燃料調整額をわかりやすく解説し今後を見通す!

電気料金の燃料調整費住まい

電気料金が高い

エネルギー価格は「燃料調整額」で上乗せなんです

なんだか難しい言葉ね

この先どうなるのかな?

こんな悩みを解決します。

電気料金が高くなった原因の「燃料調整額」
この仕組みと、電力会社の違い、世界銀行が公表しているエネルギー価格をもとに独自に集計してグラフ化しいままでと今後の電力価格を見通します。

結果として安い電力会社が分かるので、少しでも電気料金を安くしたいと思っている方にぜひ参考にしていただきたい内容です。

家具内装/造作、現在は住宅設備販売。
住まいに携わって20年。
住環境の「快適さ」を考えるコハタハルキが執筆します。



分かりづらい危ない燃料調整額が落とし穴

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燃料調整額とは

これは基本料金と従量料金に上乗せする金額。
電気を作るための燃料がいつもより高いと、よけいに払わなくてはいけない仕組み。

燃料調整費の特徴は?
  • エネルギー価格で変動
  • 使用量によって増減


2021年までは逆に割引がほとんどだったので、あったほうがよかったのですが、2022年には逆転して払わなくてはいけない状態です。

残念ながら確実に上がっています。

世界的に高くなっているエネルギー調達のための調整費です。
これは飛行機で言うところの「燃油サーチャージ」。
原油や石炭、液化天然ガスLGPのなどのエネルギー価格に連動します。

 例えば4円(単価)× 使った分 = 合計


そして注意すべき電力会社で違うところ。
次にどこに気を付けなければいけないのかを見ていきます。

マジ大事!

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危険な電力会社で違う燃料調整費のワナ

燃料調整費が自由

従量料金や、基本料金に隠れてしまいがちな落とし穴


東京電力や関西電力のような旧一般電気事業者は、3カ月のエネルギー価格の平均をその3カ月後に反映させる方法をとっています。
そしてほとんどの新電力は、エリア内の旧一般電気事業者と同じ燃料調整費を採用しています。

そこで問題なのが、旧一般電気事業者と連動しない、自社判断の燃料調整費を設定している電力会社。
例えばヱビス電力では2022年4月の料金表は最大55.84円の驚異的な調整額になっています。


燃料調整額は料金表示とは別に小さい字で「別にかかります」とほぼ100%書かれています。
旧一般電気事業者と連動しますと書かれている場合はまれで、リンクで詳細や、ニューストピックとして毎月pdfファイルでの公表などさまざまです。

ヱビス電力は危険

燃料調整額が驚異的なため計算したところ、最も燃料調整額が高い中国電力管内だと年間で42000円高くなり、割合だと33%も割高になります。
平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書から、戸建てと集合住宅の4人世帯の平均年使用量4500kwhを元に、わが家での一年の使用ばらつきで比例割り当て計算による)

ヱビス電力のホームページでは、比較記事として中国電力より燃料調整額を含めない料金単価が5~7%オトクとしていますが、隠れた燃料調整額を含めると24~1400%も割高になります。

一刻も早い乗り換えが必要な電力会社の一つと言えます。




上限なしの燃料調整額

まるで保険を掛けない自動車事故


東京電力や、関西電力などの旧一般電気事業者は、燃料調整額が高くなりすぎたらセイフティーネットとして上限を設けています。


実際の例を見て確認します。

中国電力の燃料調整額上限例
中国電力 2022年3月燃料調整額pdfより

例えば最近ですと中国電力の2022年3月の燃料調整額は上限を超えました。

そして黄色のマーカーの部分に注目。
~を超過したため、~上限価格に基づき
つまりセイフティーネットが働き、実際の上り幅より安く抑えられています。

ところがここからが重要です。
先に紹介したようにほとんどの新電力は、エリアの旧一般電気事業者(東京電力や関西電力など)と同じ燃料調整額を採用してはいるものの、上限に関しては連動しない電力会社があります。


つまり青天井、燃料が上がれば上がっただけ料金が増える恐ろしさ。


普段は旧一般電気事業者と連動しているから、まあ高くなってもみんな一緒だから仕方ない。
なんて思っていたら事故レベルの価格高騰で、自分だけ突き落とされる可能性があります。

そんな上限なしの会社は
・楽天でんき
・エネワンでんき
Looopでんき
・Nuroでんき
・ミツウロコでんき
・ソフトバンク
・はなカメくんでんき(変わる可能性があると約款に明記されています。)
先に紹介した市場連動型のでんきプランの時の悲劇を思い出しますね。

燃料調整額が連動かどうかは探しにくいものの表示されている場合がほとんどですが、上限があるかないかまでは明記されていないのが通常なので厄介です。



先に紹介したグラフで2022年の9月から青い線が横に出ていますが、これは従来プランと新プランで燃料調整が分かれたところ。
従来プランは上限に達してこれ以上上げられないのですが、新プランに契約している方はさらに上がっています。
2022年11月で従来プランの5.13円に対して、新プランの9.72円と約2倍の金額。

新電力は旧電力事業者と同等の調整額にしているところがありますが、この場合はどちらを取っているのかとても興味深いですね。
ちなみに東京ガスの電気はオレンジの新プランの方です。



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エネルギー価格のいままでと今後の見通し

燃料調整額が原油価格で高騰

いまは上昇トレンド
なので電気料金が高くなっていく


旧電力事業者(東京電力など)が公表している資料をもとにグラフ化すると

グラフを見てみると分かりやすいですね。

以前は、マイナス=値引き
2022年3月以降は逆に、プラス=払う

実際にいくら調整されるのか見てみましょう。
例えばグラフで底を打っているところ、2021年1月は大幅値引きです。

エルピオでんきの2021年の燃料調整費

単価当たり-5.2円引きで、冬で電気の使用量も多いため約3800円の大きな値引き額になっています。


2021年の11月直近では値引きはわずかです。

エルピオでんきの2021年11月の燃料調整費

値引きこそされていますが、わずか300円程度。


そして気になるのはこの先どうなるか?
電気を作るための原油、液化天然ガス、石炭の世界の卸売価格を見れば分かります。
これが燃料調整費になるのですから。

世界銀行の市場状況レポートより、それぞれの世界市場の指標となる価格をグラフ化してみます。

2022年の6月をピークに下落しています。

世界銀行のデータでは2022年2月以降オーストラリアの数字が欠けていますが、共同通信によれば10月直近で440ドルを超えているとのことです。


そしてもう一度燃料調整費のグラフ



グラフから分かるように電気を作るための原油、液化天然ガス、石炭のすべてが世界的に値上がりしていて、2022年はこの分が燃料調整費として価格に上乗せされていきます。

2022年の電力会社全体の電源構成比のトップは火力で78.9%で、その小内訳は
 液化天然ガス 37%
 石炭 32.7%
 石油 2%
環境エネルギー政策研究所2021年8月


原油を除いて液化天然ガスと石炭のグラフを燃料調整額と比較します。

石炭の青線はオーストラリアで数字がなかったもので信用できません。
別な情報源では440ドルなので、南アフリカの価格をさらに上回っています。

液化天然ガスと石炭の価格が燃料調整額に反映されるのは、タイムラグがあり産業省資源エネルギー庁の資料によれば、
 →エネルギー価格の3か月間の平均が、燃料調整費の2か月後に反映される
もっと簡単に見方を変えて言うと、
 →燃料調整費は4か月前のエネルギー価格をもとにしている


さあ見えてきましたね。

液化天然ガスと石炭のグラフの黄色線より後は上がっています。
なのでグラフからはこの先数カ月は燃料調整費は上がり続ける。
為替も円安になっているので、為替予約をしているかもしれませんが、どちらかというと上がる要因になりますね。


まとめると
これからエネルギー価格は高くなっていくので、今は上限のある燃料調整額の電力会社に切り替える


新電力は次々と上限撤廃をしていますから、旧電力事業者の従来プランがおすすめです。
東京電力では「従量電灯B」ですね。
これは今でも申し込みできます。

そしてさらに東京電力では水力100%の「アクアエナジー100」という燃料調整額がないプランがあります。
以前でしたら基本料金や従量単価も高く、環境に配慮した再生エネルギーを応援する意味合いのプランでしたが、想定外のエネルギー価格の高騰により「従量電灯B」よりも割安なプランとなってしまっています。

わが家はwebから申し込んで、
10/8申し込みの10/26日から供給開始とのことでした。

電話で問い合わせてたときに聞いたところ、まだ知名度がないので、従量電灯Bよりも安くてもそれほど問い合わせはないそうです。

いづれ知れ渡って申し込み制限がかかるかもしれないので、
今がチャンスですね。

でもエネルギー価格はいずれは安くなります。

その時はまた安い電力会社状況が変わっているはずなので、時折こちらのサイトを訪れてくださいね!

その時に一番いい電力会社に私も乗り換えて紹介しています。

生活かかっていますから



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まとめ

ホッと一息まとめ

エネルギー価格の上昇で電気やガスも値上がり、さらに食品までも値上がりしています。
変更の手間はわずかです。
今の電力会社への解約手続きは、新しい電力会社がしてくれます。

せっかく思い立ったら、少しでも安い電力会社がオトクです。



ぜひ他の方の意見も聞いてみましょう。



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