エンジンがかからない
次のような症状ならまずはエアクリーナー、その次にインジェクションコードを疑ってみます。
エアクリーナー見た目でダメなのが判断がつく、耐用年数も短い、しかも価格も安いので、まずはエアクリーナーを疑います。
アプリオのエアクリーナー交換が初めてだという方に、ぜひ参考にしてほしい内容です。
【全手順】アプリオのエアクリーナー交換方法
エアクリーナーが問題ではないかもしれないが
仮に調べてみたらエアクリーナーがまだ大丈夫で、他の問題だったとします。
それでもこれは消耗品で価格も数百円ほど。
次回に使えるのでムダになりません。
開けてから注文して、また戻すのは面倒なので、前もって買ってから進めるのがベスト。
調べて一番安かったのはAmazonなので、今回はこちらで購入。
必要な道具
作業を始める前にそろえておきます。
さて必要な道具とエアクリーナーをそろえれば、後はやる気だけ。
困ることなく順に説明していきます。
エアクリーナーの交換方法
これを外さないと外れないという縛りがあるので、順に外していきます。
まずはシートを上げて、ビス2本を外します。
シートの前カバーの真ん中のネジも外すと、カバーが外れます。
これはプラスの3番なので、よく使う2番で緩めるのはよくありません。
シート前カバーを外すと、またネジが。
左右合わせて4本外します。
左側面カバーの前側のネジを外します。
右の側面はなぜかここだけ、ネジの規格が違います。
トルクスドライバーで、番手はT20。
同じく後ろのネジも外して、
爪は写真のようになっているので、下カバーをハンドル側 (写真で左側) にずらすと、外しやすい。
今度は足載せのボルトを外します。
10番のボックスソケットが必要です。
爪がハンドル側についているので、シート側に引っ張り上げるようにして外します。
やっと出てきたエアクリーナーカバーは、プラス2番ネジ4本を外す。
ホースバンドの押さえを指で握って緩めながら、外します。
ここにもホースバンドがあるので、押さえを握りながらエアクリーナーボックス側にずらして緩めます。
こちらの写真だと、赤丸が握りで、右側にずらします。
右下は劣化して、開けたとたんにドロッと液体になって出てきました。
プラスチックOKのパーツクリーナーで掃除します。
オイル添付済みを買ったはずなのに、全然オイル感がないので、2stオイルを染み込ませて、余分なオイルを絞ってからはめます。
なぜオイルを染み込ませるのかというと、オイルのべたべたで小さなゴミを張り付けて取るからです。
なので必ずします。
可能性を一度に潰しておきたい方は
イグニションコイルの交換と、プラグの交換を、側面パネルと、足載せを戻す前に済ませます。
インジェクションコード交換方法はこちら
プラグ交換はこちら
さて後は逆手順で戻せば大丈夫なのですが、1カ所だけ解説。
足載せカバーのボルトを締めるとき。
カバーの穴と、向こうの穴位置がズレていることがあるので、ドライバー先なので合わせてからねじ込みます。
この時は合ってなさそうなところから始めます。
さらに1本ずつ最後まで本締めするのではなく、何回転かの仮締めにしておいて、4本がかみ合うのを確認してから、本締めします。
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