2023/8更新
ハイセンスのエアコンは安いーっ
でも中国製なので大丈夫かしら?
冷えないって本当?
他の人の評判はどうなのかな
▶ハイセンス製のエアコンを実際に使っていて分かったこと
▶他の方の評判
この2つをまとめてお届けします。
これでお値段お得なエアコンが、不安をなくして安心して選べますよ。
追記:室外機の動作音で修理をお願いしましたが、すぐに解決です。
中ほどにまとめてあります。
気になるハイセンスのエアコンの口コミと性能を解き明かす!
はじめに
ハイセンスのエアコンはつい価格の安さだけに目が行ってしまいますが、実は取捨選択が上手なエアコンです。
詳しくはメリット/デメリットで紹介するので、ここではさらっと押さえておきましょう。
省くのは自分でできて故障の多いフィルターの自動掃除
これはひとシーズン終わったら外して掃除機、水洗いで大丈夫ですよね。
たまにはフィルター専用のスプレーで除菌洗浄してあげれば問題ありません。
逆に取り入れるのは室内/室外機の凍結洗浄
日立の調査によればエアコンの汚れは、熱交換器が全体の68%を占めるとのことです。
自分でできない熱交換器の掃除は本来エアコンクリーニング業者のお仕事です。
クリーニング費用は1回でおおよそ1万円前後なので、クリーニングはここだけではないにしても、この機能のありがたみが分かりますね。
そして内部のカビは温風乾燥で防ぐ
これも最近のエアコンには必須ですね。
起動時のカビによる嫌なにおいを防ぎます。
ないとカビがお部屋に広がってしまいますよね。
独立行政法人製品自術基盤機構の報告によれば、カビを体に入れることで喘息の原因にもなる恐れがあるとされています。
→実際に5シーズン使いましたが、よくある使い始めの嫌なニオイはありません。
▶取り扱い説明書はこちら
▶カタログはこちら
それではその他含めて具体的に見ていきましょう。
ハイセンスエアコンの【メリット】
魅力的な価格
同等商品と比べて約割3割ほどお得
わが家で購入したのは10畳タイプで、このクラスだと基本的な機能のもので約10万が相場ですが、ハイセンスエアコンは7万程度。
またOEMのアマダナブランドは2022年で終了したようで、セール価格になって半額程度に下がって大変お得な状態です。
もちろん6畳タイプならもっとお得です。
室内機/室外機の解凍洗浄
室内機はフィルターの奥にある金属のヒダがたくさんついたところ(熱交換器)。
さらに2022年モデルからは室外機も同じ機能がつきました。
凍結させて汚れを浮かし、それ溶かして汚れと一緒に水で洗い流す洗浄方法です。
メーカーの動画も分かりやすいです。
日本のメーカーでは日立のエアコン白くまくんがいち早く採用していますが、それよりも早くハイセンスが始めています。
さらに2022年からは室外機もです。
ただ安いだけではなく、ここは一歩進んでいるところですね。
わが家ではキッチンのある部屋に設置しており、揚げ物もバンバンするので、油汚れがつきます。
汚れた状態からどれだけキレイになるのか楽しみですね。
時が来たら追記しますので、お楽しみに。
上下と左右にも自動で風向き調整
上下が一般的ですが、左右にも自動で動くことで部屋の空気をモレなく整えます。
もちろん希望の位置で固定もできます。
いままでは扇風機で空気を対流させていたのですが、それがいらないくらいの風量があります。
エアコンなのに「風の涼しさ」を実感できるのがいいですね。
その他
細かいメリットも見ていきましょう。
▶熱交換器の内部乾燥機能
カビやにおいを抑制します。
夏を終えて、秋に使っていなくて、冬の使い始めに特に嫌な臭いはしませんでした。
▶室外機が静か
回転ファンを大きくすることで低騒音を実現。
お隣が近くても夜に気兼ねなくエアコンがかけられそうです。
他の方のレビューによればパナソニックよりも静かだとか。
ただ使ってみて感じたのが、オフにした時に温風が出て内部を乾燥させる室外機の音が一時的に大きいです。
夜静かな時にオフにするときは、近隣への騒音が気になります。
▶0.5度刻みの温度調整
暑すぎず、寒すぎずちょうどいい温度にできるので、ストレスなく、かつムダにエネルギーも使わない省エネになります。
▶入り切りタイマーの同時設定可能
朝の出勤後に切りタイマー、帰宅前に入りタイマーが同時に設定しておけます。
設定し忘れがなく快適ですね。
▶通常リモコンとミニリモコンの2つ付き
よく使う場所においておけば、リモコンを探す手間が省けます。
ハイセンスエアコンの【デメリット】
本当に必要なもの以外は省いてしまったハイセンスのエアコン。
ないモノを確認しておきましょう。
家電の鉄則、「複雑なものは壊れる」ですよ。
▶自動フィルター掃除なし
フィルターを外して掃除機をかければ大丈夫。
ひとシーズンに一回かければいいでしょう。
▶イオン放出なし
わが家でコロナ対策でイオン放出機能付きを一時検討しました。
例えばパナソニックや、シャープなどありますが、上位の最新高級モデルを除き放出量はそれほど高くないので、必要であれば別に空気清浄機を置くのが得策です。
逆もしかりではありますが、エアコンが壊れても空気洗浄機は残りますから。
またダイキンのストリーマは内部での除菌効果なので室内全体にイオンを放出する機能ではありません。
▶Wi-Fiで室外ON/OFFなし(Sシリーズ)
これは最近アイリスオーヤマが仕掛けている低価格エアコンが備えていますが、うまく機能の需要を見込んでいますね。
※ハイセンスの上位機種のHシリーズは対応しています。
ところがスマートリモコンを使えばスマホで外出先からでもONできるので、Wi-Fi機能をあえてつけなくても大丈夫です。
わが家でも「SwitchBot Hub Mini」の導入を考えています。
問い合わせたところ、簡単設定はないそうですが、マニュアルで設定ができます。
もし設定がうまく行かない場合にも、必ず3か月ほどで対応させてくれるそうです。
せっかく買っても動かなければ無用になるので、ちょっと安心ですね。
▶耐久性が不明
家電全体では大手のHisenseですが、日本向けのエアコンはまだ売り出されて日が浅いです。
ただ調べてみると国内販売は最近ですが、自国の中国での販売実績は1997年からなので、20年を超えます。
また多機能でない分壊れにくいはずですが、気になる所ですね。
メーカー保証は5年(一部1年)あります。
わが家では3シーズンの使用を過ぎましたが、後の紹介する設置時のミス以外は製品として問題はありません。
▶リモコンに時計がない
決まった時刻にタイマー設定ができません。
18時間後までのON、OFFタイマーが同時にできるので特に問題を感じていませんが、毎日決まった時間にON/OFFされたい方には、その度に設定が必要なので少し面倒かもです。
故障するかも!
ハイセンスのメーカー名は聞いたことがあるけれど、中国のメーカーなので悪いけれど品質に信用がおけなくて故障するかもという不安があります。
こんな不安を明らかにしていきます。
壊れやすいか
「ハイセンス」 「エアコン」 「故障」
で調べるとこちらが出てきます。
3週間待たずに故障とキャッチーなタイトルがついているので気になります。
また業者談として故障しまくりとのコメントも気になりますね。
しかしながら、それ以上の故障クレームは出てきません。
さらに細かく見ていくと、故障レビューのモデルは現在販売していない2019年の初期モデル。
現在の最新モデルと年が違うので、欠陥があれば改良されているという期待も持てます。
そういうことで、前向きな希望としては、
▶中国での販売実績は20年(前項で説明済み)
▶旧モデルの故障レビューは、改善済みかも
▶日本への新規攻勢をかけているので、品質には気を使っているはず
こちらによれば、日本向け製造ラインは中国国内と別にして熟練工を当てているそうです。
保証
ハイセンスのエアコンも保証があり、他のエアコンメーカー、例えばパナソニックや、シャープ、日立など日本の大手メーカーと期間、内容を一緒に揃えてあります。
・冷媒回路5年保証
(圧縮機、冷却機、凝縮機、本体付属配管)
・その他1年保証
圧縮機とはコンプレッサーで内部の充填ガスを圧縮するものです。
冷却機は何を言っているのかはっきりしなかったのですが、問い合わせたところ冷却機とは蒸発器のこととのことです。
このあたりの言葉の説明はこちらが分かりやすいです。
また部品の保有期間は10年となっています。
お店の延長保証を付けるのもあり
メーカー保証とは別に、お店独自の延長保証がつけられる場合があります。
500~1000円程度で10年保証がつけられたりするので、少しでも不安な方はおすすめ。
保証を付けてもハイセンスエアコンなら十分安いですから。
故障のときは
実際に故障した時にリモコン画面で壊れたときの詳細が分かるようになっています。
これは購入するまで分からなかったのですが、売りっぱなしでない姿勢がうかがえるので、良い点ですね。
確認後に連絡することで早く解決できそうです。
ただ2022年モデルからは故障内の記載がなくなりました。
サービスコードは同じなので後で役に立つかもしれません。
旧説明書明書のリンクを貼っておきます。
ハイセンスエアコンの【口コミ】
2019年の3月に初めてハイセンスのエアコンが発売されて、非常に口コミが少ないかったのですが、最近やっと知られてきたので増えてきました。
まずわが家では、数秒で風が出てきて、約30秒ほどで冷たい風が出てきます。
夏に帰ってきて、暑い室内からすぐにでも解放されたいですよね。
ハイセンスエアコン 冷えない
検索すると上位に出てくるこのキーワード。
とっても気になります。
それでもって情報を追ってみますが、特に冷えなくて困っている人のレビューが出てくるわけでもありません。
理由はおそらく「そうなったらいやだな」という不安に思う人が多いので、自動で出てくるこのキーワードを選び、実際なくても気になることとして悪循環で順位が上がってくるのだと思われます。
ハイセンスは別にしても、買い替える前に使っていた数年前のエアコンと比べて、新しく買った最新のエアコンが同じ畳数性能クラスで冷えないなんて、まずありえない話ですよね。
さてその他の方のレビューも見ていきます。
仕様表では冷房時で57dB。静かな方だと思います。
少なくともパナCS-228CFRよりはかなり静かです。
室外29度の時に、室内温度設定23度にして試運転した時でも、室外機の音は気になりません。
お隣さんの住居壁まで2mもないところにつけていますが、大丈夫ですね。
ファンが大きいから無理して高速回転しなくてすむのかもしれません。
冷房使用後の内部乾燥は「暖房乾燥」なので生暖かい風が出ます。
しばらくは送風口がしまらず乾燥運転をしています。
これは仕方がないでしょう。
この時にニオイも出るときがあります。
なので部屋を出るときに電源OFFするのが正解。
その代わり、電源ONで臭うことがありません。
これはしっかりと内部を乾かしているからなのでしょう。
他のメーカーのエアコンで電源ONでのニオイがどうにもたまらなくなってきたので、最暖房、最冷房を繰り返して消したことがあるので、理にかなった方法だと思います。
前面にメーカー名などは入っておらず、側面に洋服のタグのようなブランドロゴが出ていてデザインが可愛いです。
わが家のアマダナは写真のタグが付いていませんでした。
小リモコンには付いていましたが。
ひょっとして業者の人が気を利かせて取ったのでしょうか。
室内機も、それ程大きくなく天井の低い我が家でも圧迫感なく取付できました。
数年前の東芝のエアコンより奥行きがスッキリとしています。
また、値段も同容量の他メーカー品に比べ低めに設定されておりコスパに優れていると思います。
知らないで買いましたが、左右方向にも自動でスイングできるのがうれしいですね。
値段が安いのは確かにその通りですね。
また自動スイングも期待していなかったですが、それなりの風量で上下左右に自動で部屋の空気をかき回してくれます。
まとめて言えることは 価格なりにしっかりとしていること、
単発ではもちろんありますが、同じ内容の決まった不満の声が聞こえてこないことが素晴らしいですね。
ハイセンスエアコンを【使ってみて】
実際に使ってみていえることを口コミと重複するところもありますがまとめます。
▶すぐに冷える/温まる
基本的なところですが重要です。
30秒ほどで冷たい風が出てくるのがうれしいですね。
さらにわが家の機種はないですが、Hシリーズのハイパワー冷暖房がさらに効果ありそうです。
▶安っぽい
表面のプラスチックの色が青白く、わが家では白さが際立っています。
近くでよく見るとプラスチックの質感が安っぽい気もしますが、部屋の端の壁につくものなので、がっかりする程度ではないですね。
▶火の近くの料理中でも涼しい
8畳でキッチンと反対側の壁に10畳用のハイセンスエアコンをつけていますが、風量を強くして水平に風を送ると、換気扇を回しながらコンロの火を使っていても涼しく料理できるのがうれしいです。
なのでキッチン付きお部屋には、余裕をもって畳数の一つ上のクラスがおすすめです。
いままでのエアコンよりも最大の風が強いので涼しさを肌で感じることができますよ。
▶臭くない
シーズン初めにエアコンは臭いものと思っていましたが、このエアコンは違います。
3回目の夏を迎えましたが、全く臭くなりません。
臭いのってイヤですよね。
掃除すればいいのですが、自分でするのも面倒ですし、業者にお願いするのもお金がかかりますしね。
もちろん体にもよくないです。
臭くならない。
ただその裏返しとして、冷房後に内部乾燥のために暖房されるので、冷房終了時は速やかな退室が必要です。
室外機の音がうるさく修理をした
原因は設置時に中の銅管が、外ケース(筐体)に触れていたため。
夏は停止時に音が少しうるさいことがあったのですが、冬に使うと室外機がよりうるさい。
お隣がすぐ近くなので風量を少なめにして使っていたのですが、やはり気になり修理になりました。
ちなみにサポートは連絡をやり取りするのに何度かかけたのですが、すぐにつながり好印象です。
来ていただいて、エアコンをつけて音を聞くなり、これは明らかに異常音ですね。
と即答。
コンプレッサー(空気の圧縮機)の振動で接触して音鳴りがしていたのです。
なので銅管を手で押し、当たらない位置に調整して終了。
作業時間は15分ほど。
まったく振動音がなくなりました。
もちろん1年以内なので無償修理です。
そしてせっかくなのでいろいろ聞いてみました。
聞くとところによると、これはハイセンスだからではなく、どこのメーカーにもよくあるという。
設置時はわからなくて、動作してでないと分からないとのこと。
これは作業する人の経験によるところが大きいかもですね。
また夏と冬では動作が違い、冬のほうがコンプレッサーが大きく振動するので、冬に異音がすると呼ばれることが多い。
さらにせっかくなのでハイセンスとしての不具合を聞いたところ、
ちらほらあるのは、
「夏に設定温度より冷えすぎる」
この原因はほこりフィルターの目がほかのメーカーより細かいのと、温度センサーがフィルターの上にあるため、フィルターがつまると、温度センサーがより上の暖かい空気を拾って、まだ冷えていないと判断して冷えすぎるとのこと。
これにはフィルターをこまめに掃除してください。
そういってフィルターを外して、
「ね。熱交換機がほとんど汚れていないでしょ。」
フィルターがほとんどほこりを通さないので、その奥の熱交換機が汚れないとのこと。
「前はこんなに細かくなかったんですけれどね。」
これは改良されたんですね。
確かに揚げ物バンバンするのに汚れないなと思っていたら、こういうことだったのですね。
解凍洗浄を試したいから汚れるのを少し楽しみにしていたのに。
また水洗いより、ブラシでこするのがおすすめと言っていました。
その他、特にハインセンスはここがダメということはないとっていました。
いろいろな不具合を経験している修理の業者の方に言われて、こんなことはあったものの、買ってよかったと安心です。
ハイセンスエアコンの【ラインアップ】
ハイセンスエアコンのOEM
中身はハイセンスエアコンだけれど、別の会社の名前を付けて売られているもの(=OEM)です。
▶ハイセンスオリジナル版
アマダナと全く同じで、「Hisense」のロゴがあります。
通常はこちらでよいと思います。
▶アマダナ版
ビックカメラ限定
「amadana」のタグが付いている(わが家のはありませんでしたが)
その他のオリジナル版との違いは全くありません。
洗練されたデザイン!
アマダナ社は日本の家電メーカーです。
機能に特化するのではなく、基本的な機能でデザイン性に優れた家電を提供しています。
特にウォーターサーバーが有名です。
▶エディオン版
室外機がサビにくい塩害対応
沿岸にお住まいの方はこちらのタイプがおすすめですね。
▶ヤマダ電機(隠れハイセンス)
「リエア」という名前でオリジナルとの違いはカバー裏に活性炭フィルターがついています。
一般的に活性炭は1年くらいで交換が必要なので、メンテとコストを考えるとおすすめではないですね。
外して使う手もあります。
※この後の「気になる他の安いエアコン」でさらに説明します。
▶ニトリ版(隠れハイセンス)
Wi-Fiがついていますが、こちらもWi-Fiを別付けと比べると値段が明らかに高いので、おすすめしません。
※この後の「気になる他の安いエアコン」でさらに説明します。
毎年のモデルチェンジの違い
ハイセンス製のエアコン、3タイプあります。
・普及版のSシリーズ
・上位はHシリーズ
・換気機能がついたGシリーズ(カタログからは消えたものの、販路を変えて販売継続中)
※換気が気になる方はこちらの記事が参考になります。
ハイセンスエアコンも毎年モデルチェンジをするので違いを見てみましょう。
ハイセンスの2022年モデルと2023年モデルの違い
上位のHシリーズは本年度から
普及版と比べて違うのは、2つ。
・リモコンの温度センサー
・ハイパワー冷暖房
普及版のSシリーズは昨年モデルに比べてフィルターに撥水性が加わり、お手入れが楽になりました。
型番での年度の見分け方は、EがFになったのが目印
10畳で旧来のSシリーズを例に出すと、
HA-S28E-W 旧モデル
HA-S28F-W 新モデル
販売はほぼないと思いますが、
ハイセンスの2021年モデルと2022年モデルのSシリーズの違い
2022年からはシリーズが2つになり、
旧来のものはSシリーズ
上位はGシリーズ
上位機種のGシリーズは
Wi-Fiで室外からのON/OFF、換気、お手入れカンタンの3つが加わりました。
※換気が気になる方はこちらの記事が参考になります。
Gシリーズは別にして、旧来のSシリーズと比較すると、
10畳だとHA-S28D-Wの旧モデルと、
DがEになったHA-S28E-Wの新モデル
大きな改良点は室外機も凍結洗浄機能がついたところ。
もう皆無だと思いますが、
ハイセンスの2020年モデルと2021年モデルの違い
10畳だとHA-S28C-Wの旧モデルと、
CがDになったHA-S28D-Wの新モデル
ネットの情報だと同じとありましたが、ここはきちんとサポートに確認するとと、やっぱり同じでどこの改良点もないそうです。
無駄に細かく改善しないところが、低価格につながると評価しましょう。
でも型番を少し変えるのはいやらしいですね。
どこで買うか
わが家ではビッグコジマで店で買いました。
店頭でオンライン価格を調べて安いのを伝えたのですが、工事費等が含まれていないので、それを含めると同額ですと説明を受けて購入しましたが、後でオンラインの画面を進めると、残念なことに少しオンラインの方が安いことが分かりました。
同じビックカメラなのに店舗とネットでは価格が違う。
エアコンは聞き取り項目が多いので、そこを人が対応して、書面から打ち込むのか、買う人が直接データーを打ち込むくらいの差しかないはずですが、その分の手間賃がやっぱり違うのかもしれませんね。
後で良く調べたのですが、ハイセンスオリジナル版であればAmazonが標準取り付け費込みと追加のリサイクル費を足しても最安値になります。
ただAmazonでの工事のレビューがあまりよくないので、楽天での工事セットがおすすめです。
電気代
せっかく安く買っても電気代が高くつくようでは、何のために安く買ったのか分かりません。
これも重要ですね。
Kakaku.com公表の10畳タイプで、同年、同価格帯の年間電気代を比較してみます。
アマダナハイセンスエアコン | 24,651円 |
シャープAC-28LFT | 24,651円 |
パナソニック エオリアCA-280DFL | 24,651円 |
日立 白くまくんRAS-AJ28K | 25,083円 |
ダイキンS28XTES | 25,083円 |
まあ各社それほど変わりません。
アマダナ、シャープ、パナソニックが同価格で、日立とダイキンは少し高いです。
せっかくなので省エネも見てみましょう。
これには「APF省エネ基準」というものがあります。
引用しましょう。
年間を通じてエアコンを使用したとき、1年間に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で除した、性能評価指標です。この値が大きいほど省エネ性が高いといえます。
(一般社団法人)日本冷凍空調工業会
簡単に言うと数字が大きいほど省エネです。
アマダナエアコン | 5.8 |
シャープ | 5.8 |
パナソニック | 5.8 |
日立 | 5.7 |
ダイキン | 5.7 |
こちらも各社それほど違いがありませんね。
やはり省エネ度も電気代金の通りアマダナ、シャープ、パナソニックが同じ5.8で、日立とダイキンが少し劣ります。
※また省エネとは別にハイセンスのエアコンには2つのエコモードがついています。
重要なことですが、そもそも電気料金が高ければ問題外です。
エアコンの省エネよりも、電気料金の見直しの方がよっぽど効果的です。
わが家で徹底的に調べて安かった「そらエネでんき」
知名度が低く、東京ガス電気のようにCMにお金をかけないのでその分得です。
切替は面倒なことは一切なく、申し込めば後は何も変わりありません。
とっても簡単です。
掃除
購入後夏シーズンが終わって冬に差し掛かり、フィルターを掃除しました。
フィルターのホコリが多いのは、部屋がホコリっぽいのか、エアコンの空気吸収性が高いのかどちらかでしょうが、あまり優劣には関係ない気がします。
揚げ物をバンバンするリビングダイニングのエアコンなので心してかかったのですが、掃除して終えてみるとそれほど手間ではなかったですね。
一般的なフィルターの掃除の方法で進めていきます。
フィルターを掃除機でホコリ取り
まずはフィルターのホコリを表から掃除機で吸い取ります。
このときのポイントは、表。
ホコリは表につきますから、裏から吸い取ろうとすると網目にホコリが食い込んでしまいます。
フィルターをシャワーで水洗い
次にフィルターを水洗いします。
通常シャワーを裏からかけます。
ポイントは先ほどとは反対の裏からですね。
わが家は水圧が低いので、シャワーよりもストレートに水流を当てることにします。
面積は狭いのですが、ホコリの取り残しは隅なので、ここを重点的に押し流します。
ほとんどこれで落ちますが、歯ブラシも併用すると効果的です。
そっとなでてやるだけで十分です。
もしフィルターが臭うようなら、これを使えば大丈夫。
本体のパネルを外して掃除
せっかくなので全面のパネルも外して本体の隅のところまで掃除をしましょう。
パネルは押し上げて、その後外側に向かって押し出すと突起が外れます。
期待の凍結洗浄!
フィルター奥の熱交換機は半年くらいでは汚れないようですね。
キレイなままです。
凍結洗浄を楽しみにしているのですが、来春までお預けです。
気になる他の安いエアコン
最近インテリアメーカーが家電に参入しています。
アイリスオーヤマやニトリ。
家電より価格の安く、購入頻度の高いインテリア、そのブランドイメージを引っ提げて消費者の心ををつかんでいます。
もちろん急に家電なんか作れませんから、どこかに作らせているわけでして、そのあたりを含めて比較していきます。
アイリスオーヤマのエアコン エアウィル
アイリスオーヤマのエアコンは買ってはいけません。
アイリスオーヤマはエアコンを売り出したと思ったら、もう10種類のシリーズ展開をしています。
なので比較するのは売られているので最も安いスタンダードモデル
GシリーズのIHF-2205G
・価格はアイリスオーヤマが少し高い
ハイセンス
本体と工事費込みで 66421円(税込)
アイリスオーヤマ
本体と工事費込みで 69800円(税込)
この程度は許容範囲でしょう。
・アイリスオーヤマは故障が多い
製造元は東芝のグループ会社のようです。
東芝そのものもよく故障が多いといわれていますが、なかでもアイリスオーヤマが取り扱い停止になったとか、決しておすすめされていないされていないので買う気になれません。
アイリスオーヤマの家電全般ですが、レビューを見ると散々たるものがあります。
もう十分ですね。
まとめると
アイリスオーヤマのエアコンは買ってはいけません。
ニトリのWi-Fiエアコン
ニトリのエアコンは中身がハイセンス、でも高いので買う意味なし
ニトリがエアコンを売り始めました。
でも中身はハイセンス。
氷解洗浄でピンときて、寸法を調べたら室外機と室内機の寸法が寸分たがわず一緒です。
でも言葉はハイセンスの「解凍」洗浄と、ニトリの「氷解」洗浄で言葉を変えています。
かわいいですね。
気になる違いですが、
・外出先でエアコンがONにできる
名前のWi-Fiエアコンのとおりで、ほかには設定温度の自動ONや、タイマー設定ができます。
・アロマパッドつき
いりませんね。
・ニトリは価格が2万円以上高い
例えばわが家で使っている10畳タイプで比較すると
ハイセンス
本体と工事費込みで 66421円(税込)
ニトリ
本体69900+工事費19800円=89700(税込)
差額は89700-66421=23279円
・保証が短い
ハイセンスは5年で一部1年
ニトリは1年で一部を除く
なので保証期間はハイセンスがよさそうですね。
つまり
2万以上出して、高いニトリのエアコンを買うのなら、Wi-Fi機能を使うかどうかです。
そして
これは先に紹介した「SwitchBot Hub Mini」や、さらに低価格でハイセンスがそのまま使えると明記している「Nemo smart」が3000円で同等以上のことができるので、ニトリのWi-Fiエアコンの買う意味がないですね。
まとめると
ニトリのエアコンは中身がハイセンス、でも高いので買う意味なし。
ヤマダ電機エアコンRIAIRリエア
ヤマダ電機のエアコンは中身がハイセンス、でも安くないので買う意味なし
ニトリの中身はハイセンスでしたが、こちらももっとハイセンス
リモコンはそのまま、見た目も全く一緒です。
違う点はヤマダ電機はフィルターに活性炭がついている!
でも活性炭は一般的にそれほど持ちませんから。
さらに値段もかなり違う。
例えばわが家で使ってる10畳タイプ
ハイセンス 楽天 64,193円(工事費込み)
ヤマダ電機リエラ 82,279円(工事費込み、下取り価格込)
差は18,000円
ニトリより少しは差が少ないですね。
せっかくなので他のも見てみると、
8畳で57,827円と71,279円
14畳で74,800円と115,279円
14畳なんて差はなんと4万円!
知らずにヤマダ電機で買った人はかわいそうですね。
まとめると
ヤマダ電機のエアコンは中身がハイセンス。でも高いので買う意味なし。
まとめ
今回のエアコンは8畳のリビングキッチンに設置しました。
キッチンがあるので1クラス大きい10畳タイプにしたところ、夏に換気扇が回っていても涼しく調理できるのがいいですね。
これを知らずに日本のメーカーを買った人よりちょっぴり得した気分です。
これから伸びていく可能性を感じました。
後はどれだけ持つかですが、機能が複雑でないので壊れにくそうですね。
追記:
修理対応をしてもらって改めて思うのは、
・製品の問題ではなかった
・業者は特にハイセンスに問題を受けていない
・すぐに冷えてパワフル
・秘密兵器の「解凍洗浄」
・そしてなにより価格が安い
これは日本のメーカーちょっとやばいかなって感じます。
気持ちは日本のメーカー応援したいけれど、品質が同じなら安いほうを買うから。
うっかりすると工事が遅れます。
季節の変わり目は取付工事が集中するもの。
思い立ったらすぐに進められるネットが有利です。
機能スッキリと価格でお得なハイセンスエアコン。
6、8、10、14畳タイプがあります。
畳数以外の機能で機種が分かれてはいません。
なので全部で4機種のみ。
選びやすくていいですね。
こういうところが値段を下げているところでもあります。
先にもお伝えしましたが、Amazonの工事はレビューがよくないのがちらほらあるので、楽天がよいですね。
私が買った2021年より改良されてマイナーチェンジしています。
しかも値段が少し下がっている!
ちょっと悔しい。
わが家は10畳タイプ。
本当は8畳のリビングダイニングですが、木造なのと、キッチンの換気扇を回してもガンガン効いてくれたので正解でした。
それにハイセンスだと、同じ値段で一つ上のクラスが買えてしまうのがお得ですね。
見つけてしまったお得なハイセンスエアコン。
これで安心して購入できますね。
よかったわ
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コメント
「説明書のリンク」がパナソニックのものになっています。
sata_mo様
ご指摘ありがとうございました。
正しいリンク先に修正しておきました。
つたない記事ですが、これからもよろしくお願いいたします。
使われてみて、室内機の騒音はない方ですか?
スマイル様
室内機の音はそれほど気になりはしませんよ。