家具や雑貨のデザインがオシャレでしかも安いイケア。
シーリングファンライトもイケアでそろえたい。
まずはどんなものがあるのか、お店に行く前に下調べ。
こんな希望に答えます。
シーリングファンライトはIKEAテイストで、シンプル北欧に
シーリングファンライトをイケアで
はじめに残念なのですが、イケアにはシーリングファンライトは扱っていません。
なので
シンプルでモダンな、北欧を感じさせるイケアっぽいシーリングファンライトを、イケアの家具のテイストを守りつつ選んでみました。
REUDO リュード

イケアでよく使われるオーク材を使い、マットなブラック塗装の金属がインダストリアルテイストを醸(かも)し出します。

イケアのFJÄLLBO フィエルボシリーズと見間違うほどです。
機能はシーリングファンライトとしては珍しくひもスイッチ。
リモコン式はほとんどが、リモコンでしかファンのON/OFFできない作りになっているので、こちらは壁スイッチでできるのが便利ですね。
ファンは5枚羽。
一回の回転で多くの風量を出せるので、低回転の静かな音で使うことができます。
付属のLED電球で6畳までですが、電球を変えることで10畳まで大丈夫です。
ひもスイッチ
1年保証/国内メーカー製
正逆回転
設置は通常扱いで、天井の丸いプラグに金物が2つ飛び出ていればそのまま、それ以外は天井へ新たにねじ固定が必要です。
※詳細は後ほど解説します。
レビューを一つ
2台目買いました
見た目がなかなかいい羽も5枚だし弱で回して十分部屋の温度が隅々まで一定になりエアコンの機器が良くなったようなきになります。本当に買ってよかったです。
4灯でリモコン式もあります。
JAVALO ELF ジャヴァロエルフ real wood

桐(キリ)の無垢材を削り出したブレードが特徴。
通常は突板という1mmに満たない板を貼ったものが多い中、本物は重厚感が違います。
ホワイトとホワイトウッドの組み合わせはイケアの定番カラーコーディネーションです。

イケアのNORDMYRAノールドミーラシリーズそのままです。
ただ明るさは約80W相当でこれだけだと6畳でも暗いので、フロアスタンドで補うと光の濃淡がお部屋にできて空間がとてもおしゃれになります。
リモコン付き
3年保証/国内メーカー製
正逆回転
LED部は切れたら交換が可能
設置は通常扱いで、天井の丸いプラグに金物が2つ飛び出ていればそのまま、それ以外は天井へ新たにねじ固定が必要です。
※詳細は後ほど解説します。
HERMOSA ハモサ

とても無機質な作りが魅力のハモサのシーリングファンライト。
こちらもいかにもイケアらしいものです。

テイストはイケアのFABRIKÖR ファブリコールシリーズがまさに。
北欧で古く作業工程に手仕事的な雰囲気が残る作りがとても魅力です。
色はホワイトとありますが、アイボリーに近い色でこれだけ人気のようで欠品しています。
見つけたらお早めに。
リモコン付き
正逆回転
2年保証/国内メーカー製
電球はE17 40W×2付属
設置は通常扱いで、天井の丸いプラグに金物が2つ飛び出ていればそのまま、それ以外は天井へ新たにねじ固定が必要です。
※詳細は後ほど解説します。
VENTOTA ヴァントータ

子供部屋に置くならこちら
天井に固定なら、扇風機で指を挟む心配もありません。
こちらもイケア定番の白とホワイトウッドの組み合わせで、ファンが丸く6枚なのがかわいらしい。

危なくないように角を落としたFLISAT フリサットシリーズの家具が
良く似合います。
気になる性能は、DCモーターなので動作音が静か。
なので子供の眠りを妨げません。
そもそも6枚ファンなので一回の回転でやわらかく多くの風量を出すため、回転が少なくても十分です。
エアコンをなるべく使わない自然の風で子供部屋を快適にできますね。
こちらのモデルはすでに改良版なので調色や、LED部の交換可能になったり、明るくなったりとレビューが反映されてるのに好感が持てます。
安全面では落下防止チェーンももちろんついています。
調光/調色
リモコン付き
1年保証/国内メーカー製
設置は通常扱いで、天井の丸いプラグに金物が2つ飛び出ていればそのまま、それ以外は天井へ新たにねじ固定が必要です。
※詳細は後ほど解説します。
※楽天でよく似たものがありますが、メーカー名もなく、動作音の静かで省エネのDCモーターの記載がないのと、ショートしてブレーカーが落ちたレビューがあったので、こちらがおすすめです。
JAVALO ELF ジャヴァロエルフ 2blades

コンテンポラリー(近代的)な雰囲気がイケアのベストー収納シリーズにとても合うデザインとなっています。
洗練された無機質な質感がとってもオシャレですね。

こちらも少しこれだけだと明るさが物足りなさそうなので、フロアライトで同じテイストのものでそろえるとステキですね。
正逆回転
LED部は交換が可能
リモコン付き
3年保証/国内メーカー製
設置は通常扱いで、天井の丸いプラグに金物が2つ飛び出ていればそのまま、それ以外は天井へ新たにねじ固定が必要です。
※詳細は後ほど解説します。
LOWYA ロウヤ

スタイリッシュで高級感のあるブラックニッケルメッキ。
鏡のように室内を映り込ませて、その存在感をアピールしてきます。

こんなシーリングファンライトには、VIRRMO ヴィッルモーシリーズのシーリングスポットと合わせて使うと間違いありません。
想像以上に実物はとてもスタイリッシュな感じ!!!!!
思っていたよりも大きいのかと思いきやスマートな感じでした
(^ ^)
シンプルで床や家具が白調のお部屋にぴったり!!!!
そして思っていたよりも4灯のライトは明るいです。
正逆回転
電球別売り 60W×4つ
リモコン付き(電池別)
1年保証/国内メーカー製
設置は通常扱いで、天井の丸いプラグに金物が2つ飛び出ていればそのまま、それ以外は天井へ新たにねじ固定が必要です。
※詳細は後ほど解説します。
電球は別売りです。
E26口金
最大消費電力60W
電球のシェード外寸が8.6cm
これらの条件に合っておすすめはこちら
4灯なので2個入が2商品必要です。
気になるシーリングファンライトが見つかっても、まだ安心はできません。
設置方法もきちんと確認しておきましょう。
シーリングファンライトの設置方法

天井への補強が必要か?
言い換えると自分で設置ができるかです。
補強が必要なら工事が必要ですからね。
見きわめのポイントは2つ
天井のプラグと、天井板の強度
自分で設置ができれば、業者へお願いしなくてすむので、商品代だけでお得ですね。
そのためには天井のプラグに注目。
ちなみに正式名は「引掛けシーリングボディ」。

上の2つであればなにも問題ありません。
両脇に出ている金物がついているタイプ(ハンガーとか耳とかいいます)なら、天井に穴をあけることなく作業は簡単です。
逆に下のものだと天井への新たにねじ固定が必要なので穴が開きます。
またこちらのタイプは上の2つに比べて天井への重量タイプの照明の設置を想定しないものなので、天井を押してみてたわみがないことを確認しての取り付けが望ましいですね。
この時少しでも不安を感じるようなら業者への取り付け依頼をしたほうが賢明です。
下記は業者を派遣するのではない自社施工なので責任感がでるのと、中間マージンがなく費用がお安くできるのがよいところです。

補強はいらない引掛けシーリングボディだったらラッキーです。
でもシーリングファンライトは重量がそれなりにあるので、一人より二人で支えながらの取り付けが安心です。
賃貸の場合

取り付けが天井への新たなねじ穴固定の場合には、天井に穴をあけて取付けが必要です。
でも大丈夫。
天井へのねじ穴はせいぜい3,4mmなので退去時に、穴あけで外側に押し広げられた壁紙を戻すようにして、ボンドコークで埋めてしまえばほぼ分からなくなります。
ゆるい歯磨き粉のようなもので、乾くと壁紙と分からなくなりますよ。
こちらは壁の隅や、物との隙間などの補修に業者が使う、定番の商品です。
私もかつて道具箱に入れておきました。
もっとも照明が、天井に張り付くタイプのシーリングライトがついていたのであれば、戻した時にねじ穴はしっかりと隠れてしまうので全く問題ないでしょう。
たんに隠れてしまうだけでなく、シーリングライトを長く使っていると天井の壁紙がその部分焼けて色が変わってしまうので、小さい穴よりこちらのほうが問題ですね。
なので壁紙を貼り変えるのであれば、この程度の穴はパテでなくなるので、この時も全く問題になりません。
傾斜天井の場合は?

傾斜天井でももちろん設置が可能です。
ファンが天井に当たらず、かつ本体が揺れない程度の天井との隙間を保って吊り下げての設置になります。
なので全部のシーリングファンライトが対応しているわけではありません。
メーカーによってはほとんどが対応しているものもありますし、逆にすべてが対応していないメーカーもあります。
詳しくは別記事にまとめてありますので、こちらが役に立ちます。

天井への実際の固定方法は?

分かりやすい動画があったので紹介します。
そのままつく場合と、天井への新たにねじ固定が必要の場合で、方法が違ってきます。

動画はこちら。
そのまま取り付け可能の場合
新たにねじ固定が必要な場合
さてここまではよくあるのですが、この先に踏み込んだ情報があまりないので掘り下げましょう。
ここは家具内装職の経験が生きるところですね。
新たにねじ固定が必要な場合の補足
動画ではさらっと流れてしまいましたが、天井に固定するネジは、天井板の石膏ボードを支えている下地の材質によってねじの種類を変える必要があります。

木造戸建てはもちろん木の下地。
マンション、アパート、軽量鉄骨造などは、コンクリでできている部分もありますが、天井部分は軽量鉄骨といわれる金属下地です。
これら下地が格子状に張り巡らされて、ここに石膏ボードを貼って、最後に壁紙を張り付けて今の天井が出来上がっているのです。

なのでどんなねじを使うかというと、
木の場合は木工用で、一般的に「コーススレッド」
軽量鉄骨の場合は、「テクスビス」
※軽量鉄骨の場合に通常は軽天ビスでもいいのですが、古い軽鉄は硬くて入っていかないことがあるので、確実で扱いやすいこれらのねじがおすすめです。
それぞれの材質にあったねじの長さです。
木の場合はこちら
そして金属の場合はこちら
テクスビス、ドリルビス、ピアスビスは同じです。
またビスとねじも同じです。
写真は短いビスのものですが、実際は40mmなのでご心配なく。
下地探しも必要ですね。
縦横どちらに下地が通っているかを確認しないとビスで固定ができませんから。
動画で使っていたタイプはこちら
天井への固定がしっかり理解できたところで、なんとなくわかっているようで知らないシーリングファンのメリットについて押さえておきましょう。
シーリングファンライトの4つの効果

夏は風が来て扇風機のように涼しいのは分かりやすいですが、ほかにも意外なメリットがあります。
▶インテリアとしての効果
優雅に回るファンとライト、その影が天井に映るのがとても素敵ですね。
なんといっても一番の魅力はここですね。
▶結露を抑えてカビを生えにくくする
部屋の空気をかき回し、窓際に冷たい空気をたまらなくすることで結露を抑えて、カビを生えにくくします。

これはいいメリットね
▶洗濯物が早く乾いてイヤな臭いがしない
速く乾くと雑菌の繁殖が抑えられるので、嫌な臭いがしなくなります。
話がそれますが、部屋干しならこちらの記事がとても役立ちます。
▶冷暖房の効率を上げてエアコンの電気代を抑えることができる
これはよく言われることですね。
どうですか?
シーリングファンライトのオシャレだけではないメリットが分かって、より魅力になってきましたね。

オシャレなダクトレールも気になります。

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