プラスチックのピンチハンガーを使ってきて、よく壊れるので今度はステンレスに代えたい。
調べてみると大木製作所がよさそう。
さらに調べてみると改良版があり、その違いは何だろう。
新モデルはいいのかな?
新しいモデル気になるわ!
そんな疑問に答えます。
新タイプは他社のいいとこを取り、さらに他社を先駆けての改善ポイントもあります。
改良版を購入すれば、現状のステンレスハンガー商品市場で最も優れているので、長くストレスなく使い続けることができます。
一方でもし知らずに他社のステンレスピンチハンガーを買ってしまうと、壊れや使いにくさで後悔してしまいます。
私は大木製作所とニトリのステンレスピンチハンガーを4年ほど使い、2つの比較使用レビューをまとめました。
その後ニトリが壊れたので、次のを買うべく人気の6社を比較、調べ上げてをまとめた経緯があり、現状のステンレスピンチハンガーを広く把握しています。
あなた詳しいわね。
大木製作所のやさしいピンチステンレスハンガーの違いと良さはレビューでわかる!
はじめに
キャッチフレーズが
「からみにいピンチハンガー」から
「やさしいピンチステンレスハンガー」になりました。
ただ大木製作所の公式ホームページには新商品の記載がなく、情報が少ないので調べて何が良くなったのか整理してみます。
やさしい改善点は4つあります。
2.ハンドル付きで運びやすくなった
3.スッキリ収納できるようになった
4.フックの横滑りなく、隣と絡まなくなった
その他
サイズやピンチ数も変わりました。
それではこれらを順に分かりやすく説明していきます。
※ピンチが絡みにくい方向に自然と戻るように設計としているとの紹介記事がネット上に一部あります。
しかし旧タイプとピンチをつなぐチェーンの数や作り、フリーな状態のピンチの角度は観察すると、旧タイプとの違いは見られませんでした。
したがってメリットではありますが、これは以前からのもので今回の改良点ではありません。
1.ピンチが握りやすく楽になった
何回も握るピンチが疲れにくくなりました。
これはピンチのつまむ部分が渦巻き状になったことで、以前の「線」から「面」近づき、指への負担が少なくなったためです。
Amazonの商品説明も分かりやすいので引用します。
”やさしいピンチハンガーは、指でつかむピンチの形状を変更し指に触れる部分の面積を大きくし圧力を分散させることによって指先全体で力がかかる為、高齢の方や女性でもつまみやすい形状になりました”
ステンレスピンチハンガーのデメリットして、ピンチが線状でつまみづらいとの意見がありましたが、これも見事に解消しています。
これは他社ではなく、今後マネする製品が出てくることでしょう。
2.ハンドル付きで運びやすくなった
ハンドルがついたことで持ち運びがしやすくなりました。
我が家もそうなのですが、一度室内で干して、その後移動する干し方の場合にとても楽です。
そしてここも重要なのですが、ハンドルがついても、その分高くなっていないことが良い点です。
もし高さが高くなると、洗濯物が床を引きずりやすくなります。
この高さが高くなる、ならないの違いはハンドルのつく位置によります。
ハンドル付きのステンレスピンチハンガーは、無印、TOHO(コストコ)があります。
ハンドルの違いを見てみます。
今回の大木製作所と、TOHO(コストコ)は本体をつなぐアーム(チェーン)の下にハンドルがあるので良いです。
比較する無印は残念ながらハンドル下から本体をつなぐアーム(チェーン)がついており、ハンドル分だけ総高さが高くなってしまって良くないです。
3.スッキリ収納できるようになった
使っていないときには折りたたんで、場所を取らずスッキリと物干しに掛けて置けるようになった
使っていないときに、広がった状態で吊ってあるのは邪魔ですよね。
また洗濯物を干したまま折りたたんで運ぶことができるようにもなりました。
既存モデルでも折り畳めるので、一見洗濯物を干したまま運べそうに見えます。
しかし実際にしてみると分かるのですが、フックの物干しから外しと、折りたたみはどちらを先にしてもしづらいのです。
これは折り方の方向が、既存モデルと変更されて、できるようになりました。
洗濯物がついた状態で移動したいとき、
旧モデルは、折りたたまずに運ぶことは可能でした。
そして新モデルは、折り畳ばコンパクトになるので、その分移動するのに扱いやすくなります。
旧モデルの谷折りは、人気のステンレスピンチハンガーの中では少数派でした。
他にはTOHO(コストコ)が谷折りです。
4.フックの横滑りなく、隣と絡まなくなった
滑りにくくなり、風でズレて他の洗濯物ハンガーと絡んで、回らなくなったり、乾きづらくなるのをより防げるようになりました。
これはフックがU字からV時に改善されたためです。
U字だと物干しとの接点が線状で広くなるのですが、V字にしたことにより物干しとの接点が2点になり、より圧力が2点のゴムにかかり、ゴムがよりつぶれて滑りにくくなっています。
これは他社では見られない工夫で先駆けています。
また交換用のゴムは別途販売しており、我が家でも取り寄せしました。
サイズとピンチ数の比較
型名 | 長さ | 幅 | 高さ | ピンチ数 | |
新モデル | SL | 61cm | 34cm | 38cm | 22 |
新モデル | SDL | 61cm | 34cm | 38cm | 30 |
既存モデル | DL | 60cm | 35cm | 40cm | 28 |
既存モデル | LL | 79cm | 41cm | 40cm | 28 |
新たに加わった商品、DLとSDLの違い
SLはピンチが22個で外周のみにピンチがついています。
SDLはピンチが30個に増えて、SLに加えて、外周の内側に8つピンチがさらについています。
SDLとSLはフレームサイズは一緒で、ピンチ数のみの違いです。
既存モデルとの違い
新サイズは、人気な既存のDLサイズとほぼ変わらず、高さが高いと洗濯物が床をすりやすくなりますが、少し改善されて高さが低くなっています。
ピンチ数は、既存モデルよりも少ないSLがあります。
やさしいステンレスハンガーの口コミ
発売からいくらか日が過ぎたので、少しずつレビューが出てきました。
楽天とAmazonからいくつか拾ってみましょう。
同製品に比べ、値段が高いが、それでも買ってよかったと思う商品でした。
Amazonレビュー
洗濯ばさみ部分の形状が持ちやすくなっており、挟む力も丁度よく、靴下とかそのまま
引っこ抜いてデリケートなものでない限り、洗濯物が延びなさそう感じがします。
中華の安物を買って後悔するより、これを買ったほうが結果的に安くつきますよ。
高いけれど、長い目で見て得なのね!
とても使いやすいです
楽天レビュー
大木製作所の洗濯ハンガーの愛用者です。
偶然見つけてしまったこの商品、いいですよ。
くるくるのピンチも愛らしいです。
ざっくり言うなら、以前の物に比べ圧倒的に使いやすいです。
どんな所がと良い・悪いかと言うと、
良い!思った点:
ピンチが硬くない。
大きな持ち手があるので室内から屋外への移動がラクチン、重さを感じない。
以前と違い、折りたためる向きが変わったため収納しやすい。
うーむ。と思った点:
ピンチ数が少ない。
…お値段が、ちょっと。
でもピンチ数の多い物が出たら、一瞬ためらうけど購入してしまうと思います。
ハンドルがついたので移動が楽なのね
長年アルミ枠でプラスチックの洗濯バサミ仕様のものを、ピンチなどのパーツが取れたり壊れたりする度に付け替えながら使っていました。思い切ってこちらを購入して、そのストレスがなくなりました!
楽天レビュー
苦手なプラスチックの劣化臭もなくなるので嬉しいです。キャッチフック式でないので不安でしたが、ゴムでしっかり止まり強風でも大丈夫でした。重さも全く気になりません。ただ、ピンチの数が少ないので足りないため、小さいタイプも購入しました。
お値段は高いですが、長く使えそうだしとても気に入っています。大事に使っていきたいと思わせる商品です。
ピンチ数は少し少ないのね
プラ製のハンガーが壊れてしまったのを機にステンレス製で評判の良かったこちらを購入しました。
楽天レビュー
プラ製と違ってちょっと重いですが、下から持ち上げる時の真ん中の持ち手があるので持ち運びはそこまで重さを感じません。
ピンチも掴む部分が丸くなってるので力もいらないし痛くないしすごく挟みやすい!ぐるぐる巻きのデザインになっているのも可愛いです。
ハンガーにしてはお値段が高めですが、丈夫な作りなので長く使えそうだしコスパはいいのかもしれません。
ただ、ピンチの数が30だと少ないですね…二人暮らしでも足りないのでせめて35あるとありがたいです。でも乾き具合の効果を考えるとこのハンガーの大きさだとあまり密にならない今の30が限界なのかな?
ピンチが握りやすそうね
まとめ
一般的に商品の変更は、コスト削減のために改悪されることもありますが、今回の変更で既存モデルとの違いを比較すると、間違いなく改善されています。
改善点は4つでした。
1.ピンチが握りやすく楽になった
2.ハンドル付きで運びやすくなった
3.スッキリ収納できるようになった
4.フックの横滑りなく、隣と絡まなくなった
その他気になるステンレス性能は変わらず、ステンレス含有率の高い18-8ステンレスを使用しています。
大木製作所は、大手のステンレスピンチハンガーのメーカーに比べると規模は小さいですが、
ロボットによるオートメーション化で大量生産していない分、他社に比べて価格は高くなります。
それでも「壊れない」、他社に比べて「使いやすい」保証があるのでブランドの安心感があります。
大木製作所のステンレスピンチハンガーを使えば、今までプラスチックのピンチハンガーで繰り返した、壊れて、新たに商品を探して、買い直しや、捨てる労力、これら時間がいらなくなります。
そしてステンレスのピンチハンガーであっても、 商品によってはすぐ壊れます。
モデルはピンチ数の多いSDLがお勧め。
足りたいと困りますが、多い分には使わなければいいだけです。
夏は少し間がきつくてもよく乾きます。
今後の労力と時間を節約し、壊れるストレスを解消してくれるステンレスハンガー。
大木製作所なら問題ありません。
お値段的にどうしても手が出ませんという方には、こちらで新た追加紹介している安江式まじかるステンレスハンガーがおすすめ。
まだ実績がないのが不安ですが、機能的にはやさしいステンレスハンガーとならびお値段は少しこちら低く、またふるさと納税の返礼品にもなっているのでさらにお得に手に入れることができます。
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