ハダニに吸われて植物が枯れる!
できれば薬は撒きたくない
こんな悩みを解決します。
ハダニと植物の特性を調べて試した結果、レモンバームに効き目あり。
農薬も使わずに、植物も枯れません。
ハダニにお悩みの方にぜひ参考にしてほしい内容です。
ハダニ駆除にはレモンバームが最適
ハダニの悪影響
ハダニは葉の裏について、栄養分を吸い取って放っておくと植物枯らします。
わが家では窓辺に置いているサルサシ2種にハダニがつくようになり、以前に葉が全滅して枯らすところでした。
それから、ハッカ水で再び枯らしかけたり、ガムテープで採ったり、手でつぶしたり、牛乳スプレーをしたり、加圧スプレーでまめに保水してみましたが効果はいま一つ。
気がつくとまたハダニにやられてしまいます。
そこで調べて試した結果、レモンバームをそばに置くことで解決。
ハダニの近くにレモンバームを置く
コンパニオンプランツという言葉がありますが、まさにこれ。
写真の葉は、牛乳スプレーの跡と、一度ハダニにかかってげんなりしているのもありますが、新たに出た葉はピンピンしています。
置いて1カ月くらいは効果が見られなかったものの、数カ月するともういなくなっています。
その間に駆除はしていません。
どこに消えてしまったのでしょうかと、疑問に思うくらい。
サルナシがない時にはつかなかった、近くのヤコウボクにまで発生していたハダニは全くいません。
どこまでの距離で効くのか、窓辺で限られていますが付近には確実な効果が認められます。
では次になぜ効果があるのかを調べてみます。
レモンバームのシトラールがハダニに効く
ハダニが嫌うハーブを調べるとレモンマートルを使う例が出てきます。
さらに調べていくと、
「ナミハダニ(ダニ類:ハダニ科)に対する精油の温度依存薫蒸剤活性」
の論文によれば、シトラールという成分が、成虫を殺し、卵のふ化を抑制とある。
さらにシトラールとはゲラニアールとネラールを併せ持つものとあります。
ティーツリーファームズ成分分析表により紹介されている8つのうち身近な植物3つで、2つの成分を合計(表左の柑橘臭と合計が合致)すると、
これを上から見ていくと、
・レモンマートル
含有量が一番多く魅力だが、丈が10mになり、耐寒性が7度と低め、アブラムシがつくので却下。
・レモングラス
丈が1mにもなりるのと、耐寒性が5度と低めで実用性が低いので却下。
・レモンバーム
含有量が少ないものの、丈も50cm程度、外で冬に枯れるが、根が残っているので毎年再生する。
わが家で庭に放置してもせん滅しない優秀な子という実績がある。
密集するとうどん粉病にかかることがあるが、刈り込むだけで、再生時にはケロッとしているのもステキ。
余談ですが、夏にはベトナムのフォーのように、レモンバームを含めその辺のハーブを大量に載せてぶっかけうどんを食べるとおいしい。
つまり扱い安さでレモンバームが優秀。
農薬や、精油も不要です。
種でかんたんに出てきます。
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