2022/6更新
原付のテールランプを交換したい
できればLEDに
テールランプが暗いと、後ろから突っ込まれないか不安だわ
簡単にできるのかな?
こんな悩みを解決します。
実際に20年以上前の古い交流のヤマハのアプリオで、ハロゲンからLEDに交換した方法を紹介します。
道具はプラスのドライバー一つでOKですよ。
今までは原付のような低排気量のバイクは、通常テールランプはLEDにできませんでした。
理由はエンジンをかけないとライトがつかない交流のため。
なのでLED電球のソケットが合っていても使えるものがなかったのですが、交流でも使えるものが1つ出てきました。
後で詳しく説明しますが、電球のソケットはS25ダブル球180度段違いと、アプリオ以外ではT20ダブル球が使えます。
原付アプリオのテールランプをLEDに交換する
はじめに
停車中に後ろから突っ込まれる心配がありませんか。
私は停まると、バックミラー越しに後ろの車が確実に停まるまで必ず確認します。
大型トレーラーがブレーキを踏み間違える事故がありましたが、こんな時に明るいランプで知らせてあげれば、遠くからでも余裕をもって状況判断ができて、事故を防ぐことができたかもしれません。
バイクは車で突っ込まれて挟まれると痛いですみません。
下手すると遺体になります。
でもLEDなら明るいので、後続車への認識度もUP。
自分の危険も減らせますよ。
交換は簡単、ハロゲン電球をLED電球に交換するだけですから。
古い原付は交流なので、そのままLEDは使えませんでした。
なので以前は交流を直流化してなんて、面倒なことをしていたようです。
でもいまは便利なものが出てきていて、無極性タイプのLEDがあります。
これで何も心配はいりません。
価格もそれほど高くありません。
作業は同じ。
せっかくなので安全なLEDに交換していきましょう。
原付のハロゲンランプをLEDに交換する
テールランプのカバーを外します。
ネジはプラスの2番。
一番一般的なサイズのプラスドライバーで大丈夫です。
くっついていることがあるので外しづらいかも。
それとチャコール色のサイドカバーともかみ合っています。
電球を外します。
下に押しながら、反時計回りに左へ回すと外れます。
代わりにLED電球を取り付けます。
突起は手前が低い方にして、抜いた時と反対に下に押しながら時計回りに回します。
長さはハロゲンよりも短いので、カバーに当たって入らない心配もありません。
テールランプがどれだけ明るいのか比較してみる
まずは走行中のスモールランプの違いから。
言い換えるとブレーキをかけていない状態の違いです。
左のハロゲンと、右のLEDを合成しています。
もちろんカメラの設定はマニュアルで同じにしてあります。
明るくなりましたね。
ただナンバープレートは隠して見にくいのですが、その白が赤くなっています。
これは赤色の光にしたので仕方ありません。
アプリオはナンバープレートと赤色灯を同じ電球で兼ねて、カバーの色で違いをつけているためです。
白色にすると、より明るいのでカバー越しだとピンクになってしまうとのレビューがあったので、あえて赤色にしました。
今度は停車時のストップランプの違いを見てみましょう。
ブレーキを握ったときの明るい方ですね。
こちらも明るい。
満足のいく明るさです。
LEDのテールランプを詳しく見てみる
信頼性
商品にはカードが入っていて、1年保証。
国内に営業所を構えているので、よくあるAmazonの返品で連絡がつかなくなるというのはなさそうですね。
仕様
・S25ダブル球で180度段違いピン
W球とは、常時点灯のポジションランプ(スモールランプ)と、ブレーキを踏んだ時のストップランプが一つになっているもの。
180度段違いとは、上の写真のように2つの突起が円の反対側にあり、かつ位置も段違いになっています。
さらに詳しく言うと、型はbay15d
違いは小糸製作所のサイトが分かりやすいですね。
対応するのはハロゲン電球のサイトが分かりやすい。
「適合車種を見る」より転記しますが、リストになかった私のアドレスV125Sも対応なので、これ以外もありますね。
エイプ100
エイプ50
ゴリラ
ジョーカー
ジョーカー90
ズーク
ズーマー
ソロ
ドリーム50
バイト
モンキー
モンキーBAJA
BWS100(ビーウィズ)
アクシス90
アプリオ
グランドアクシス
ジョグ (2サイクル)
ジョグ90
ジョグアプリオ タイプ2
スーパージョグZ
スーパージョグZR
ビーノ(2サイクル)
リモコンジョグ
アドレスV100
追記:
アドレスV125C
ジョルノ
トゥデイ
タクト
T20ダブル級もあります。
同じく小糸製作所のサイトで詳細を確認。
対応するのはハロゲン電球のT20ダブル球のサイトが分かりやすいですね。
「適合車種を見る」より転記しますが、これ以外もあるかもしれません。
DIO[ディオ]4st
DIO[ディオ]4st チェスタ 型式:JBH-AF68
GYROCANOPY[ジャイロキャノピー] 型式:JBH-TA03
HORNET250 [ホーネット]
SPACY125 [スペイシー]
VTR250
スーパー CUB [カブ] 50 スタンダード JBH-AA01
スーパー CUB [カブ] 50 ストリート仕様 JBH-AA01
スーパー CUB [カブ] 50 デラックス JBH-AA01
スマートDio
スマートDio Z4 型式:BA-AF63
スマートDio デラックス 型式:BA-AF57
プレス CUB [カブ] 50 スタンダード JBH-AA01
プレス CUB [カブ] 50 デラックス JBH-AA01
リトルカブ
・9-12V対応
この間だったらすべて対応。
・無極性
交流直流どちらでもOK。
特に古い原付に乗っている人はここが重要。
交流対応していない商品を使って、ブレーキを踏んだ時しか点灯しない商品を使っている人もいます。(AmazonカスタマーQ&Aより)
・色はホワイトとレッド
S25ダブル球段違いと、T20ダブル球の両方とも、ホワイトとレッドがあります。
私はレッドを使いましたが、テールランプと、ナンバープレートを照らす電球が別ならば、使い分けるのがいいですね。
・消費電力
これは何も気にしなくて大丈夫です。
ハロゲンランプは23/8Wとか書いてありますが、消費電力の数字が違っていても光る仕組みが違うので何も問題ありません。
また数字が2つなのに、こちらのLEDには1つしかないのが気になるかもしれませんが、スモールランプの時のW数が省略されているためなので大丈夫です。
こちらは6Wとだけあるので、明るいストップランプの時のW数ですね。
LEDはハロゲンに比べて省エネなので、数字が小さくても明るくなります。
こちらLEDの明るさは550lm(ルーメン)で、ハロゲン電球時の明るさ換算なら、50W相当くらいです。
競合品との違いは
競合品の中には明るく人気の商品ではあるもものの、走行時のスモールランプと、停車時のストップランプの違いが分かりづらくて危ない商品との商品レビューがあります。
こちらの商品は明暗がハッキリとしているので安全ですね。
切れた時の準備をしておく
大切なので繰り返しますが、LEDで明るくするのは安全のため。
切れたら大変危険です。
LEDは半永久的に使えるというイメージを持つ人もいますが、当たりはずれがあるので外れるとすぐ切れます。
なので替えのLED電球と、ドライバーも必ずバイクに積んでおきましょう。
ぜひこちらのFAQも見てください。
約5万回閲覧されています。
テールランプが切れて整備不良で罰金を取られた不満の答えとして、日ごろの確認の大切さを伝えています。
後部から追突されないポイント
死なない、手足がなくならないで、長くバイクが乗れるポイントです。
こちらによると停車中の追突事故が、走行中に比べて7倍リスクが高いとあります。
赤信号で停止のバイク2台に車衝突 19歳の大学生が死亡 運転手は車放置し逃走 (msn.com)
すり抜ける
追突される心配がありません。
これが一番安全でしょう。
さらに安全を言うなら、最前列は交差点から車が突っ込んでくる可能性があるので、先頭と最後尾の間で停まるのがよいでしょう。
隣の車には不審がられるかもしれませんが、安全のためです。
またすり抜けるときは早めにかつ徐々に左右に寄って、後続のバイクが来ていないかも必ず確認します。
ポンピングブレーキ
ポンピングブレーキとは、ブレーキを何度も分けてかけること。
これで暗い明るいを繰り返して目立たせます。
ブレーキレバーを少しでも握っていると、ブレーキランプが消えないので、必ず完全に放してから握り直します。
車間を空けて左寄りに停まる
車間は空けるのは、追突されて前の車に挟まれないためにです。
左によるのはすぐに逃げられるようにするため。
前が軽自動車なら車幅を超えて左に寄っておけば、追突されても挟まれません。
停まる前から、停まっても後ろを見続ける
後続車に停まる気配があるのかを確認。
走行中もそうですが、スマホをいじっている車の場合や、2人で話に夢中の場合などすり抜けたり、車線変更で逃げます。
後続車が無事に停まっても、その後ろにダンプが突っ込んできたら玉突きでおしまいです。
念のため2,3台は停まるまで気を張っておきます。
一番後ろ時は、前の車と間を空けて早くから減速
早く後続車に停まる意思を伝えるのと、もし追突されても停車時と比べて速度差が少なくして衝撃を和らげるため。
さらにこの時はエンジンブレーキをかけるのではなく、ポンピングブレーキを弱くをかけていきます。
交換したLED電球はこちら
同じ性能で型の違うものはこちら
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