マキタの掃除機のライトが消えなくなっていた。
特に困ることはないのだけれど、
暗くなっても光っているし、多少なりともバッテリーを消耗するので気になります。
なんので少し手を加えて消えるようにしました。
それほど難しい作業ではなかったのでぜひお試しください。
マキタの掃除機のつきっぱなしLEDを消す方法
はじめに
マキタの掃除機はLEDライトが付いていて、すごく便利なのですが、何年か使っていてライトが付きっぱなしで消えなくなってしまいました。
使用しているのはトリガータイプで、これはスイッチを押しているときだけONになり、吸い込みとライトが付くタイプ。
18Vでカプセル式、言い換えると紙パック式ではなく、中をあけてガサッとごみを出すタイプです。
型番は
CL180FDR 充電池と充電器付き
CL180FDZW 本体のみ
ライトが消えないといっても、スイッチを指でつまんで押し下げるとライトが消えるのが分かりました。
これで機械的に悪くなっていることがわかります。
機械的な不具合は、見てその悪いところが比較的かんたんに判断ができるので、直せる勝算を見込んで分解してみます。
1.まずは分解
先端部分とゴミ受けの部分やフィルターを外して、本体のビスを7本外します。
ビスの周りが狭いので、通常のドライバーのビットだとビスの周りのプラスチックをこすって外しづらいです。
こんな時は細身タイプを使うと、ビットでビスの周りのプラスチックをこすらなく外しやすいです。
ビスは7本外します。
長さは同じなので問題ありません。
時として同じ表面でも外したビスの長さが違う場合があるので、外した時に注意が必要です。
問題となるのが赤く囲った黒いスイッチの部分です。
LEDライトの仕組みは通常と逆で、ボタンを離すと点くタイプです。
下の画像で仕組みを解説します。
1.黒いスイッチを放すと、
2.その先端が右に動いて、
3.ライトのスイッチを押してライトが消えます。
逆に黒いスイッチを押すと、その先端がライトのスイッチを放してライトが点きます。
しかしながらゴミ吸うのを止めて、黒いスイッチを放してもライトが消えません。
LEDなので電気代は気になりませんが、充電池を消耗するので充電する手間がその分増えるのでこの点が気になります。
3.原因を探る
仕組みが分かったので、原因を推測します。
LEDライトが消えないのは3.のところの、ライトのスイッチを押しきれていないのでは?
確かめてみるためにこのパーツを外してみると、こすれて摩耗した跡が見えました。
4.直す
そこで擦れて減ったパーツの部分をもとに戻す必要があります。
そんな時に役立つのがグルーガン、またの名をホットボンド。
安物でダイソー製です。
買った当時は100円でしたが、今は200円くらいするかもしれません。
接着剤の役割のグルー(正式にはグルーステック)も10ほどのセットで100円で買えます。
色は何でもいいのですが、今回は透明のグルーを使ってすり減った分だけ盛ってやりました。
盛り具合はカンです。
黒いスイッチをはめて、押してライトが付き、放して消えるのを確かめます。
5.復旧
最後に復旧しておしまいです。
外した半身をはめるときに、忘れずにストラップを挟むようにしましょう。
直して数カ月経ちますが結果良好です。
所感
今回の修理はとても簡単で、道具もそれほど必要とせず、ビスを外すのも手回しドライバーでも大丈夫です。
必要なのはホットボンドくらいなので、同じ症状の人は試してみてください。
お勧めの記事
使っているとだんだんと吸引力がおちてくるので、回復させましょう。
クロス壁の画鋲の跡が簡単に消えたので記録に残しておきました。
電動ドライバーを持ってみませんか。できることが広がります。
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