以前買ったイケアのおしゃれなスポットライトの電球が切れてしまった。
また買って家で付けてみたけれど、思った以上に暗い。
形は気に入っているのだけれど、もっと明るくならないのだろうか?
できればもっと白っぽい色があればより明るく感じるのに。
こんな悩みを解決します!
イケアのスポットライトの電球をより明るいLED電球に交換する
はじめに
これから以下の流れで説明してきます。
1.電球の種類を知る
イケアのスポットライトの電球を交換ためには、電球の種類を知る必要があります。
2.照明の最大消費電力を知る
電球の種類が分かったら、どのくらい明るい電球に交換できるのかの条件(最大消費電力)を把握します。
3.照明と電球の具体例
具体例を挙げて、条件に合った電球を紹介していきます。
最後に電球の外し方を紹介します。
スポットライトの電球の種類を知る
イケアで使う電球の種類は2つありGU10とGU5.3です。
どちらも口金(くちがね)といって電球の電気をもらう金属部分の形で主に区別できます。
ほかの形の販売終了の電球は?
イケアの電球交換で別記事にまとめてあるので、こちらで見つかるはずです。
GU10の特徴は、ピンの先が太くなって、くびれがあることです。
GU5.3の特徴は、ピンの幅が5.3mmと電球の直径が50mmの2つで確認します。
ピン幅が同じ5.3mmで電球の直径が35mmのものがありますが、これは別物です。
GU5.3はGU5.3 MR16と表記している場合もあります。
※これとは別に日本で一般的なE26の電球を使っているスポットライトもあります。
この場合はレフタイプのE26で選ぶのが良いでしょう。
電球の消費電力で分けるスポットライトの種別
次のように2つに分けて説明します。
1.LED電球も使えるスポットライト
まだLED電球がなかった時、もしくはその時からずっと仕様変更せずに売られているスポットライトで、電球の消費電力が大きいハロゲンを想定して作られていたもの
2. LED電球しか使えないスポットライト
LED電球が普及してから作られた、LEDの低電力が前提のもの
1.のように消費電力の多いハロゲン電球に対応する照明は、ハロゲン電球と、消費電力の少ないLED電球も使うことができますが、逆に2.のように少ない消費電力のLED電球だけ想定して作られた照明は、ハロゲン電球や、より明るいLED電球が、想定を超えるので使えません。
電球は光るのに電気を使い、より明るく光るには、より多くの電気を使います。
どこまで多くの電気を使う電球に、照明本体が耐えるかの上限を、最大消費電力といいます。
また明るさの単位は現在lm(ルーメン)を使い、数字が大きいほど明るくなります。
今までの単位だと、白熱電球60Wの明るさで、約810lm(ルーメン)です。
この最大消費電力と、ルーメンはこの後も出てくるのでしっかり覚えておいてください。
ハロゲンのGU10電球の明るさ
現在はもうイケアではハロゲンの発熱するGU10電球は売っていないのですが、当時実家で使っていたハロゲン電球が残っていました。
試すと明るさは今のLEDのGU10だと、200lmよりは明るく、400lmよりは暗い。
機械で測ったわけではないのですが、おおよそ350lmくらいの明るさです。
買い替える時の明るさの参考にしてください。
最大消費電力を知るには?
最大消費電力は電球を付けるシェード内や、シーリングバー、天井のソケットを隠すカップの中のどこかに記載があるので、必ず確認します。
GU10電球を使うスポットライトの例
GU10とGU5.3それぞれにより明るく、青白い昼光色と、電球色の2つづつ紹介していきます。
電球は複数での販売が多いのですが、余りは予備として持っておけば、切れたときに、同じ明るさと色がそろって安心です。
GU10でハロゲン電球当時(から)のスポットライト
トロスTROSSは100Vで、最大消費電力は35Wです。
こちらは現在も販売中の、大変手軽なお値段のスポットライトです。
GU10で1灯あたり最大消費電力が35Wになります
こちらはイケアの販売している色と、明るさが同じですが、6個セットなので、お値段はかなり安くなっています。
LED電球 GU10口金 6W 60W相当 650LM 昼光色 スポットライト 6個セットこちらはイケアの販売している明るさは同じですが、色がイケアは電球色しかなく、昼光色の青白い色がさわやかでお勧めです。お値段も6個セットなので大変お得です。
GU10でLED電球のみ対応のスポットライト
例えばクヌートボーKNUTBOがWebで人気です。
こちらは別記事にまとめたので、下記をご覧ください。
GU5.3電球を使うスポットライトの例
GU5.3でハロゲン電球当時のスポットライト
ベルイルBERYELLは12Vで、最大消費電力は35Wです。
こちらは販売終了商品で、当時は35Wのハロゲン電球が使われていました。
現在はハロゲン電球の販売がなく、LED電球になり、イケアで扱う電球は200lmのみでしたが、現在はGU5.3は全く販売していないようです。
またAmazonではより明るい電球が求められます
こちらは当時の35Wハロゲンを400lmとして換算すると、約1.5倍の明るさです。色も電球色でほぼ同じです。
こちらは、青白い色で、明るさは約1.5倍の明るさです。
GU5.3でLED電球のみ対応のスポットライト
イッゲルボーIGGELBOは12Vで、最大消費電力は3.5Wです。
イケアではGU5.3電球は1つしか販売がなかったようです。
その時は3.5Wの明るさ200lm(ルーメン)です。
こちらもAmazonで今のより少し明るい電球の扱いがあります。
これはイケアのとほぼ同じ電球色です。
こちらはイケアのと比べて、色がスッキリと青白く、明るさは約2倍です。
GU5.3の3.5W以下はお早めに。
以前はもう少し明るいのがあったのですが、残念ながらなくなってしまいました。
消費電力の上限が厳しいためか、もうこれしか条件的に選択肢がないので、なくなる前に購入しておきましょう。
スポットライト電球の外し方
イケアの電球のGU10と、GU5.3は一般的なくるくると回して外すタイプではありません。
どうするかというと、
GU10は左に約30度回すと外れ、GU5.3は真下にまっすぐ引き抜きくと外れます。
また電球に手がかけづらいことが多いので、スポットライトに付属していた吸盤を使って、電球を外します。
もしなくしてしまった場合には、GU5.3の電球直径50mmの真下に抜くタイプなら細いマイナスドライバーで少しずつ引き抜きます。
GU10の回転するタイプなら、ゴム手袋をはめて指の腹で回すか、別途吸盤を購入しましょう。
試せてないのですが、参考に使えそうな吸盤をあげておきます。
コメント
はじめまして。この記事を読んで、1ヶ月くらいモヤモヤ分からず悩んでいたことが解決して本当に助かったので、お礼をしたくコメントしました。
IKEA以外で、対応する電球や電球の付け方、外し方。探していた情報はまさにこれ!でした。本当にありがとうございました。
kimiさん
こんばんは。
お礼のお言葉ありがとうございます。
このブログをしていてお役に立てられたこと、そのお返事を頂いて大変うれしく思います。
Haruki