電気料金が高くなった。
この先どのくらい上がるのか気になります。
推移を見れば大体の見当がつきそうですよね。
なので東京ガスの電気の公表している資料をグラフにまとめました。
数字の羅列は見ても分かりませんが、グラフにすると一目瞭然です。
電気料金がどこまで上がるのか心配で、特に燃料調整額を気にしている方にぜひ参考にしていただきたい内容です。
東京ガスの電気、燃料調整額で料金が高騰するわけ
東京ガス電気の燃料調整額の推移


燃料調整額はピークを過ぎている
2021年の1月は本来の料金から燃料調整費で25%くらい割引になっていました。
それが、2022年の2月から反転、今度は燃料調整費が上乗せになります。
そして高いと感じる電気料金は、燃料調整額のせいで本来の50%上乗せになっています。
※従量制(使う量によって上がる)電気料金の単価はどこの電力会社もおおよそ24~25円。
これは新規受付終了したずっとも電気1、1S、2と、現在受付中の基本プランの使用料別の単価の平均より、11.92÷24~25=0.5
つまり従量制料金の50%が上乗せ状態。
さらに言うなら、
本来の価格が100だとしたら以前は本来の価格の0.75でした。
そこから現在が1.5なので、
電気料金は2年前の2倍に跳ね上がっているはずです。

そりゃ高いわけね
もちろん電気料金を決めるのは月々一定の基本料金もありますが、これは1000円前後。
燃料調整額ほどのインパクトはありません。
グラフの上がり方は一定に上がるのではなく、指数関数的に上がっているので先を考えるだけで恐ろしくなりますよね。
燃料調整額の今後の上がり具合はこちらでまとめています。

政府の補助は?


政府の補助が1kWhあたり7円を補助して電気代2割の削減といっています。
グラフだと黄色い部分。
確かに基本料金や、本来の従量制の料金の合計を計算すると、2割ほど安くなるようですね。
ただこの支援も9月使用分の10月請求からなくなります。


さて他の電力会社はどうのようでしょうか。
他の電力会社の燃料調整額は?


燃料調整額はほとんどの電力会社が、東京電力にそろえています。
調べると中には独自にもっと高い価格にしている電力会社もあります。
東京電力などの旧一般電気事業者はやたらと電気料金を上げられません。
しかしここにきて、東京電力もエネルギー価格の高騰を吸収できずに、2022年9月から新プランでは燃料調整額の上限をなくしてしまいました。
そして東京ガスの電気は、この上限をなくした東京電力の燃料調整額を採用しています。
また調べてみると、燃料調整額を東京電力と同じとする電力会社は、すべてこの上限をなくした燃料調整額を採用しています。
さて困ったものです。
どうしたものでしょうか?
安い電力会社に乗り換える


東京ガスのお得なプランがありますね。
ガスとセット割。
でも残念ながらガスと電気のセット割は数百円程度ですから、燃料調整費の上昇の前ではとても歯が立ちません。
詳しくはこちらが参考になります。

少しは落ち着いてきたものの、やっぱり安い電力会社にしておけば安心。
少しでも気になる方はぜひ参考にしてください。
コメント