モミジイチゴに実がならない
かれこれ13年くらいは経ちます。
ブラックベリーなんてほぼ放置でも、買った年から毎年なるのに。
我が家の実がならない四天王(モミジイチゴ、イヌマキ、ポポー、ドラゴンフルーツ)がどこ吹く風とほくそえんでいます。
キイチゴのおいしさではトップクラスと各地で紹介されていて、ぜひとも食べたいと、当時1,700円くらいでちょっとお高い値段だったけれど期待を込めて購入したのに。
花は咲けども実がならず
ひょっとして騙されたのかと、イケナイ気持ちにさえなります。
以前も実がつかないので調べたことがありました。
もともと実がなりにくいのが分かったので、肥料と腐葉土を多めにすきこんでみたものの変化なし。
以後あきらめムードで放置が続いていたのですが、同じころに買ったゆずの木を昨年と2年前に根をいじめるなどの対策をしたことで、徐々に実をつけはじめ、今年は8つほどの結実に成果を感じて、モミジイチゴに再チャレンジを志します。
今回は前回以上に気合が入っています。
これがダメならあきらめると、全力を尽くして育て方をまとめていきますので、特にモミジイチゴの実がならない方はぜひ参考にしてください。
それと情報のコメントぜひお寄せください。
絶対においしい実をたくさんつける!
モミジイチゴの「実がならない」を解決する方法
1.育て方をまとめる
まずは正攻法ですが、育て方をしっかり理解します。
もみじいちごの育て方を苗販売業者、園芸相談などから可能な限りまとめていきます。
余談ですが、同じ表現の解説がわりと多く、文面を丸コピーされている感じを受けますね。
場所
日なたから半日陰、水はけがよい、風が当たらない
地表部は乾燥しないように下草になるような植物を植えたほうがいい
午前に日が当たり、午後に風通しが良く
排水性のよい土
黒土の崖
涼しい場所
夏の強い直射日光に当てると枯れる
木漏れ日程度の半日陰
マムシが出そうなところ
肥料
堆肥、腐葉土などの緩効性肥料をすきこむ
湿気を保つ
春に遅効性、秋の落葉期に化成肥料
実
受粉は必要なし
自家結実とそうでない情報があるので現在検証中。
前年の枝に着果
実がなり終わった枝は根元から剪定
植えつけ時期
春の桜のころ、秋の紅葉
開花
4-5月
その他特徴
乾燥に弱い
2.実がならない解決方法を調べる
困りごとなので、同じお悩みの方の過去の解決方法を集めていきます。
やはり花は咲くが、実がならい人が多いようですね。
回答は基本的な育て方に沿ったものがほとんどですが、それ以外を集めると
モミジイチゴの実がならない理由
・窒素が多すぎる
・リン酸が足りない
・野生種は園芸種に比べて、肥料のあげ過ぎで実がならないことがある
・自家受粉(一苗だけ)で実がつかないので、二苗必要かも(検証中)
こちらの論文によるとモミジイチゴはキイチゴ中でも自己授粉をしない。(岡山大学、三村真紀子氏)
また各種の論文には広くモミジイチゴのバラ科のキイチゴ属は自己授粉しないとあります。
そしていちご全般ですが、実がつかない解決方法が参考になりそうだったので紹介します。
「いちご」の実がならない理由
・花が咲かない
日当たりを良くして、たくさん花を咲かせます。
・人工授粉が不十分
花が咲いたら花の中心とおしべとめしべを柔らかい筆でそっと当てていきます。
不十分だと奇形や小さくなり、また色が悪くなるそうです。
3.実際ににどうするか
情報は理解しました。
これを踏まえて、わが家のモミジイチゴの環境を変えていきます。
植える場所を最適に
まずは場所ですね。
情報をまとめると
マムシが出そうな崖で、
午前中に日が当たり、
午後は木漏れ日もしくは日陰、
風通しが良く涼しい
これはちょっと難しいわね
こんなところ郊外でないとないですよね。
現状は日なたで枯らしそうなったので、日かげに移してあります。
暗くはないので良かれと思ったのですが、最近花が咲いているような、ないような。
もう関心が低くなっていたので、この程度のありさまです。
さてなるべく条件に合いそうな場所を探してみます。
そしてももう1つ大事な条件「地植えにする」です。
これは私のような庭の狭い人は問題です。
トゲあるのと、広がって大きくなるのが嫌だったので鉢やプランターにしておいたのですが、やはり地下茎で広がって巨大化するとのことのなのでよく考えて場所を決めないといけません。
地下茎をさえぎる
またわが家のような狭い庭では野放しにはできないので、広がりすぎないように根を遮ってあげる必要があります。
地下の根をさえぎるのに使用するモノは
・石膏ボード(安価で壁材のクロス下地に使われる。石の粉を熱と圧力で固めたもの)
・塩ビ (水道管にも使われる) の平板
塩ビにするなら平板よりも波板(ベランダの天井に使われる)の方が価格的にも、入手しやすそうで、ホームセンターでも売っているのでこちらがよさそう
・畔板(水田と畔道の間のしきりに使う)
そして埋込む深さは50~70cm
石膏ボードが2件ほど紹介されていたので、お値段的にも、これを採用しようと思います。
表面の黄色い通常と、薄青い耐水があるので、耐水が良いでしょう。
また石膏ボードは仕事で使っていたのでなじみがあり、長さのカットも楽です。
石膏ボードのカット方法
1.カッターで字の書いていない表面の紙に切り込みを入れます。
この時まっすぐになるように、当てモノをするときれいになります。
1回目はさらっと、2,3回目で少しずつ力を入れていきます。
2.裏から叩くと折れるので、折れ目に沿ってカッターで裏から、裏紙を切ればOK
かんたんですね。
たとえ水分で壊れたとしても、石膏は酸性土壌のアルカリ性化にも役立ちますし。
ネットでは少量の販売はないので、購入は近くのホームセンターで。
大きさは91cmx182cmが標準です。
事前に埋めて囲む寸法を決めておけば、お店でカッターで小さくして持ち帰りやすくなります。
もしくは必要であれば宅配してもらいましょう。
そしてもし場所選びで失敗しても、大丈夫。
植え替えはかんたんです。
何度か植え替えていますが根付きやすく、わりと丈夫です。
4.土と肥料を最適に
こちらも情報をまとめると
「黒土で肥沃な排水性の良い表面は下草の生えている土」
さらに肥料は
「堆肥、腐葉土をすきこむ」とあります。
分かっているようでよくわからない言葉を確認していきます。
黒土
黒土とは火山灰と枯れた植物からなる土のこと
メリットは保水性と保肥性
そして気になる解説を見つけました。
“肥料を与えても黒土がリン酸分を奪ってしまってしまうことがあります。そのため、リン酸を多く必要とする植物は、黒土に植え付けるのは不向きです。”
別の情報によれば、リン酸を与えるとあります。
別に加えるのは面倒ですね。
また水はけと通気性が悪いとのこと
黒土はおすすめなの?
黒土はおすすめなのでしょうか?
デメリットだけで全く使わないのはよくないですね。
でもどうやら黒土よりも腐葉土の割合を多くした方がよさそうです。
腐葉土
これは名前の通り何からできているか分かりやすいですね。
葉っぱや、枝が枯れて落ちて、虫や果実と一緒にバクテリアで長い時間で分解されていったものです。
実際に売っているものは人工的に発酵させて短期で作っています。
メリットは通気性・保水性・保肥性
開けたときに酸っぱい匂いのする発酵が不十分なものがあるのに注意とあります。あまり安いのはダメそうですね。
見た目通り水はけが良いです。
堆肥
難しい解説をかみ砕くと、「枯れた植物(腐葉土)や鶏糞牛糞」のようです。
さらに「牛糞」とは肥料として利用するよりは、土壌の改良とあります。
また「鶏糞」は植物に必要な3大要素の窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含むとあります。
牛さんと、にわとりさん、ウンチの役割違っていましたね。
リン酸
植物が育つのに必要な3大要素の1つです。
天然なのは骨粉や、米ぬかなど。
鉱物からも作るとのこと。
目的はリン酸が不足しないためなので、リン酸の多い肥料を検討します。
調べると次の3つが良いようですね。
「骨粉」
(豚や鶏などの骨を砕いたもの、大部分がリン酸で、少しのリン酸)
「バッドグアノ」
(コウモリの糞の有機肥料で、いちごに多いとよくない窒素がほとんどなく、ほとんどリン酸)
「マグァンプ」
(3大成分を含み、中でもリン酸の配合割合が一番多い)
モミジイチゴには「骨粉」をあげることにします。
理由は後述します。
※IB肥料とエードボールをお勧めしている記事もありましたが、どちらも3大成分の配合が同じなので却下
※こちらには狂牛病で問題とされた牛骨粉は含まれていません。
土と肥料をまとめると
黒土は保水性と保肥性のために
でも腐葉土の方がさらに通気性のメリットが加わっているので、黒土は少なくて良さそう。
そして土の機能や、肥料の成分配合を考えた結果
モミジイチゴの育てる土の配合は
黒土2:腐葉土8
さらに牛糞と、鶏糞、骨粉を混ぜる
リン酸は骨粉が良い理由
リン酸は当初バッドグアノをおすすめしたのですが、コロナウィルスの感染源が疑われているのと、そもそもウィルスの宝庫とのこともあり、フンからの感染の可能性があるので、代わりに骨粉をおすすめします。
骨粉とマグヴァンプの成分配合を見ると必要なのは、
・マグヴァンプだけ
・骨粉+鶏糞
のどちらかになります。
紹介したAmazonレビューの豚骨粉の評価が良いのと、価格の安さと有機の言葉の安全そうな響きから骨粉+鶏糞でおすすめします。
また特に骨粉は植える1か月前から混ぜ込んでおかないと土全体になじまないとのことなので、前くらいから計画を立てます。
乾燥しないように下草を表面に生やす
この条件もちらほらあります。
下草は英語でグランドカバーというようですね。
この言葉で探すとハーブや野菜をグランドカバーとしている例があります。
ですがモミジイチゴ自体それほど丈が高くないので、選ぶのに困ります。
下草がモミジイチゴより高くなってしまっては日光を遮ってしまいますから。
モミジイチゴの画像を数多く見ると、下草よりも腐葉土そのままが多くみられるので、良いものが見つかるまでは腐葉土で試すことにします。
5.その後
ここは時系列に経過を記録していきます。
お楽しみに。
まずは植え替えの桜の咲く頃。
それに先立ち場所探しと、土作りです。
2,3月に終わらせておきたいですね。
前年出た枝に花芽がつくそうです。
まずは花を咲かせましょう。
植える場所を決める
2,3回他の所へ増やしたのですが、それも枯れて、現在は元のビニール鉢だけが残っています。
これを地植えにしなければいけません。
場所が大事ですから。
ただ崖もマムシもいません。
風通しはいいのですが、夏は西日が当たるところです。
現在はミョウガとフキとエゴマがあったところです。
さて、ここを掘って石膏ボードを埋めていきます。
ただ埋めると隙間から地下茎が逃げていきそうなので、何か策を練らなければいけませんね。
端をガムテープでとめるか、木で枠を作るかでしょうか。
地下茎が伸びるのを防ぐ石膏ボード
ホームセンターにて石膏ボードを購入して囲いを作ります。
ここからは家具内装10年の経験が生きてきます。
なので迷わず進みます。
思いがけず切り売りのものが安く売っていたので、それを購入。
また防水ボードが扱っていなかったのも理由の1つです。
割合と大きいホームセンターでもなかったので、一般に耐水ボードの小売りはしていないのかもしれません。
910x450mx12.5mmで1枚50円でした。
本来の大きさは910×1820なので1/4の大きさです。
これを2枚使って四角の囲いを作ることにします。
参考までに半端モノでなくても300~400円くらいで買えます。
厚みは9.5mmと12.5mmがあります。
割れにくいので12.5mmがいいかもしれませんね。
910mm長さを350mmと560mmに切ってから持ち帰ります。
カッターとスケールを持参で、床に置いて、もう一方の石膏ボードの端を定規代わりに使って切っていきます。
両面から切り込みを2,3回入れてからたたくと簡単に折れます。
石膏ボードが確保できたら、今度は囲いを作る材料を集めます。
隅に木材を使ってビスとボンドで固定して底のない箱、つまり囲いの形にします。
木材は何でもかまいません。
自宅にあったもので、何かに使って取っておいた穴付きのものを再利用。
長さも、厚みも違いますが大丈夫。
ビスはこれまた家にあったコーススレッドとシャープビスを使います。
でもより良いのはステンレス(サビない)のトラス(頭でしっかりと押さえられる)のビスが良いでしょう。
今回は作品を作るわけではないので、これで良しとします。
木工用ボンドも併用してとめていきます。
木材の長さがボードより短い場合は、上になる側にそろえてつけていきます。
何かする場合は簡単な構造や、軽いものからすると作業が楽です。
なので短い面のボードから両脇に木材をつけていきます。
短い面ができました。
これに長い面をつけていきます。
3面が終わり、最後の4面をつけるところです。
囲いができました。
棒の長さの違いは上合わせにしてあります。
今度は穴を掘っていきましょう。
囲いの穴のとこに、もうフキノトウが出ているので移して、
穴を掘って
囲いを入れます。
地面より出ているとけつまずいて危ないので、1cmほど地面より低くしました。
また別の理由としては、
囲いがなければ地中の水分が融通しあいそうですが、囲っているので、中の水分が限られてしまいます。
なので周りより低くすることで、雨をよりため込むようにします。
高さ合わせはまず、入れてから外側に土を戻して、すこしずつ持ち上げると高さが微調整できます。
土と肥料を2回に分けて混ぜながら入れ込みます。
1度だと混ぜにくいので。
さて、1月中に土の準備ができました。
今度は桜の咲く頃に移し替えです。
それまでゆっくりと土と肥料が混ざり合って馴染んでいくことでしょう。
地植えにする
今年は例年になく早い桜が咲きました。
いよいよ移し替えの時です。
すきこんだ堆肥や腐葉土がうまくなじんでくれたことを祈りつつ作業します。
上の写真は買ってきた当初のビニール鉢。
これの他に2カ所ほど増やしましたが、いまはこれだけ。
仕込んでい置いた場所へ移植。
開花は4月なので今年は難しいかも。
ここまで待ったので、来年でも仕方がないですね。
でもやっぱり今年開花してほしい。
新芽が現る
桜も散って2020年4月下旬。
コロナウィルスが猛威を振るっています。
その後そんな大変な時もあったなと思える時に希望を託して記録を残します。
まだ開花はしていませんが、新芽が出てきました。
順調に新しい土に馴染んで成長してる証拠です。
またモミジイチゴの開花の時期は4~5月とされているので、まだ開花はあきらめていませんよ。
まだ一カ月ありますからね。
残念ながら植え替えた年は花が咲きませんでした。
そんな甘くはないですね。
そして冬の間に乾燥しないように水をあげて、
2021年3月中旬、ついに何年かぶりに咲きました。
今日は雨が降っているので、明日にでも人工授粉をします。
いよいよです。
湿らせてはいけないのとの情報から、
雨の日を中一日置いて人工授粉にかかります。
自己授粉するので問題ないとありますが、念のため。
人工授粉の時間は8時から10時の間が良いとあります。
やり方は、綿棒より先の柔らかい筆で円を描くようそっとなでるようにします。
花は咲きましたが実がつきません。
花の数は50はあったはず、あれほど人工授粉もしたのに。
ただ勢いはよく芽もたくさん出てきて、鉢植えの時には目にしたことのない太さ12mmくらいのが出てきました。
鉢の時はせいぜい6mmほど。
なので花が咲くまではいいので、この先がダメということ。
苗販売サイトにあった「自家受粉でいい」とは、もう限界かもしれない。
そこで調べると今年3月に出た論文には、一つではダメだと書いてあるではないですか。
なので素直にもう一苗購入しました。
来年この苗が開花して、お互いに人工授粉をして実がなれば、自家受粉は難しい(自家不和合性が低い)といえます。
この辺りを上の本編を書き直しました。
来年こそははおいしい実がたくさん食べ得られそうな気がしてきました。
違う株を手に入れる
ポットに入った苗ではなくて、根に少し土がついた状態での苗(抜き苗)で買ってみたのですが、届いた時には葉が下向きでもうしおれていて、枝ぶりも直径1.5mmくらいでとてもか細いものでした。
初めての抜き苗だったのですが、よくなかったですね。
葉がもう3枚ほど再起不能なかんじです。
なので箱入り娘状態、室内で保護観察中です。
葉だけではなく、全体として大丈夫かどうか。
今感じでは来年の雲行きが怪しくなってきました。
その後枝の葉が落ちて、完全にお亡くなりになりました。
梅雨の蒸し暑い季節の宅配は植物にとって良くないのがよく分かりました。
また安さにつられた抜き苗も、やはりよくない状態だったようです。
みなさんも季節と、苗はポット苗で購入するように気を付けてください。
涼しくなったらまた、どこかで探して一苗手に入れます。
さようなら
11月、涼しくなりました。
蒸し暑い時の抜き苗でダメなった反省を踏まえて、今回はポットで購入。
できれば翌年に花が咲く大きさがよかったのですが、大きくなるとお値段も高くなるし、前回の失敗の痛手もあるので、ポットで一番お手頃なものを入手。
買う前から小さいとは思っていたのですが、こんな小さいポットがあるのか?と思うくらいの小さささだったので驚きです。
来年少しでも花が咲いてくれればいいのですが。
そうでなければまた1年待つことになります。
さてこの子をどうするかですが、
すぐに地植えにはできなさそうなので、しばらくは室内の窓辺で箱入り娘で育てることにします。
水切れに弱いので、欠けた茶碗に水を張ってその中にポットを入れることにします。
しばらく葉の出具合を様子見て次を考えることにしましょう。
12月
ポット下から根がのぞいてきたので、6cmから9cmへポットを昇格。
鹿沼土に入っていたのを崩さないように植え替えてあげました。
ここまでくれば水を切らさない限り大丈夫そうです。
後は早い成長を望むだけ。
おひとりさまの温室でも用意しようかどうか。
3月
急に温かくなり昨年より早く開花。
昨年仕入れたものが小さいので、開花までに間に合わないのが濃厚。
なのですぐに開花する程度のをもう一株仕入れようかと思っていたら見事にやられました。
仕方なく大きめの株を新たに仕入れたのですが、説明とかなり違っていて葉もなく、大きさもかなり小さなものが送られてきてしまいました。
おまけに窓辺で箱入り娘状態で大事にしてきた小さな株は、ハダニがついたのでハッカスプレーを吹いたらものの数時間で葉が枯れてしまい、もうだめかと思ったのですが何とか別の芽が出てきました。
こんな調子ですから、今年の着果はダメですね。
コメントいただいた方など期待されているのに申し訳ないです。
これらの2株を地植えにして来年に期待をかけます。
違う株をお隣に植える
11月
蚊もほとんどいなくなり、小さな株は残念ながらお亡くなりになったので、大きな株を今あるお隣に植えることにします。
そのままだと野放図になるので、前回より手間を省いて一斗缶の底を抜いてなど考えていたら、ご近所から大きな鉢を頂いたのでこれを使うことにしました。
穴を掘って反り返しのところまで埋めて
広がらないように近くに植えました。
これで来年こそは期待が持てます。
2023年3月
今年も急速に暖かくなり中ごろに花が咲き乱れましたが、期待の助っ人は残念ながら今年は花咲かず。
ただシュートも見えてるので、今期は勢い付けてまた来期に咲いてくれることを願うのみです。
期待してくれている方々、すみませんでした。
黒土と腐葉土を追加しておきましょう。
2024年3月
新たに加えたモミジイチゴに花が咲かず。
それなりの大きさになったので、花が咲いてもいいのですが。
ダメもとで、昨年にちょっと浮気をして他のキイチゴを買い集めた中から、クサイチゴと開化のタイミングがあったので、異種なのでどうかと思いつつ、人工受粉させてみます。
いくつかの花と花を仲良しさせて、どちらもつけばいいのですが。
また前回、鉢に植えた時に少し腐葉土が足りなかったような気がしたので、それでご機嫌を悪くして花が咲かなかったのも気にして、新たに土をかき出して腐葉土を追加。
新人のモミジイチゴ様。
来年は咲いてくださいね。
さて人工授粉した花は実になるのでしょうか。
ひと月ほど経過を見て、結果を報告します。
5月
淡い期待だったのですが、人工授粉はそうはうまくいきませんでした。
やはり別株に花が咲かなかったのが、主な敗因かと。
それにしてもマルベリーがたわわと実って重みでしだれています。
この違いは西洋の強さなのか。
キイチゴで最高の味わい。
お店では売っていないので、見つけるか、育てるしか食べることができません。
キイチゴの中では一番おいしいとされるモミジイチゴ。
ぜひ自分でその言葉を確かみてみましょう。
お金で買えない贅沢。
2苗ないと花が咲いても実がつかなそうなので、別のところからひとつづつが必要です。
※抜き苗として、注文のたびに抜いて発送しているものがありますが、抜かれたときの負担がポットで育てられた苗に比べて高そうです。
定着率は低そうなためおすすめしません。
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コメント
ひっそり楽しみにしてますが…。その後どうでしょう?実がなりましたか?
私も鉢植えで紅葉イチゴ育ててますが、地植えにするかどうか悩み中です。
グリコさん
楽しみに読んでいただいてうれしいです。
実がつかないのは気になってました。
なにせ【必ずおいしい実がつく】とタイトルに入れて公開していますから責任がありますよね。
コメントを頂いてから記事を更新しましたが、自己授粉はダメなのようなので苗をも一つ注文したので、来年には実を付けます!
グリコさんも早く実がつくといいですね。
鉢植えで花が咲いていて、自分が来年に2苗で実がつくのが分かればそのままでいいと思いますよ。
ああ~、やはり自家受粉はダメなんですね。草イチゴもそうらしいので、もしやとは思ってましたが。とはいえうちは紅葉イチゴが3株あるので、お互い来年に期待ですね!
論文は概要ですら正直難しすぎて…。よくこんなの探しましたね。私も他の栽培者のブログを探して見てみたところ、「木質化しているくらいの大株で、しなっている枝に実がなっているのを見かける」、とのことでした。
しばらく動きはないと思いますが、時々見に来ますね。では。
グリコさんは3株あるのなら実がついていそうですが、ダメなんでしょうか。
花が咲かないのでしょうか?
大株ですか。
情報ありがとうございます。
いま大株になりそうなのでいい状況ですね。
それではまた苗が届いたら更新します。
来年実がついたらぜひ教えてくださいね。
お久しぶりです。今年もダメでしたか…。実は我が家もどうも結実しなかったようです。
こちらはすごく元気な株が4株あったのですが、あまり花が咲かなかったり時期がずれたり、咲いたら怒涛の雨が降ったことなどなど、受粉に適さない条件が重なりました。でも他の草イチゴなどは実がなりそうなので、やはりモミジイチゴの難易度が高いんでしょうね。
お互い残念でした。また来年に期待しましょう。
グリコさん
お久しぶりです。
昨年3株だったのが4株になったのですね。
それでもつかなかったのは残念ですね。
わが家も3株になったのですが、来年まで花が咲く株になるかどうか怪しいです。
まずは新たに増えた2株をどこにどう植えるかを模索中です。
ところでグリコさんのブログはこちらではないですか。
昨年コメントを頂いたときにそうではないかなと思っていたのですが。
https://ameblo.jp/rosaceae-tamara/entry-12669470946.html
ブログはそうです。今年こそ成果を挙げられると思ったんですけどねぇ…。
モミジイチゴなんて地方の方は普通に裏山などに生えているでしょうに、こんなに必死になって栽培しなければならないとは。
草イチゴは鉢植えには実がならなかったので、モミジイチゴなんて更に鉢植えでは難しいかもしれませんね。
改めてブログを拝見しました。
海老殻イチゴと草イチゴ、どちらもモミジイチゴと同じバラ科なので受粉の手助けになるかもですね。
味もよさそうなので自分も育ててみようかと思います!
ブログには載せていないのでですが、イチゴもいくつか育てています。
マルベリー、桑、ラズベリー、ブラックベリー、すべて品種は忘れてしまいました。
それと一般的な「とよのか」
異国の地からきたマルベリーやブラックベリーなんてほっておいてもバンバン毎年実がなるのに。
在来種もっと頑張れ!
その他いつか実のなる植物をいくつか育てています。
お久しぶりです。
昨年投稿させていただいたさやと申します。
実は実家の母もモミジイチゴを庭で育てていたらしく、コメントをもらった後すぐ、実家の庭に私が持っている株も植えました。
花が咲いているときに植えたらあまり良くないかなぁと思いながら植えましたが、なんと昨年、それぞれの株に沢山の実が成りました(^^)
色は普通のラズベリーよりパッとしないですが、甘くてとても美味しいです(^^)
今年は結構生い茂っていて、
更に沢山の花を咲かせているので楽しみです。
こちらで貴重な情報を得たお陰で、6年目にしてようやく食すことができました、ありがとうございます!
ちなみに私もポポー、ドラゴンフルーツを育てています。こちらも7年目ですが、ポポーは昨年食べることができました。
残すはドラゴンフルーツ(*_*)
育てるって難しいですね。
(^^)
さやさん、お久しぶりです。
前回のコメントを振り返って確認しました。
またご連絡いただいて嬉しいです。
しかも別の株を植えて花が咲いたことで、結実したようなので、やはり実をならすには別株の原因が大きそうですね。
わが家もそうですが、日本中のもみじいちごに実ごつかない方を解決するのが目的ですので、ある意味 達成感!を得た気がします。
ところで当のこちらはまた今年2株目に花が咲かずに残念な結果になりそうです。
さやさんを含め訪れてきていただいた方に申し訳なく、また個人的にもとても残念です。
是非来年は2株目に花が咲くことを祈っています。
ポポーの結実良かったですね。
わが家は毎年花が咲くようになりましたが、まだ実はなっていません。
調べると生肉を吊るすといいとか。
ドラゴンフルーツもまだダメです。
今年は新たにあけびとフェイジョアを育てることにしました。
こちらはまだ小さいのと、目がわずかに出てる程度なので先はとても長いです。
話がそれましたが、また来年をご期待ください。
はじめまして。
私もモミジイチゴを育てて6年目です。味が気になり購入したものの、毎年綺麗に咲いた~とお花見だけして終わっています。
売っていたときのキャッチコピーは「簡単に育てられる!自家結実します」と書いてたんですが、、
今年も満開になりましたが、どうしたものかと思い、調べていてこちらに辿り着きました。とても参考になります。
今年の更新楽しみにしています。
6年は長いですね。
私と一緒で気長に待てる人とお見受けしました。
ところで自家結実は聞いたことがありません。
そういう品種もあるのかもしれませんが、モミジイチゴを離れて一般的に言うと、自家結実するものでもやっぱり他の株があるとよく実がなるといいますし。
やっぱり2株で攻めるのがよいのかと、まだ成果も出ていませんが思っている次第です。
まだ一株ならぜひもう一株そろえて、来年こそに期待しましょう。
今後のご報告を楽しみのお待ちしております。
はじめまして。
モミジイチゴが結実しないので、調べていたらこちらに辿り着きました。
私は懐かしい味を楽しみたくて購入しました。
我が家はスペースの関係で鉢植え、1本なので、今後も花のみ愛でることになりそうです。
成果を見守っています。
みかんさん
コメントありがとうございます。
なかなか記事のタイトル通りに実がつかなくて、申し訳なく思っている一方で、期待されているとまた励みになります。
今年も夏の水枯れに気を付けて、2株目の成長に期待して、来年の成果をお届けできるようにします。
みかんさんとこのは、ひっとしたら1本でも付近にモミジイチゴの仲間がいれば風に吹かれてか、虫が助けてくれるかもしれませんね。
初めまして。地植えのモミジイチゴが3年目を迎えましたが、未だ花すら咲きません。スペースだけはあるので、縦にも横にも大きくなっていますが。ネットの「これを食べたら他のイチゴが食べられなくなる美味しさ」という言葉に惹かれ購入しましたが、花すら咲かないので結実なんて夢のまた夢です。とりあえずこちらの記事を参考に、肥料を与えてみようと思います。それともう一つ苗を購入してみようかと。まずは花を咲かせるところから、頑張ります。
みっきーさん、
こんにちは。
自分もキイチゴの中では一番のおいしさという触れ込みに惹かれて、ぜひとも味わってみたく育て始めました。
流通もしていないので、育てて食べてみる醍醐味がありますよね。
わが家の2つ目の苗も来年は花が咲いて、実がなることを期待しています。
また進捗を教えてください。
はじめまして
山際や裏山にモミジバイチゴが生えている土地柄に住んでおります。
自分も、マイモミジバイチゴが欲しくてプランターに移植してみましたが
管理が悪くお亡くなりになってしまいました。
当地でもいお花はたくさん咲いているのをみますが、あまり結実しているのを
見たことがありません。結実していてもイクラのようなつぶが数粒とか・・・
花の時期の雨なんでしょうか? 神奈川などからっとした土地柄のSNS投稿をみると
見事な大きさのイチゴを収穫していて驚きます。かといって大きい結実も見ますので、何らかの条件なのでしょうね。
ちなみに、お味は昔から食べて知っていますが、甘い系のお味です。そんなに酸味はありません。私は酸甘バランスの取れた果物が好きなので、少し物足りないかな、と思っていますが、こればかりは念願の果実を食べてのお楽しみですね
チカップさん
コメントありがとうございます。
移植したモミシバイチゴ枯れてしまって残念でしたね。
私のところでは今年も2つ目のものが花が咲かず残念な結果になってしまいました。
私自身もそうですが、期待して訪れておられる方に対しても申し訳ない気持ちです。
私は食べたことがないので、おいしさは分からないのですが、とにかく評判がいいので、是非食べたいということをモチベーションに頑張っています。
また来年遊びに来てください。