトドライバーに対してドライバドリルを見てますと、基本的にドライバドリルは回転がインパクトドライバーに比べてゆっくりです。
なので遠心力が抑えられて、カムアウトが起きにくくなります。



よってドライバドリルはいいけれど、インパクトドライバーがダメな理由は

回転数での理由1

インパクトドライバーは回転が速いがために先端+字ビットが外れ(カムアウト)しやすいので、
・材料を傷つけ、指をケガさせる
・ビスの頭の十字を崩して、ビスが最後まで締まらなくなるし抜けなくなる
・ビットの摩耗に加速がつきビットがすぐにダメになり、買い替えにお金がかかる



また 回転が速いとネジ締めのカムアウト以外にも、インパクトドライバーは穴あけで弊害があります。

これは理由は分からないのですが、経験上刃の回転が速いと、特に木材は木の繊維がめくれやすくなり、きたなくなります。

カンナがけも同様で、特に繊維がめくれやすい所(逆目といいます)はゆっくり引くと、めくれにくいので、これに近い現象です。


その点ドライバドリルは2段のギヤがあり、特に初心者は回転の遅いギヤで使用するのがお勧めです。
一方のインパクトドライバーにはありません。


ひっとするとこういう声も聞こえてきそうです。
「最近のインパクトドライバーは速度調整モード付があるぞと」

ありますね。
ただし6,7万円もするプロ用は、今回の記事の読み手の対象としてお勧めはできません。
もちろんお財布に余裕のある方はいいかもしれません。



よってドライバドリルはいいけれど、インパクトドライバーがダメな理由は

回転数での理由2

インパクトドライバーは回転速度が速いので、
材料の穴あけ面がきたなくなる





理由2.ドライバドリルは 大きな穴をあけられる

電動ドライバ

ドライバドリルは大きな穴があけられます。
一方でインパクトドライバーでは大きい穴が開きません。


総合的な力にもよりますが、インパクトドライバーは負荷がかかるとインパクトが回転方向にかかり、回転力が断続的になるので穴あけがしづらくなります。

特に金属の場合は刃で材料を削るよりも、刃が材料に食い込んで回転が止まってしまうことがよくあります。

インパクトドライバーで求める穴の大きさは、せいぜいビスのばか穴くらいが無難です。
(ばか穴とは材料と材料をビスでとめるときに、ビスを先に入れる側の材料に開ける穴で、ビスがゆるゆるに通る直径の穴をいいます)

それ以上の大きさはドライバドリルに任せましょう。



よってドライバドリルはいいけれど、インパクトドライバーがダメな理由は

穴あけでの理由

インパクトドライバーでの大きな穴あけは、
できないばかりでなく、時に穴あけ不良を起こして回復できなくなる恐れもあります。





理由3.ドライバドリルは作業音が静か

女性の静かにポーズ

ドライバドリルの作業音はモーターの回転音だけなのでうるさくありません。

一方でインパクトドライバーは回転方向に金属で「たたいて」衝撃を与えるので、大きな音がします。


特にマンションでは工事するのにうるさいと苦情になりますし、音が出る作業は管理事務所に事前に工事許可がいるくらいです。
もちろん戸建てでも、近所に打撃音が響き渡るので、早朝や夜は作業できないのは確実です。

そしてインパクトドライバーのような衝撃音のないドライバドリルは心配いりません。
夜の作業でも全くと言って問題がありません。

また油圧で衝撃をかける作業音の小さい「ソフトインパクト」というものもあり、これはマンションの作業でも問題ありません。
ただソフトな分、力は弱いです。



よってドライバドリルはいいけれど、インパクトドライバーがダメな理由は

作業音での理由

インパクトドライバーは衝撃音がうるさいので、マンションの作業で禁止されることがあります。




理由4.ドライバドリルは 力のコントロールがしやすい

ドライバドリルは力の調節機能があります。
反対にインパクトドライバーにはありません。

※先ほど同様に最新の高額なインパクトドライバーにはあります。


DIY好きな人は木工以外にも使うものです。
小さいプラスチックへのビス締めとか。
ラジコンや家電のケースを開けたり。

もちろんプラスチックではなく、金属製のビスでも細いと頭から折れることがあります。

ほとんどのドライバドリルは強弱2段階のギヤと数段階のクラッチがついていて、力の調整が細かくできるので、小さなビス締めも安心です。



よってドライバドリルはいいけれど、インパクトドライバーがダメな理由は

力の調整の理由

インパクトドライバーは力のコントロールができないので、
・ビスがプラスチックや、金属でも細いと頭から折れます
→頭の折れたビスが抜けないと、さらに悲惨な目にあいます。





理由5.ドライバドリルは いろいろな太さの刃先とドライバ先をくわえられる

インパクトドライバーとドライバドリルのくわえ口の違い
インパクトドライバーとドライバドリルの
くわえ口の違い

インパクトドライバーは六角軸のドライバー先か、六角軸に刃先が付いているものをワンタッチでくわえる方式のみです。


一方のドライバドリルは六角軸の先も、ストレートの刃先も、三つ爪の開き具合が自由に変わるので、ドライバドリルは異なる太さを柔軟にくわえられます。

ストレートと六角軸の違い
インパクトドライバーとドライバドリルで
くわえの違い

ドライバドリルは加える先が3つ爪で、徐々に広がる構造なので、1mm以下のごく細いものから最大10mmもしくは13mmまで自由にくわえ口が広がります。

ドリルの先
異なる直径のストレートビット


繰り返しますがインパクトドライバーは六角軸でない先をくわえられません。
最近は六角軸が増えてきてはいますし、六角軸の刃先で100円で売っていたりはしますが、ほしい刃先が必ず六角軸になっているとは限りません。


また六角軸で自由に太さを変えてくわえられるアタッチメントもありますが、その分長さが長くなり、ブレやすくなるデメリットがあります。



よってドライバドリルはいいけれど、インパクトドライバーがダメな理由は

くわえ口の理由

インパクトドライバーは、くわえられない刃がある

ドライバドリルでも六角軸専用のワンタッチ式のものが若干あるので購入の際は注意です。
またドライバドリルも最大のくわえ直径が10mmと13mmがあるので、作業の幅の広い13mmを選びましょう。




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それでもインパクトドライバーが欲しい方へ

もちろん明確なインパクトドライバーの使用目的があれば、無理に買うなとはいえませんが、これを読んでくれている人はそうでない人のはずです。

・インパクトドライバーを使ってみたいのならレンタルで借りるのどうでしょう。
だいたいのホームセンターでは無料/有料で貸出しています。
できればインパクトドライバーとドライバドリルを2つ借りて使い心地を比較してみてください。

・ドライバドリルが力不足で長いビスが入らないないかもと心配なら、先に下穴をあけましょう。
ビスを打つ(ねじ込む)前に、ビスの道筋に細いドリルで穴を開けておくことを下穴を開けるといいますが、これをすることで力不足を解消できます。

もっともこれから電動ドライバーを買おうという人は、すぐにインパクトドライバーが活躍しそうなウッドデッキなんか作らないし、家を建てるような造作に必要な長いビスは使わないですよ
そんなことを始めるころ、その頃にあらためてインパクトドライバーを買いましょう。


・ドライバドリルまずは使って、その後に必要ならインパクトドライバーを買いましょう。
2台あると作業性がぐっと上がるので便利ですよ。
職人はドライバドリルで穴をあけて、インパクトドライバーでネジ固定をして2台を使い分けたりしています。
インパクトドライバーが欲しくなるころにはカムアウトはしなくなっていることでしょう。

カムアウトと十字チョップを避けて、家具内装で同業者は昔の機械式の手で上下に押すドライバーを使っている人すらいます。



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費用対効果の高く、買って失敗しない、初心者のお勧めドライバドリルは?

以上の今まで説明してきた理由と経験を踏まえて提案するのは、
マキタ 電動式ドライバドリル 14.4V 1.5Ah DF370DSH

バッテリーx1、充電器、ケース付き


いくつもの電動ドライバーの候補をあげているサイトが多々ありますが、これでは初心者はどれを選んでよいのか困ってしまいます。

道具なので、人によって好みが分かれるものではありませんし、本来は用途や使用経験によって機種が決まるはずです。
つまり「これから様々な使用経験をする用途を想定した初心者」ということで機種が決まるのです。


厳しい言い方ですが、いくつもお勧め候補をあげているのは使用経験のなさが機種を決めきれないのだと判断します。
中にはゴミみたいな使えない電動ドライバーをあげている例もあります。



検索結果の上位を占める、間違いだらけの初心者向け電動ドライバー紹介サイトの内容を正す記事はこちら。
素人記事に騙されない前に一度ご覧ください。

他サイトでお勧めして、私がお勧めしない「スクリュードライバー」の理由も書いてあります。

あまりにひどい初心者お勧め電動ドライバー紹介記事をぶった切り
ウェブ上の検索上位の間違った素人記事を正して、どこから情報を取るのがいいのかをまとめます。




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まとめ

インパクトドライバーとドライバドリルの違いを理解して、なぜドライバドリルが初心者向けなのかを、しっかりと理解されたはずです。


くどいようですがとても重要なので繰り返します。
初めて買って失敗しない電動ドライバーはドライバドリルです。


電車で現場に行くときには手荷物が限られているのと、重い電動ドライバーを両方持っていくのは大変なので、ドライバドリルを持っていきました。





次の記事ではなぜマキタの電動ドライバーで、この機種がいいのかの理由を突き詰めて説明していきます。

初心者おすすめはマキタのドライバドリルがよい5つの理由
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