Zenfone4カメラ【プロモード】の使い方

Zenforn4Maxカメラのproモード IT

カメラ超初心者向け
Zenfone4Maxカメラproモード解説

Zenfoneシリーズはカメラ機能が価格にしては充実しているといわれています。

管理人はカメラには詳しくないのですが、せっかく買ったスマホなので、カメラが充実しているのならぜひ試して使いこなしたいです。

そしてこのカメラにはProモードというのがあるのですが、解説しているサイトがないので、サポートに確認しながら、何ができるかまとめてみました。




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項目ごとの説明

Zenforn4Maxカメラproモードへの切り替え
画面の右下からproモードへ切り替えます。

よく使う機能は画面右に集まっていてそれをタップするとダイヤルゲージが表れて、調整できるようになっています。

また画面左下の歯車マークでその他の設定ができます。

よく使う機能から順に機能の紹介をしていきます。

WB(ホワイトバランス)

Zenforn4Maxカメラのホワイトバランス

ホワイトバランスとは色を変えることです。

色の単位はK(ケルビン)の単位で表します。
数字が大きいほど赤に、小さいほど青になります。
参考までに電球のケルビンの表し方とは逆になります。

意図的に印象を変えたいときに使用します。

Zenforn4Maxカメラproモードホワイトバランス高ケルビン
最大の8000ケルビンでは赤っぽくなります。
Zenforn4Maxカメラproモードホワイトバランス低ケルビン
最小の2000ケルビンでは青っぽくなります。



EV(exposure valueエクスポージャー バリュー露出)

Zenforn4MaxカメラproモードEV露出

EV=露出とは、明るさのことです。

2から-2まであり、暗い部屋を明るく写したり、逆に野外の明るすぎを抑えたりできます。

Zenforn4Maxカメラproモード露出+2
最大の+2 明るくできます。


Zenforn4Maxカメラproモード露出-2
最小の-2 暗くできます。






ISO

Zenforn4MaxカメラproモードISO感度

暗いところで数字を上げると明るく撮れます。

デメリットとしてあげすぎると画質が粗くなります。

Zenforn4MaxカメラproモードISO大
ISO 最大の3200 明るくなりますが、粗く感じます。
Zenforn4MaxカメラproモードISO小
ISO最小の50 暗くなります。




S(シャッタースピード)

Zenforn4Maxカメラproモード
シャッタースピード

シャッターを切っている時間を変えます。

言い換えると、画像として記録している時間を変えます。
つまり動いているものをずっと記録していると、動いた跡が記録されます
これがブレになります。

もちろん動かないものをずっと記録していても、動かないので跡が残らず、ブレません。

表示は分数で、上の分子の1は固定で変わらずです。
変えてもいいのでしょうが、分かりずらいですよね。

下の分母の数が増えると値が小さくなるので、
つまり時間でいうと短い時間
ということはシャッタースピードが速いということです。


動きの早いものを写すときにシャッタースピードを上げる(=短い時間に)するとブレませんが、その分デメリットとして暗くなります。

シャッタースピードを上げるとブレない例を上げます。
車が回転するタイヤの中のホイールに注目してください。

1/203
1/203の遅いシャッタースピード
ブレています
1/1004の速いシャッタースピード
ブレていません

同じ車の条件で比較はできないので、正確さは欠けますすが、
シャッタースピードを上げるとブレなくなるという考え方は理解できます。

シャッタースピードを遅くしたよく見る例は、
夜に道路を走る車のヘッドライトの跡を記録する写真です

夜の道路を走る車のヘッドライト
夜の道路を走るヘッドライトの動きの跡
シャッタースピードが遅いです。



以下で順にシャッタースピードを上げたときに、暗くなるデメリットを確認していきます。

1/320の明るさ
1/320の遅いシャッタースピードでの明るさ
1/2000で少し暗い
1/2000のシャッタースピードで少しくらい
1/4000で暗い
1/4000の速いシャッタースピードでだいぶ暗い

シャッタースピードを上げるとどうして暗くなるのかというと、
光を取り入れる時間が少なくなるので、その分暗くなるという理屈です。


AF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカスの切替)

Zenforn4Maxカメラproモード
AF/MF

AF(自動)で焦点を合わせるか、それともMF(手動)で焦点を合わせるかの切り替えです。

AFが上手くいかないときに、自分の撮りたいモノに焦点を合わして、ピンボケを防ぎます。

MFで遠くに焦点を合わせた例と、近くに焦点を合わせた例を見ます。

遠くに焦点
ダイヤルを山のマークに近づけると、
遠くに焦点が合います。
近くに焦点
ダイヤルをお花のマークに近づけると、
近くに焦点が合います。

それぞれ焦点を合わせた方は、くっきりと字が読めます。
合わせなかった方は、ぼやけて読めません。


他のメリットとしては、
あらかじめ撮りたいモノにフォーカスを合わせておくと、撮りたいタイミングですぐにシャッターが切れるので、気に入ったタイミングを逃しにくいです。



Reset(設定の消去)

Zenforn4Maxカメラproモード
Reset

カメラのアプリを終了しても、proモードの設定は保存されますが、ここでリセットができます。




フォーカス、ホワイトバランス、露出のロック

Zenfoneカメラのフォーカスロック
Zenfoneカメラのフォーカスロック

画面の基準にしたいところを長押しすると、そこに合ったAF(オートフォーカス)焦点と、AWB(ホワイトバランス)色み、AE(オートエクスポージャー)明るさが固定されます。

ただし、MFマニュアルフォーカスの時は、焦点は長押ししたところでロックされません。MFのダイヤルゲージでの調整のみです。


そして固定された基準点は、緑の円でターゲットが示され、ロックの文言と、太陽マークが表示されます。


便利な使い方として、 AFオートフォーカスで、焦点を合わせたいところ、例えば人の顔にロックでピントを合わせて、そのまま構図を考えて画面を左右にずらすことが可能です。



AFで長押しのフォーカスロックしないで画面をずらすと、その時の画面中央に写るもので、再び焦点を合わ直すので、先の顔の例だと、ブレてしまいます。

Zenfoneカメラのフォーカスロックでの明るさ調整

フォーカスロック時に表示される太陽マークを指で動かすことで、簡単に明るさの調整が可能になります。


測斜(水準器)

Zenforn4Maxカメラproモード
測斜

水平に撮ることができるので、すっきりと写真がきれいです。

左右の水平と、上下の水平を区別して知ることができます。

左右の水平は長い棒で表します。
水平のときは緑色です。
水平でないときは黄色になります。この時に水平は白で表示されます。

Zenforn4Maxカメラproモード
水準器斜め
左に斜めで水平でない。黄色い長い棒が水平
Zenforn4Maxカメラproモード
水準器の水平
左右と上下、ともに水平

上下の水平は短い棒で表します。
水平の時が緑色。
水平でないときは白になります。
傾くほど、緑(左右の水平でないときは白)の長い棒との開きが広がります。

Zenforn4Maxカメラproモード
水準器の上向き
上に斜めで水平でない。



ヒストグラム

Zenforn4Maxカメラproモード
ヒストグラム

ヒストグラムとは、カラーを白黒にして、白から黒が画面にどのくらいの量があるかをグラフで表したものです。

左に行くほど黒、右に行くほど白の色。
上に行くほど、そこでの色の量が多くなります。

画面に含まれる色に白(薄い色)が多ければ、右寄りのグラフになります。

Zenforn4Maxカメラproモード
ヒストグラム白寄り


画面に含まれる色に黒(濃い色)が多ければ、左寄りのグラフになります。

グラフの横と縦の分かりやすい例をもう一つ。
画像の中で、照明は一番明るい
→ グラフの横軸で棒の左右の位置が、一番右

画像の中で、照明の面積
→ グラフの縦軸で棒の長さ

ヒストグラムの解説


グラフの分布の仕方を見ると、
「白飛び」、「黒つぶれ」などというよくない状態が分かりやすいです。

白飛びとは、とても明るい野外で本来の色がなくなり、白くなってしまうことです。

黒つぶれとは、白飛びの逆で、暗い室内などで、本来の色がなくなって、黒くつぶれてしまうことです。



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写真が撮られた条件が確認できる

写真を撮ってそれを後からどんなシャッタースピードだったか、またホワイトバランスなど、日付と同様に後から確認できます。

「ギャラリー」のアプリから写真を開きます。

条件の詳細を開く

画面の左下から詳細を表示します。

条件の詳細その1
さらに下にスクロールできます。
条件の詳細2
「露出時間」はシャッタースピードのことです。

後から写真を撮った条件が振りかえられるので、条件を変えるとどのように写真の写りが変わるのか分かりやすいです。

なのでこの記録を生かして経験を積むことで、よりよい写真を撮るコツをつかんでいけます。

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まとめ

Zenfone4 MaxカメラはZenfone5の初期モデルと比べて、モードは減っています。

また調べてみると一眼レフカメラにある機能が、スマホでも体験できるようになっているので、いままでどこかで聞き覚えていた単語が実際に試して分かるようになるいい機会になりました。

今回ものすごく簡単に説明をしたので、興味のある方はぜひ単語で検索してみてください。

それぞれの項目が関係して複雑で本当は奥深いものです。
管理人もほとんど関係性はわかっていはいませんが、奥深いものだということは理解できました。




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