
電気代安くしたい

どこが本当に安いのかしら

乗り換えは面倒なの?
インターネットや電話みたいに
使えなくなる期間はないのかしら
こんな疑問に答えていきます。
▶ホントに安いのかどうか、安いといわれる22社を調べて比較。
▶企業の利益の絡まない、わが家の視点で最安値に切り替えした経験をまとめます。
電力会社の最安値は「エルピオでんき」でした
はじめに
新電力が始まったドタバタを避けて、落ち着いてきた頃なので電力が会社を調べて安いところに切り替えることにしました。
ちょっと調べるとやっぱりどこも自分が安いといっています。

そりゃそうでしょ
比較紹介サイトも、いくつも紹介されていて結局どこが安いのか分かりません。

実際に調べてないから、確実なこと言えないのよ
よくある一括の料金シミュレーションサイトも、そのサイトに参加していない会社が安いかもしれないし、各社のシミュレーションはそもそも企業の利益が絡んでいて、本当に正しいのかどうか?

ブラックボックスよね
そこで自分で比較することにしました。
エクセルに各社の料金体系を入れ込んで、実際のわが家の1年間の使用量を打ち込みます。
その結果とデメリット、評判を調べて、納得したうえで最安値のエルピオでんきに変更しました。
なので、皆さんにもぜひ広告費をバンバン使って知名度を上げている電力会社などに流されないで、確実に安いエルピオでんきに入ってもらえれば幸いです。
参考までに電気を使うわが家の状態をお伝えします。
わが家の電気の使用状況で、よくある家族環境です。
・大人2人、小さい子供2人
・夏はエアコンは3台+扇風機を併用、冬はエアコン1台で代わりにガスファンヒーター
・キッチンはプロパンガスレンジ、風呂はガス
・雨天/梅雨時は卓上除湿器とサーキュレーター2台がフル回転
・エコキュートなどの蓄熱装置やソーラー発電などなし
・実際の電気料金は季節により5千円から1万円の間
実際に調べて一番安い電力会社はエルピオでんき
実際に電力各社の電気料金を入れ込んだエクセルでの計算結果を公表します。
情報操作は誓ってしていないですよ。
値段が安いものから順に見ていくと
1 | エルピオでんき | ¥88,609 |
2 | HTBエナジ | ¥90,588 |
3 | あした電気 | ¥90,792 |
4 | 親指でんき | ¥90,792 |
5 | AIでんき | ¥91,840 |
6 | ループ電気 | ¥92,189 |
7 | 楽天 | ¥92,538 |
8 | はなカメくん電気 | ¥92,856 |
9 | シェル石油 | ¥93,253 |
10 | ENEOS | ¥93,432 |
11 | ミツウロコでんき | ¥93,603 |
12 | @niftyでんき | ¥94,921 |
13 | 中部電力 | ¥95,962 |
14 | 東北電力 | ¥96,267 |
15 | 東京ガス | ¥97,338 |
16 | ソフトバンク | ¥97,338 |
17 | auでんき | ¥98,412 |
18 | 東京電力 | ¥98,414 |
19 | 東京ガスもらえる | ¥98,447 |
20 | みんな電力 | ¥100,129 |
21 | NURO光 | ¥100,859 |
22 | 中国電力 | ¥124,400 |
※もしエルピオでんきより安いかもと思って表になければ、コメントをもらえれば追加で調べます。
ご遠慮なく!
電力会社で安いのは「エルピオでんき」!
でも聞いたことがありません。
大丈夫でしょうか。
ちょっと心配ですよね。
エルピオでんきのメリット、デメリット

メリットは?
何といっても安さです。
調べて確実に安いのが分かりました。
デメリットは?
なんといっても知名度が低いので、不安なところです。
知らないことは不安ですよね。
もっともです。
大手の名前は安心感ってありますよね。
それに対して、エルピオでんきです。
また「エルピオ」ってなんでしょうねぇ。
私は今回調べて初めて聞きました。
▶もともとはガス会社
▶創業から約60年の実績
▶本社は千葉ですが、関西にも営業所がありますね。
もっと気になることをまとめてみましょう。
エルピオでんきの口コミ
よく聞く口コミをまとめて紹介します。
A.新たに電力会社からの自宅までの専用線を引くわけではなく、自宅までの電線の経路は今までと変わりません。
実は電力会社の違いとは、
それぞれの電力会社がどの発電所を、どれだけ使うのかを決めて、
でも結局は全部一緒に混ぜて、今使っている電力線で流しているのです。
それはそうですよね。
ケーブルテレビみたいに個別に直接線を引いたりはしません。
なので最悪エルピオでんきが潰れても、他の電力会社がカバーしてくれます。
このことは経済産業省のサイトで確認できます。
A.地域密着型のプロパンガスはよくこの手を使いますが、電力会社の規模でこれをすると大変です。
顧客を失って一気に失速、倒産するでしょう。
可能性はゼロではないですが、聞いたことはありません。
A.違約金や解約金がありません。
なので使ってみて、もし高いと感じたら気軽に他に切り替えできます。
もちろん他の電力会社によって違約金があります。
電気はどこで買っても品質は変わらないし、安さにつられて後で値上げというこはないことが分かりました。
「エルピオでんき」は縛りがないのもよい点です。
そうすると「エルピオでんき」が安く、知名度が低くても問題はなさそうです。
それでは初めに戻って、電気料金の安さについて考えてみましょう。
実際にどこが安いのか調べた方法とは

安い電力会社の候補は?
比較した電力会社は、おすすめをネット検索結果の上位22社を使用。
22に根拠はありませんが、いくつかの検索してヒットしたお勧め上位を拾い、また後から気になったものを追加しています。
キャンペーンや、ポイント、セット割りは含めずに考える
一時的なものより一番大事な普段の価格差を重視しましょう。
特にポイントやセット割は、実際に21社分を当たってみましたが、本来の料金価格差に比べると微々たるものです。
キャンペーンはそれなりに効果があるので、これを抜きで見つけた最安値の電力会社でしていればラッキー程度にとらえておきましょう。
使っているうちにキャンペーン効果はどんどん下がるので。
例えば東京ガス。
大々的なキャンペーン、ガスと電気のセット割、ポイント、これらを加えても最安値に勝てないのがこの記事で分かります。

電気料金の計算方法
実際のわが家の電気使用量をエクセルに計算式を入れ込み、22社の料金比較。
各電力会社で同じ条件で計算することで、電力会社のシミュレーションはどのように動いているか分からない、ブラックボックス化を解消できます。
さらに説明すると、
実際の12ケ月分の電力使用量を段階別に分けて、そこに段階別の単価をかけて小計、それを12ケ月で合計する方法です。
1.まず最安値の電力会社を探す
一度エクセルの計算シートができてしまえば、後は電力会社の料金内訳で「基本料」や「段階別の単価」をいくつか入力するだけで、ホームページでいくら安いといっていても安いか、高いか、楽しいくらいに一発で分かります。
2.最安がみつかれば、今度はブレを加えてそれでも最安値か検証
ブレとは毎月、毎年の電気使用量のブレです。
ブレ度合いもエクセルで計算できるようにしました。
実際の使用量で最安値を出した「エルピオでんき」が、どの程度のブレ度合いまで、最安値をキープできるのかも検証。
試したところ使用量が少なくなった場合で30%までは最安値をキープ、多くなった場合は300%程度まで大丈夫でした。
※どこの電力会社でも変わらず、また使ったその月の電力使用量で変化する下の2つの項目は、比較の問題にならないので除いてあります。
・再エネ発電促進賦課金
・燃料費調整額
エクセルの構成
実際に使っているエクセルの構成を説明します。
苦手な方は飛ばしてもらってOKです。
この人キチンと調べてから説明しているんだなと、
分かってもらえれば大丈夫です。
考え方の証拠の説明ようなものですから。

実際の手順は
1.月ごとに電気の使用量を、3段階に分割する
多くの電力会社は使った分にしたがって単純に金額が上がっていくのではなく、使い始めは少しずつ金額が上がり、あるところを超えると同じ量を使っても急に金額が上がったりします。
例えていうなら自給のアルバイトが、1時間1,000円で働いていて、夜の10時を過ぎて深夜割増しになり、時給が1,200円になるようなものです。
これが電気料金の場合は、10時までの時給1,000円と、深夜の1,200円、さらに12時過ぎの残業分は1,400円の3段階になっているのです。
これに加わる基本料金は交通費と考えれば分かりやすいでしょう。
したがって労働時間(使った電気量)を3段階に分けて、
それぞれの労働時間に(電気の使用量)に異なる時給(単価)を掛けて、
交通費(基本料金)を足したのが、
もらえるお金(電気の使用料金)です。
2.月ごとの従量制(使った分ごと)の使用料金をだす
方法は月ごとに3分割された電気の使用量に、単価を掛けて、使用料金を出します。
例えば初めは安い単価だけれど、一定量を超えると高い単価になっていきます。
また電力会社によっては、3分割せず、使用量の最初から最後まで同じ単価の場合もあります。
3.基本料金をそのまま加えます
基本料金は月ごとに変らず、一定の金額です。
電力会社によっては、基本料金がない場合もあります。
4.月ごとの使用料金をだす
月ごとの従量制の使用料金と、基本料金を足したのが月ごとの使用料金です。
最後に各月を合計したのが、年間の支払い料金です。
※もしエクセルシートがほしい方は、差し上げます。
もちろん費用なんていりませんのでコメントにでも入れてください。
エルピオでんきの切り替え日数は「わずか8日」

いままで使っていた新電力の「HTBエナジー」のもかなり安かったのですが、実際に最安値と分かった「エルピオでんき」に切り替えました。
今まで使っていた電力会社には何の連絡もなくてOKです。
代わりに切り替え先が行います。
安い所を見つけて、縛り期間がなければ、即切り替えしていくくらいの姿勢がいいです。
1.ホームページから申し込み
登録の際には現在使っている電力会社の検針票が必要になります。
正確にはここに記載されている以下の4つの情報です。
1.お客様番号
2.供給地点特定番号
3.電力会社の名前
4.契約容量

またLP(プロパン)ガスとのセットもありますが、わが家ではエルピオガスより安い単価で使用しているので、ガスは見送りました。
話を戻します。
ホームページから登録後、確認メールが来ます。
2.支払方法の登録
別に支払方法の登録メールがすぐに送られてくるので、忘れずにすぐに登録しておきましょう。
72時間以内にしないと、登録無効にされてしまいます。
カードでの登録をすますと、登録完了メールが来ます。
重要ですが、こういった必ず払わなくてはいけない固定費に近いような出費は、カードにしておけば確実にポイントがつくのでおすすめです。
もしカードを持っていないのであれば、一切費用のかからない条件のいいカードを一つ持っていると便利です。
口座振替も可能ですが、申し込み用紙が送られてくるのが1,2週間かかります。
3.供給開始
供給開始予定日のメールが来ました。
ここまでの日数は
10/2に申し込み
10/8に予定日メール
10/10に開始日予定
なのでわずか8日で切り替え完了です。
とても早いですね。
さらにメールによると
ご利用案内は「マイページ」から確認できるとのことです。
別途申し込みが必要でこちらは2,3日で完了するとのことです。
実際にエルピオ電気を使ってみて
東京電力からHTBエナジーへ変更した際は、違いといえば請求書がメールのPDF添付できたので、スマホで確認できたのが手軽だったくらいでした。
エルピオでんきはどうなのかと思っていたら、MYページから詳細に使用状態が確認できました。

月間(日にち別)、週間(曜日別)、日別(時間別)、曜日別集計(指定期間の曜日ごとで集計)、実績検索では指定期間で最も使用電力が多い日や、任意の指定電力を超過している日の検索(なぜか検索結果が出てこないので不具合?)などができます。
今後の電力乗り換えの時、時間帯別プランを出している場合にとても参考にできます。
まとめ

前回我が家で東京電力から、電力自由化の際に初めて切り替えたのはHTBエナジーでした。
この時に感じたのは、電気の切り替えの簡単さ。
・インターネットの切り替え
・スマホのSIMを切り替え
これらは使えない期間ができたものですが、電気は心配は全くありません。
もちろん今使っている家電はそのまますべて使えますし、自分がする作業は、ただ申し込みだけです。
申し込みをすればいつの間にか終わっているくらいの手軽さで、毎月支払いが少なくてすみます。
※電気メーターが、まだスマートメーターになっていない場合は無料で取り換えに来てくれます。
簡単ですね。
エルピオでんきの申し込みはこちら
「一番安い」電気料金の電力会社
さらに今ならキャンペーン中でさらにお得です。
知って得しちゃいましたね。
安い電力会社の情報アンテナは常に張っています。
先日も東京ガスの「もらえる電気」が気になって調べてみましたが、やはりそれほどではありませんでした。
やっぱり他も気になるなら、一度次のようなところで比較してみて、納得してからでもいいと思います。

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コメント
最安値の電力会社の情報ありがとうございます。
自分でも検証したいので、エクセルシートを頂けますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
青山様
ご覧いただいてありがとうございました。
先ほどメール添付しましたので、ご確認ください。
よろしくお願いします。
確認できました。有効に使わせて頂きます。
ありがとうございました。
自分の調べた21社の条件がすでに残っているので、青山さんの12カ月分の使用電力を一度入力さえすれば、同様に比較できますし、新たな電力会社分も追加できますのでご確認ください。
またもしエルピオでんき以外が最安値であれば、具体的にお教え願いますか。
よろしくお願いいたします。