ずっと家にいても
健康に悪い
お散歩もいつもと同じだと飽きてきた
体にいいからお散歩させたいし、加えて何か楽しめないかな
こんな悩みを解決します。
ずっと家にいては体にいいわけありません。
先日眼医者にも日光を浴びると視力の低下を防げるといわれました。
手軽に体を動かす散歩に出かけましょう。
気分転換に30分でもいいのでちょっと出かけてみませんか。
子どもとお散歩するコースとおすすめ方法
はじめに
「子どもと」お散歩の魅力を分けて紹介していきます。
1.何はともあれ「おすすめお散歩コース」
子どもと行って楽しい道を紹介します。
2.ちょっと気になる「お散歩の効果」
分かっていそうで分からないお散歩の効果を3つ紹介します。
3.知って得する「子供とお散歩方法」
大人のお散歩と違って子どもなりのお散歩があります。
4.ただ歩くだけでない「お散歩の楽しみ方」
プラス「何か」でより楽しんじゃいましょう。
5.うっかりしない「お散歩の持ち物」
子どものお散歩に忘れちゃいけないモノです。
6.コロナ対策「お散歩でできる遊び」
人の集まる場所でなくてもできる遊びです。
それでは順に見ていきましょう。
1.おすすめ お散歩コース
お散歩は「歩いて楽しむ」のが目的です。
遠回りでも、ひたすら裏道へ入りましょう。
ジョギングや散歩する人が多く、コロナ感染リスクの高さからお勧めしません。
自転車の往来もあるので物理的な接触リスクもあります。
川沿いはいろいろな植物があって見ていて楽しいし、橋の名前も変わったものがあり面白いのですが、しばらくはやめておきましょう。
大通りではなく裏道へ
まず裏道の良いところは?
裏道の良い所はなんといっても
安心
ワクワク
お話ししやすさ
ですね。
▶安心
車や自転車が通ることも少なく静かなので、車が来ても音で分かりやすくスピードも遅いので、安心して歩けます。
せっかくコロナの3密を避けていても、交通事故にあったのでは元も子もないですから。
▶ワクワク
路地は先が見通せないことが多いので、何が出てくるのか、行き止まりなのか、どちらに道が折れるのか、ドキドキ、ワクワク感があります。
普段使う道で見かけるけれど、曲がったことのない道って必ずあります。
意外なところとつながっていたりする面白さ。
横道で行けるか行けないか、迷うときは子ども偵察隊の出番です。
私「偵察隊出動願います!」
ノリノリで探りに行って帰ってくるので、大人は楽ですし、子供は大人以上の運動になります。
得意げに報告して戻ってきたら
私「任務ご苦労様でした!」
と頭の前で警官風に手を構え、一緒に敬礼をします。
余談ですが、幼稚園の頃は知らない道は断固として拒否されたのですが、小学生に上がったら大丈夫になりました。
おそらく知らないことに興味より不安が勝っていたのですね。
▶お話がしやすい
静かで危険も少ないのでお話に集中できます。
車と自転車も通りが少ないのでうるさくなく、横に手をつないで歩けるとお話もしやすいのが良いですね。
ゆったりとした時間で、子供のペースで話に向き合えます。
歩きでなく自転車では、すぐ後ろにのせていても、近いようで声が伝わりにくく、意外と周りがうるさかったりもします。
自転車でも運転に気を使うので会話も途切れがちです。
次の大通りの項目でも触れますが、裏道は往来が少ないので、子どもを守りやすい分、大人はキチンとお話を聞けます。
一方の大通りの良くないところは?
こちらも3つ上げてみましょう。
危険
排ガス
面白くない
▶危険
コロナの感染リスクと、自転車などの接触リスクがあります。
大通りの車道は広くても、歩道は狭いことがあります。
すれ違う人と近いし、歩く人も多いのでコロナの面ではリスクがあります。
もちろん物理的な接触リスクもあります。
自転車も近くを通るだけで当たれば危ないですし、子供は前を意識するのが苦手なので、その度に注意を促して、こちらがヒヤヒヤします。
それにふざけて車道に倒れたりしたら死んでしまいますから。
▶自動車の排ガス良くない
排ガスを吸い込むリスクは長期的に喘息(ぜんそく)につながります。
大通りは交通量が多いですし、排気量の大きい大型車も通ります。
すぐにではないですが、普段から気をつけたいことです。
▶なんといっても面白くない
広々として先まで見通せるのが、単調でつまらなくしています。
大通りは効率的な移動を目的としているので、単調な直線が多く、つまらないですね。
細くていけなさそうな道
おすすめのお散歩コース1つめは裏道でした。
さらに進めて今度は「細くていけなさそうな道」の魅力を語りましょう。
大人が一人やっと通れるくらいの道で、子どもはとてもテンションが上がります。
事前に地図で整備されていない入りくねった道がある周辺は、細い道がある可能性が高いですね。
興味があっても大人一人で行くのが、人目にちょっと躊躇(ちゅうちょ)しそうな細い道も、子どもが先頭なら問題ありません。
「そんなところへ入っていって仕方ないな」という顔で、でも内心ワクワクしながらついていきましょう。
路地の住宅地
子どもとお散歩コースの魅力は、裏道、細い道、そして3番目は「住宅地」です。
路地の住宅地に出たらそこはパラダイスです。
家そのものの作り、庭、特に表札、ポストなど、形もそうですが、材質や、書体にこだわったものが多いです。
▶魅力のある古い家
ときどき出てくる古い家は見ていて楽しいです。
銅板を瓦の代わりに使っていたり、土壁だったり、蔵や木造家屋のつくりなど、この辺りは子供はあまり目もくれないのですが、大人が惹(ひ)かれます。
▶植物
変った形の実や、香りの植物に出会うと楽しいですね。
植物園かと思うくらいに所狭しと鉢植えがおいてある家ってありますよね。
こんなお家には見たこともない植物に出会うことも度々です。
今はスマホで植物の名前が分かる時代です。
植物の判別アプリもいくつかあり、カメラで撮って名前やその植物の情報が出てくるものです。
おすすめできるくらいに調べ切れていないので、もし詳しい方がいらしたらぜひとも教えてください。
2.お散歩の効果
どんなコースがいいのか分かったところで、今度はお散歩の効果についてみていましょう。
色々な効果がありますが、3つに絞って紹介します。
気分転換になる
過度なストレスは万病の元です。
気分の問題ですがバカにできません。
・宿題で行き詰っている時
・コロナで外出規制されていて人の集まるところに行けない不満
・じめじめした雨続き
こういった詰まった思いを散歩で発散させましょう。
特に男の子兄弟は激しくケンカが始まりますから、発散させないとダメですね。
散歩程度でも体を動かしていると不思議とケンカが収まります。
運動で「ほがらか」になる
運動全般ですが、抗うつ効果のある神経伝達物質のセロトニンが作られて、脳に届くと精神が落ちつきます。
気分転換にもつながる科学的な根拠があるのですね。
”プラス「10」分のウォーキングから始めるストレス対策”
文部科学省/スポーツ庁資料より
ビタミンDが形成される
日光で紫外線でビタンミンDが作らて、免疫力を強くします。
免疫力を上げてコロナ対策にいいですね。
ただし過度な紫外線は逆効果なので注意が必要です。
”免疫機能を維持するために必要なビタミンDを摂取する方法【日光浴・食事】”
NHK資料より
3.お散歩のおすすめ方法
目的地を決めずに方角だけ
目的地を決めずにお散歩に出かけます。
なので思い立ったらすぐに出発できるメリットがあります。
目的地がないのですから、気になる方向に進めばいいのです。
子供の行かせたい方向に行かせましょう。
こんな時に道を決める楽しい方法は2つ
▶棒倒し
拾った棒の倒れた方向に行きます。
はじめはいいのですが、だんだんと意図的な倒し方をするので、あくまで楽しみとしてですね。
▶じゃんけん道選択
子供と親、子供同士でもOKです。
道を歩いていて、道が分かれたときに行きたければ、じゃんけんタイムです。
帰宅時間も決めない
子どもと散歩のおすすめ方法の2つ目は、「帰宅時間を決めない」こと。
時間に余裕があれば帰宅時間を決めないで行くとせかさないですむメリットがあります。
そうはいっても食事の支度があったり、洗濯物を取り込んだりと時間までに帰る必要はありますよね。
その分早く出発するか、先の目的地も決めないで行けば、帰宅予定の時間の半分過ぎたら帰り道にすぐ切り替えができます。
できれば帰り道は、来た道と違うのが楽しいですね。
イライラしないで子供のペースに合わせられる散歩をぜひ楽しんでください。
Googleマップの徒歩案内
歩く少し前で「右へ曲がります」などと案内してくれるので、こちらは歩きを楽しむことに集中できます。
行く場所が決まって初めての場所であれば、目的地まで音声で案内してくれるGoogleマップのナビ機能がおすすめです。
Googleの徒歩案内は右や左の他に、方角も言うので、方位磁針があるとスマホを手にしていない人も分かりやすいです。
音声はスピーカー最大にして、胸ポケットにでも入れられれば、歩きながらみんなで音声案内が聞けます。
もしスマホにアウトドアモードがあれば出力が最大になるのでより聞き取りやすいですね。
4.お散歩の楽しみ方
いくつか子ども散歩しながら楽しめるものを紹介します。
ケモノ数え
猫、犬、などを見かけるたびに数えていきます。
「ケモノはっけーん!」
ケモノ1、ケモノ2、ケモノ3という具合です。
今日はケモノ32まで行ったねとか。
明日はケモノ40まで行くかな?とかいう具合です。
鳥は数えにくいので、数にれるかどうかはお好みで
ノビル探し
ノビルという食べられる野草を道路や川沿いなどで探して摘みます。
香りはニラとネジの間のようでエシャロットやアサツキのような味がして、味噌をつけるとご飯の一品にもなりますし、酒のつまみにもとても良いです。
茎の太いのが下処理が少なくて良いので、より大きいのを探して見つける楽しみと、なかなか抜けにくい時もあるので、うまく抜けたときの達成感も味わえます。
お散歩しながら、食材も得られて一石二鳥です。
ノビルの魅力は別記事にしているので、ご存じでない方はぜひご覧ください。
表札の漢字読みクイズ
表札の漢字を「なんて読むのかクイズ」です。
まだ漢字をよく知らない幼稚園から小学生低学年なら、漢字に興味があるので、読みの練習になります。
この間は「金子」を「きんこ」と読んで場を和(なご)ませていました。
人名は普段の漢字の読みと違って、大人も読めない難読なものもタマにあり、親子でうなってしまうこともあります。
最近はローマ字表記の表札も多いので、まだローマ字が読めないわが子はスルーですが、興味を持つ子なら覚えてもらういい機会になりそうです。
先日見つけた表札は「三田」
私「あれはサンタさんのおうち」
子「えっ?」
私「サンタさんへの手紙書いたでしょ、毎年ここの郵便受けに入れに来るんだよ」
子のけげんそうな顔。
子供のいつもと違う表情を楽しみましょう。
方位磁針と地図
方位磁針の磁石で方角が分かるのも、太陽の傾きが時間で変わるのも、パラボラアンテナがすべて南西に向いているのも理科の勉強になります。
小学生の低学年だとなかなか地図も読みこなせないので、任せっきりにはできないのですが、みんなを引っ張っていこうとするので、これもまた良いのかと思います。
時には地図を印刷し、事前に行きたいところを話し合いながらルートを決めます。
ルートに色を付けて、その通りに行きましょう。
スマホで簡単に分かってしまいますが、ここはあえて使わずです。
方位磁針は首から下げられる輪が付いているのがおすすめです。
これならなくしません。
今使っているのはカバーが付いているので、落としたり、モノに当てても割れない安心感があるのがいいです。
子どもは落とすし、大事に使うとかできないですから。
しかも閉じていても4方に窓が開いているので、ほとんど閉じたままでも使えるのが便利です。
方位磁針を首から下げる「ネックストラップ」は上のような「一定の負荷がかかると外れるタイプ」が安心です。
万が一何かに引っ掛かって巻き込まれても大丈夫ですから。
お話し戻って地図はパソコンがあればGoogleマップを印刷して持ち出せば手軽です。
マップ左上の印刷からタイトルをつけて印刷できます。
詳細設定で横向きにするのを忘れなく。
その他のお散歩の楽しみ方
▶探検隊長
別に紹介した地図や方位磁針を「隊長」に持たせると気分が上がります。
双眼鏡もいいのですが、これはレンズがあるので、子供には落としてキズつけたり、割ったりする恐れがあるので少し不安ですね。
▶自販機探し
飲みたい飲みものを探して自販機を渡り歩きます。
自販機が宝探しのようになっていきます。
一度すると自販機の前で必ず立ち止まってせがまれるのがデメリットです。
缶でふたの閉められないのは一度に飲まなくてはいけないので、お勧めできません。
なのでペットボトルタイプがおすすめですね。
▶ゲリラ豪雨
夏の暑い時のゲリラ豪雨の中を散歩に出かけます。
サンダル履きで膝上のパンツをはいて出かけましょう。
傘でもカッパでも。
スマホで雨雲レーダーを使い、赤くなるほどの雨量の時がねらい目。
雷レーダーもあるので、雷は鳴らない時がいいですね。
アプリは無料のYahoo!天気を使っています。
アンドロイド、iphone
雨が地面にたたきつけられて、一面が水しぶきで白くなり、声もかき消されるほど。
坂を流れる雨水は滝のよう。
水たまりができて、車が通ると高く水が跳ね上がり、
低いところからは水が湧き出ます。
見慣れた風景が一転、子供の興味ぐいっと引きこみ、テンションが高まります。
夏なのでぬれても寒くありませんが、帰ったらお風呂へ直行ですね。
▶タンポポ綿毛飛ばし
定番ですが、まだ飛んでいない完全な球のタンポポの綿毛を探して歩きます。
単品でもいいですし、まとめて一気に吹くのも面白いですね。
シャボン玉は子供は器用でないので歩きながらできないし、手がビタビタになるのと、こぼしたり、飛んだ玉が人に向かったりするのでお勧めしません。
まだ幼いと吹く力も弱いので、完全に飛ばせなくて最後の残りを親が吹いていたときもありましたが、最近は蹴り飛ばすのを覚えたので、ちょっと残念です。
5.お散歩の持ち物
分かるけれどウッカリ忘れちゃいけない、持ち物のチェックリストをまとめましょう。
▶マスク
▶除菌スプレー
▶ウェットティッシュ
▶飲み物
▶おやつ/飲み物
ビニール袋に入れておけば、食べ終わった子袋などのゴミ箱になります。
▶手ぬぐい
タオルより薄くてすぐに乾くので便利です。
リュックに使った手ぬぐいをぶら下げておけばすぐに乾きますし、濡らして首筋に巻けば体温も下がります。
▶上着
気温の変化を事前に把握しておきます。
4月くらいは日が落ちると急に寒くなるので注意ですね。
暑いと脱げますが、ないと着られません。
▶帽子
強風で飛ばされないようにひも付きが定番です。
首の後ろを日焼けしないように、垂れているものも増えてきていますね。
▶ランニングシューズ
はじめは合皮の靴でお散歩していたのですが、軽くて足に馴染むランニングシューズが疲れにくくて良いですね。
▶双眼鏡
高低差があれば、「見えないもの」が見えてきて楽しいです。
強風で飛ばされないようにひも付きが定番です。
首の後ろを日焼けしないように、垂れているものも増えてきていますね。
▶ランニングシューズ
はじめは合皮の靴でお散歩していたのですが、軽くて足に馴染むランニングシューズが疲れにくくて良いですね。
▶双眼鏡
高低差があれば、「見えないもの」が見えてきて楽しいです。
6.散歩先でできる遊び
日本スポーツ協会が幼児小学生向けに、少人数でできる遊びを紹介しています。
昔ながらの遊びから聞いたことのないのまで36種もあるので、興味のありそうなものを一緒にできそうですね。
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