
以前に買ったイケアの照明の電球が切れてしまった

電球のことはよくわからないし、
この電球と同じものはまだイケアで売っているのかな

自宅の照明はイケアでないけれど、イケアの電球が使えるかしら?

電球を買いに行くには、何を用意すればいいの?
こんな疑問に答えます。
もう電球で戸惑い、迷いません。
イケアの電球の種類、選び方
はじめに
よく話題になる疑問にいくつか答えます。
その後に具体的な選び方の説明をしていきますね。
イケアの照明の電球はイケアで買わなくてもOK
条件が合えばどこで買っても大丈夫です。
これから紹介する条件がいくつかあるので、絶対に守る条件としてまとめました。
最低限これだけ守れば楽天でも、AmazonでもコンビニでもOKです。
切れた電球をお店に持っていくときは
切れた電球を持っていきがちですが、照明に電球が2個以上あれば、切れていない電球を持っていきましょう。
理由は明るさと色が分かるからです。
実際の明るさと色で、お店のものと比較して近いものを選ぶことができます。
切れた電球に明るさと色の情報があればいいのですが、なければ切れている場合に知ることができないからです。
今使っている電球よりも、もっと明るい電球が欲しい場合
電球だけではなく照明に書いてある「最大消費電力」を調べていきましょう。
イケアは「MAX ○○W」と傘の内側や、スタンドの下にシールが貼ってそこに書いてあります。
良く分からない場合は字の書いてある場所をすべて写真を撮っていくとよいでしょう。
電球が取れないけれど
イケアには電球が交換できない照明もあります。
この場合は照明ごと捨てて、買い替えしかありません。
もしくは電球がうまく外れないだけなのかもしれません。
電球を抜く方法が照明によって異なります。
長年使っていて摩擦で取りづらくなっているのか、それとも取れないはずのを取ろうとしているのか分からない場合もあるかと思います。
こんな場合はこちらの記事の「3.電球の外し方」が参考になります。

イケアでない照明で、イケアの電球は使えるの?
もちろんイケア以外の照明で、イケアの電球は使えます。
しかし今回の記事で紹介しない注意点が増えるので、こちら記事を合わせて把握が必要です。

電球の選び方の流れ

おおまかに記事の内容を説明します。
1.絶対に守る条件とは?
これだけは最低限守ってください。
はまらないどころか、直ぐに電球が切れたり、照明や天井をこがしたり、最悪火事になります。
2. キレイに見える条件とは?
面倒であれば気にしなくていい条件ですが、違いを知って選べばより照明がステキになります。
3.イケアの電球を選ぶときのパッケージの見方
イケアに買いに行って、分かりにくい電球の箱のどこを見ればいいのかをお伝えします。
本当にイケアってどの商品も分かりづらいですよね。
4.スマート電球トロードフリ
いままでの電球と異なり、電球が直接リモコンの信号を受けて調光、調色、ON/OFFするものです。
5.販売終了だった場合の代替
残念ながら販売終了だった場合の代替を紹介します。
それでは詳細に見ていきましょう。
1.絶対に守る条件を知る

ここは面倒でも必ず押さえなくてはいけないポイントです。
外した電球の代わりを探すとき必要なことです。
そいうはいっても4つしかないので簡単です。
最大消費電力
密閉器具対応
調光対応
これだけです。
4つの条件を理解したうえで、イケアで新たに照明を買うときに箱の電球選びの条件表示が分かりづらいので、これを説明します。
それがこの項目です。
順に見ていきましょう。
口金(くちがね)

口金とは電球のねじこむ部分の種類のことです。
これが合っていないとはまりません。
まずは外した電球の口金が何かを理解します。
日本で一般的なのはE26やE17ですね。
これはねじこみの直径が26mm、17mmのことです。
イケアで取り扱っている口金の種類を詳しく見ていきましょう。
※もし外した電球が下の紹介する電球になければ、販売終了の電球の項目を見てください。

E26
日本で一番一般的な電球で、100円ショップやコンビニでも取り扱いのある口金サイズです。

E17
E26に次いで一般的なサイズです。ミニクリプトン電球の口金のサイズです。

GU10
スポットライトによく使われる電球です。
こちらもイケア以外で使われるのを見たことがありません。

GX53
電球の高さを出したくない照明器具に使われます。
東芝などもこの口金の電球を販売しています。
その他一般的に使われる例としては、
常夜灯のサイズ…E12
ダクトレールのスポットライト…E11
これらは残念ながらイケアにはありません。
使いたい電球と、照明器具の口金が違う場合は、「口金変換アダプタ」を使うことで解決できます。
各種双方向で取り揃えがありますが、下に一例をあげます。
最大消費電力
どこまで明るい電球が使えるかの条件です。
明るい電球はより使う電気が多くなります。
つまり「どれだけ電気を使えるか=明るくなるか」です。

イケアでは照明のどこかに銀色のシールが貼ってあり、そこに例えば「MAX 13W」とか「MAX 60W」などと書いてあります。
例の場合は最大消費電力が13W、60Wまでの明るい電球が使えるということです。
複数の電球があれば、電球1つあたり13W、60Wです。
電球の合計ではありません。
シェードがあればシェードの中、コードの元、天井に張り付くシーリング照明はシェードを外して中を確認してみます。
密閉器具対応
浴室や洗面、外玄関など、照明のシェードがパッキンでしっかりと覆われている照明は、耐熱性のある「密閉器具対応」の電球を使います。
なぜかというとLED電球は熱に弱いからです。
これは発熱しにくいのとは別です。
密閉された照明器具は熱が逃げにくいので、熱に強い密閉器具対応のLED電球が必要になります。
そうでないと直ぐにきれてしまいます。
またスポットライトなどでも熱が逃げにくいので、密閉器具対応がお勧めです。
でももっと言うとより耐熱性能が高い「断熱材施工対応」電球がより長持ちするのでよりお勧めです。
詳しい理由は別にまとめてあります。

そして天井がくぼんでいるダウンライトには残念ながらイケアの電球は使えません。
ついても早切れして、最悪の場合天井を焦がします。
イケア以外で「断熱材施工対応」の電球を使います。
調光対応
明るさが変えられるダイヤルやつまみが付いた照明や壁には、調光対応の電球が必要です。
紛らわしいのですがリモコンで調光できる、スマート照明がイケアで出てきました。
この場合はスマート照明「TRADFRIトロードフリ」の名前がついた電球しか対応しません。
リモコンが直接、トロードフリ電球に調光信号を送るためです。
またトロードフリ電球は調光する照明や壁には使えません。
外した電球を買い替えるまとめ
条件は以下の通りでした。
口金
最大消費電力
密閉器具対応
調光対応
口金は電球の形から判断、
最大消費電力は表示のシールから判断、
密閉器具対応は照明の形と設置場所から判断、
調光対応は照明の形や壁スイッチから判断します。
できればせっかくイケアでおしゃれな照明を買ったのであれば、次のキレイに見える条件も踏まえて電球を買いそろえてほしいのですが、急ぎであればここまでで判断しても大丈夫です。
イケアで照明を買うときに必要な電球は?

すでに持っている照明の電球が切れた場合は飛ばしてください。
補足で新たに照明から買う場合の電球の条件の見方です。
電球はイケアの照明で、ほぼ別売りです。
日本語で書いていないので分かりにくいですね。
上の写真で「ARSTID」という字が商品名で、
その下の「Incl.」が含まれているもの。
さらにその下の「Excl.」が含まれていないものです。
電球が別売りと分かったところで、電球を選ぶ時の必須条件は先のように4つでした。
口金
最大消費電力
密閉器具対応
調光対応
このうち口金と、最大消費電力が箱に書いてあります。
密閉器具対応と調光機能対応の条件は、商品の形や、商品のラベルに記載されているので、ここで判断します。

上から順に見ていきます。
「Excl.」
含まれていないもの
「600lm」
lmはルーメンと読み、明るさの単位です。
しかしこれはおすすめの明るさであって、条件ではありません。
「E26」
口金ですね。
「1X」
使う電球の数です。
なぜか×が数字の後です。
「MAX.」
最大消費電力です。
イケアのおすすめの電球は暗めです。
もっと明るいのを付けたい時、どこまで明るい電球が使えるかというと、その下の「Max.」の13W(ワット)に着目します。
なるべく最大消費電力いっぱいの13Wの電球をつければいいのです。
1Wあたりの明るさは、約100倍すると、明るさのルーメン数が求められます。
つまり13Wx100倍=1300ルーメン
ではどのくらいの明るさが必要なのかは、別に説明していきますね。
2.キレイに見える条件を知る

今度のキレイに見える条件は、「できれば」考えましょうという条件です。
先の絶対に守らなければいけないものではないのですが、せっかくなのできれいに見せたいですよね。
条件は3つ
色
シリカとクリア
そんなに多くないですよね。
それではこちらも順に見ていきましょう。
明るさ
明るさはどのくらい必要なのでしょうか?
必要な明るさは次のように分かります。
1.基準ではどのくらいの明るさが必要か?
2.電球1つ当たりに求める明るさは?
3.最大消費電力を守っているか?
これを考える前にちょっと言葉を3つ紹介します。
そして本題に行きましょう。
W(ワット)と
lm(ルーメン)と
W(ワット)相当の違いは?
明るさはどのように表しますか?
W(ワット)ですか。
残念ながら違います。
明るさは「lm(ルーメン)」です。
もちろん白熱灯しかなかった時は「消費電力=明るさ」でした。
いまは蛍光電球やLEDの消費電力は約1/8なので、「消費電力≠明るさ」になってしまいました。
けれどもルーメンって言ってもピンとこないですよね。
でも大丈夫。
「W(ワット)相当」という呼び名もあります。
「W相当」とは従来の白熱電球の呼び名を使った明るさです。
キチンと書くと「(従来の白熱電球で60)W相当の明るさ」ですね。
そしてWは消費電力の単位として残りました。
実際に使う電気の量です。
イケアの電球は両方の表記があるので安心ですが、言葉が足りないことが多いので分かりづらいですね。
参考までに「W形」というのがあります。
たとえば、60W形であれば本来は60Wの明るさの電球だけれど、2W分が省エネされて実際の消費電力が58Wということです。
ただこれは白熱電球や、蛍光灯で使われますが、現在主流のLEDでは使われない表現なので忘れてくださって大丈夫です。
どのくらいの明るさが必要か
使える明るさの上限は最大消費電力で決まるのですが、一方でどこまでの明るさが部屋で必要なのかは別の考え方です。
1.基準ではどのくらいの明るさが必要か
私が明るいといっても、だれかは暗いという。
なので明るさのモノサシが必要ですね。
JLMA日本照明工業会の基準によれば、部屋の大きさにより必要な明るさが変わります。
ペンダントライトとシーリングライトで少し異なりますが、平均して、かつ分かりやすく区切りをよくすると以下のようになります。
畳数 | 明るさlm(ルーメン) |
4.5畳 | 2500lm |
6畳 | 3000lm |
8畳 | 3500lm |
10畳 | 4500lm |
12畳 | 5000lm |
14畳 | 5500lm |
2.電球1つ当たりに求める明るさは?
そして必要な明るさが分かったところで、今度は目的の明るさを使う電球で割り算していきます。
例えば上の表によると、6畳は3000lmなので、電球が3灯付く照明ならば、1灯1000lmを3つ付けて合計3000lmにできます。
3.照明器具の最大消費電力を守っているか?
この時に最大消費電力も必ず守ります。
イケア最大消費電力の表記は電球1灯あたりです。
もう一度まとめると次のようになります。
1.基準ではどのくらいの明るさが必要か?
2.電球1つ当たりに求める明るさは?
3.照明器具の最大消費電力を守っているか?
しかしながら目的の明るさに到達できない場合も多いです。
特に電球が1つしかつかない場合や最大消費電力が低いなどの場合は別の手段が必要です。
以下の記事が参考になります

色

明るさはケルビンという単位で表されます。
数字の少ないほど赤に近づき、大きくなるにしたがって白からさらに青に近づいていきます。
イケアの電球の取り扱いは主に電球色になりますが、昼光色もいくらかあります。
電球色はくつろぎの色で、リビングでの食事や読書、寝室などが良いでしょう。
昼光色ははっきりとするので、お仕事や、計算などに向きます。
照明に複数の電球を使っている、スポットライトのような場合の電球交換の際には、明るさもそうですが、色も合わせて交換しないと、明るさ以上に違和感を感じてしまうので注意です。
シリカとクリア

電球の光るカバーの部分の違いです。
白っぽいのがシリカ
透明なのがクリア
※イケアではシリカのことをオパールホワイトといいますが、イケア以外では使いませんので、以下シリカとします。
なぜ違いがあるのかというと、電球を覆うシェードによって使い分けるときれいになるからです。
光が拡散するので、電球の全面が覆われているような照明はこちらがきれいに光が広がります。
光が直線に広がるので、網のや、スリット(隙間)の開いたシェードは、光と影が天井や壁にクッキリとすてきな模様を映し出します。
形
シャンデリア 一般電球
シャンデリアの場合はシャンデリア型が一般電球型よりきれいですね。
さらにきらめくクリアタイプの電球がおすすめでです。
また照明のシェードが長い場合には、シャンデリアタイプが電球が長いので、シャンデリアのシリカがおすすめです。
そのほかは電球が見える場合に一般電球とボール型はお好みで決めて大丈夫です。
外した電球を買い替えるキレイな電球のまとめ
キレイに見える条件は以下の3つでした。
明るさ
色
シリカとクリア
これに加えて絶対に守る先の条件で選べば大丈夫です。
口金
最大消費電力
密閉器具対応
調光対応
口金は電球の形から判断、
最大消費電力は表示のシールから判断、
密閉器具対応は照明の形と設置場所から判断、
調光対応は照明の形や壁スイッチから判断します。
3.具体的な電球の選び方

電球のパッケージにはたくさんの情報があり、一目見ただけでは何が何だか分かりません。
特にイケアの電球は、家具の組み立て説明書のように、言葉が足りないので、普段照明にかかわらない人は難しくできています。
この項目では、
電球の箱(容器)情報の見方と、
電球の名前の違いを説明していきます。
それではまずは箱の見方からです。
選ぶときの箱の見方
イケアに買いに行って、分かりにくい電球の箱のどこを見ればいいのかをお伝えします。
電球のパッケージは紙箱と、プラ容器の2種類の取り扱いがあります。
電球選びには必要な情報がたくさんありますが、言葉が不足していて分かりにくいですね。
まずはプラ容器の電球パッケージから見ていきましょう。
プラ容器の電球の名前はレーダレLEDAREが多いです。

上記の電球を解説します。
・明るさは600lm(ルーメン)
・白熱電球で換算の明るさ
従来の白熱電球では48Wの明るさと、このLED電球の明るさが一緒ということです。
・消費電力は7W
これが照明器具の最大消費電力より小さくなくてはいけません。
・調光器に対応する
調光機能が照明器具にある場合、もしくは照明器具の電源コードプラグと、壁などのコンセント差込の間に調光装置を入れれば、電球が対応します。
紛らわしいのですが、後述するスマート電球のトロードフリリモコンは使えません。
・光の色
単位はケルビンKelvinで、数字が低いほど黄色く、高いほど白から青くなります。
・寿命は25,000時間
計算上は1日9時間使って約7年ですが、どこで買ってもLED電球の寿命は当たり外れがありますね。
・口金
この場合はE26
もう1つ、今度は紙箱の電球パッケージを見てみましょう。

今度は紙箱の電球を見てみます。
記載の配置は違いますが、内容の項目は一緒です。
電球の名前の違い LEDARE?RYET?
電球にも名前がついていて特徴があります。
LEDAREレーダレ
RYETリーエト
LUNNOMルッノム
TRADFRIトロードフリ
他にもありますが、この4つが代表的です。
順に見ていきましょう。
▶LEDAREレーダレ
代表的な電球シリーズで、RYETリーエトと比べて優れた点が多いです。
長持ち、光がきれいに見える、調光対応などです。
LEDAREの電球に「調光対応」と書いてあります。
勘違いしそうですが、これは照明器具か、照明と電源のどこかに「調光装置」があれば、LEDARE電球が対応しますという意味です。
なのでTRADFRIトロードフリシリーズのリモコンでは動きません。
詳しくはこちらの記事が分かりやすいです。
▶RYETリーエト
LEDAREレーダレと比べて、性能を落としてその分、お求め安くなっています。
また2個入りが多いです。
LEDAREレーダレの反対なので、早切れ、光がほどほどに、調光対応しません。
▶LUNNOMルッノム
おしゃれなクリア電球シリーズです。
照明業界で流行りのエジソン初期の電球に似せたフィラメントのように見せているLED電球シリーズです。
※他のシリーズもすべてLED電球です。
現在LED以外の電球はイケアで販売していません。
明るさを抑えて、電球のみで使ってもおしゃれに見えるものが多いです。
▶TRADFRIトロードフリ
今までの電球とは異なる、リモコンの信号を直接に受信して、ON/OFFや、調光、調色する電球のシリーズ名です。
詳しくはこの後紹介します。
REDAREレーダレとRYETリーエトならRYETリーエトがおすすめです。
その理由は2つ
・LED電球は当たり外れがあり、イケアには保証がないので、外れたときに安い電球のほうが負担が少ない
・リーエトは耐用時間が短いが、切れるころにはまた電球の価格が下がってきて、今より高性能な電球がより安く買えるはず
※ただし電球交換しにくい高い場所などは、耐用時間の長いLEDAREを、それもよりもイケアの電球は保証がないので、国産の5年保証が付いたパナソニックのような電球がよりおすすめです。
4.スマート電球トロードフリ

これはいままでの電球とは異なります。
電球が直接リモコンの信号を受けて調光、調色、ON/OFFするものです。
分かりづらいでしょうか。
今までのリモコンは、照明器具を操作するリモコンでした。
スマート電球のリモコンは、電球を直接操作するので、電球がついても消えても、照明器具はただ単に電気を送り続けているだけです。
したがってお部屋の壁スイッチは、常時ONでないと操作ができません。
イメージがつかめたでしょうか。
メリットを上げてみます。
照明器具にリモコンがなくても、
・ON/OFFできる
・調光(明るさ変更)できる
・調色(色変更)できる
・最大10個までの電球を同時に操作できる
また機能を拡張すると、スマホでのより細かいタイマー、グループ操作や、スマートスピーカーを通して音声操作が可能になります。
詳細は以下の記事が参考になります。

5.販売終了の電球

イケアの電球は蛍光灯やハロゲンで、かつて販売していた履歴がネット上にありますが、現在はすべてLED電球しかなく、取り扱いのある口金も先に紹介したものがすべてです。
しかし電球は国際規格ですから、口金と最大消費電力が分かれば、販売終了の口金の交換電球はイケアになくても大丈夫です。
またハロゲン電球は LED電球に比べて、発熱が激しく、消費電力が多いので電気代もかかります。
当時のイケアのハロゲン電球が切れてしまった場合には、この際にLED電球に変更しましょう。
販売終了したばかりであれば、楽天やAmazonなどで見つかる場合もあります。
まずは調べてみましょう。
これから販売終了の電球を紹介していきますが、
販売終了の電球の画像以外にも同じ口金の電球が存在しています。
外見が違っていても、寸法やピンの形や幅を参考に電球を確認します。
以下の情報はインターネットのアーカイブサイトWayback Machineを使って過去のイケアのサイトから商品情報をまとめたものです。
G4

とても小さい形状のハロゲン電球です。
IKEAでは当時この口金の電球は3種類販売しており、違いはハロゲン2つ、LEDが1つです。
消費電力ももちろん異なります。
口金、電圧、明るさ、色の条件に合う代替品を紹介していきます。
現在の代替電球はハロゲンに対してLED電球なので発熱はほとんどしません。
また調光対応なので、明るさを変える機能があれば光量を変えられます。
もちろん調光器付きの照明具には調光対応の電球しか使えません。
▶10Wと20Wの場合の代替
10個入りにはなりますが、切れたときの予備として持っておけば、次回に切れたときにまた調べて商品を購入してといったわずらわしい手続きがしばらく不要です。
G4の10W代替品には下記の商品があります。
Amazonのレビューも多く、評価も悪くなく安心です。
※10Wで調光タイプが売り切れたため、非調光の紹介です。
もし調光器がついている照明の場合は、次の20Wタイプを購入して明るすぎれば暗くして使ってください。
G4の20Wのハロゲン電球相当には以下の商品があります。
もちろんLED電球なので、ハロゲン電球で10Wを使っていた場合に、より明るいこちらの電球を使うこともできます。
G4の1.1WのLED電球の代替は以下の商品があります。
見つかるのはごく限られています。
当時のイケアのG4LEDの電圧が分からないのですが、ハロゲンと同様に12Vと踏んで、単品のこちらを紹介します。
色の数字は載っていないのですが青白い昼光色で、同じリンクから電球色も選べます。
※また照明器具の最大消費電力がおそらく「MAX〇〇W」と表示されているはずなので、これに余裕があれば、もっと明るい先に紹介した電球がつけられます。
GU4

GU4 MR11とは、GU4で外径が35mmものです。
似たものでGU4 MR8がありますが、こちらは外径が25mmなのでイケアで販売していた規格と異なるもので注意です。
GU4の代替品として以下のものがあります。
この口金の商品はレビューがほとんどなく商品選定が難しいです。
1桁多い高価格のものもありますが、当たり外れもあるでしょうから、高いのを買って外れたら大変です。外れの可能性を含めてこの価格帯が妥当と考えます。
GU5.3

GU5.3はハロゲンとLEDの移行期にあったようです。
電球の仕様もハロゲンとLEDで内容が異なります。
GU5.3のLED電球の代替として以下のものがあります。
色は同じ電球色です。
6個入りにしては非常にお安いですが、レビューが少ないため評価ができません。
照明の最大消費電力が5Wが大丈夫であれば、次の電球をお勧めします。
GU5.3のハロゲン電球の代替として以下のものがあります。
ハロゲンを使っていたのであれば、消費電力に余裕があるので、LEDにすることでより明るくなる可能性があります。
LEDの同条件でかつ、問題がなさそうなもので、一番明るい電球です。
またGU5.3はスポットライトにも使われていたようなので、こちらの参考になるかもしれません。

G9

G9口金はハロゲンと、LED電球が両方あったので、その移行期にあったと思われます。
当時のハロゲン電球のルーメンでの明るさ表記がなかったのですが、換算して表記してあります。
したがって一番暗い左から右へ行くに従ってルーメン数が大きくなり、明るくなります。
なるべく近い同等品を上げていきます。
G9のLED90lmの代替品として以下のものがあります。
色は近いのがなくより白っぽい色になります。
商品の選択肢がなく、Amazonレビューでは1件ほどよくない評価がありましたが、品質は不明です。
G9ハロゲンの25Wの代替品として以下のものがあります。
G9ハロゲンの40Wの代替品として以下のものがあります。
E5

残念ながらこの電球の代替は見つかりませんでした。
ストランネSTRANNEというテーブルランプで使用されていた電球です。
近いのは海外でこちらのサイトからE5で12Vで1Wと0.1W多いですが、このイケア電球の代替として使用できるとしています。
海外発送できるかの記載は見つかりませんでした。
その他は海外オークションのebayでいくつか見つかります。
国内ではAmazonや楽天にてE5で12Vの1.3Wのものはありますが、0.9Wに対して0.4Wオーバーしますので、適合しません。
T5

従来の蛍光灯より性能が良く、発光効率(省エネ)も高く、海外で普及しているとあります。
イケアは当時2サイズの販売がありましたが、長さは不明です。
下記リンクはT5ですが、長さがいくつもあるので確認の上購入ください。
さいごに

イケアには照明も多様ですが、使う電球も他のインテリア家具扱い店より格段に種類が多く、また家電量販店と比べても、形状の魅力的なものがあり、見ていて引き込まれてしまいます。
ユニクロや、ニトリやイケアは商品の企画から販売まで自社だけで行うSPA(製造小売)です。
時にはそっくりな商品があったりしますが、基本的に他では見ることのできない目新しい商品が新鮮です。
イケアではどうやら1年に何度か新しい商品が出てくるようです。
特にクリスマスと、夏の野外用のソーラーライトは日本で見ないような特徴的なものが多く見ていて楽しいですね。
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