原付は危ない気がしてきた
燃費も悪いし、原付を卒業しようかな
少しでも早くそうしたほうがいいわよ
原付に乗っている人はなんとなく危ないな、と感じているはずです。
独特の規制があるからですよね。
自分もそうですが、うっかり規制を外れて何度か捕まると、より強く感じますよね。
そうです。
ルールをきちんと守って乗っていると、いかに危ないものかということが分かってきますね。
危険を改めて思い返してもらって、さらに古い原付なら費用の面でも乗り換えたほうがお得ですよと、おすすめするのが今回の目的です。
特に通勤、通学で原付に乗っている人にはぜひ読んでいただきたい。
危ない原付50ccは、早々に原付二種の125ccに乗り換えるべき
はじめに
50cc原付は、「危険」と「ガソリン代の高さ」を理由に卒業すべき。
古い50cccの原付を乗り始めたころは、これで十分と思っていました。
速さなんて求めないし、たまに乗るから燃費なんて気にしない。
なんて思っていたら、コロナで通勤で使うようになり、状況が一変。
毎日それなりの距離を走るとなると、早く着きたいので交通量の多い幹線道路を走るようになります。
走りの経験が増えるといかに原付が危ないかが分かってきますね。
また一方で給油の量も多くなります。
燃費を試しに調べてみたら、最近の低燃費バイクとの差にあぜん。
最新の原付の人は問題ないでしょうが、そうでない人は一度調べてみるのがおすすめです。
それでは安全と維持費を理由に、ワンランク上の原付二種に乗り換える理由を確認していきましょう。
原付の走行規則による危険
原付を乗るときの危険は大きく分けて4つありますね。
・30キロ規則の危険
・路肩寄り走行の危険
・2段階右折の危険
・左車線走行の危険
どれも原付独特の規則のためです。
順に確認してきましょう。
30キロ規制の危険
能力は別にして、原付はルールで30kmまでしか出せませんね。
これを守っていく危険を改めてまとめると、
・怖い追い越し
速度が遅いので抜かれるのはいいのですが、路肩寄りを走っていてもスレスレで抜かれたり、大型のトラックの場合は図体が大きいから怖いだけでなく、風圧でこれまたバランスを崩しそうになります。
・絶えず後ろを気にするストレス
路肩寄りが危ないので中央付近を走っていると、後ろの車が気になるので、絶えずバックミラーを見ながら走るのもストレスです。
特に車線が一つしかない場合は気を使います。
・悪質な横暴車
原付だからと軽く見て横暴な車が少なからずいます。
追い越しで強引に割り込んで来たり、車線変更するのに並走して幅寄せしてきたりします。こちらが譲らないと明らかな転倒事故や、その後の交通トラブルになるケースです。
要注意の車は?
若葉マークや高齢者マークもそうですが、次にあげる車も避けるようにしましょう。
タクシー
急停止、車線をふらふら、事故ると後ろ盾の組合お抱え弁護士が強いので非常に不利。
トラック
重量があるので巻き込まれたら確実に死ぬ。
工事車両、傷だらけの車
運転が荒いし、スマホを見ながら運転が多い。
ミニバン、高級車外車、ぞろ目ナンバー、窓のスモーク、過度なステッカー
運転が荒い。横柄。
路肩寄り走行の危険
原付は30km速度規制ですから、スピードが出ません。
なので路肩寄りに走って後ろの車に道を譲ることになりますよね。
ここで危ない3つのケース
・路面がうねっている
重量車両が通っている道では路面の端がうねっていますよね。
その近くを走ると左右に振られてバランスを崩して倒れそうになって危険です。
・物が落ちている
落ちたものに乗り上げると、やはりバランスを崩して転倒します。
ペットボトルや、軍手、靴、車のホイール、枝などよく見ますね。
落ちてるだけではなく、植え込みの木が車線にはみ出ているものよくあります。
日中はまだいいですが、夜間はライトがあっても見えにくいのでとても危ないです。
・砂利や砂が溜まっている
止まるときに足が滑って転びそうになります。
落下物と比べて目に見えないぶん厄介です。
左からすり抜けて止まるときによくズルっとなりますね。
2段階右折の危険
する場所とやり方を良くわからないままでいたら、職場の目の前でライトを消して待ち構えていたパトカーにつかまりました。
どんな決まりかおさらいすると、3車線以上あるときの右折は左車線から右ウィンカーを出して交差点の端に止まって、90度向きを変えて今度は前方の信号が青になったら直進するというものですね。
ただこれはドライバーにあまり知られていないので危ない。
後ろから突っ込んでくる車
左折の時に減速すると、後ろの車が何をやっているだとばかりに寄せてきます。
これは本当に怖くて、3車線を走行中で、右折したい直交する道が1.5車線ほどだと道幅が狭いのでしっかり減速しないと切り返して止めることができない。
また歩行者の信号待ちもあると非常にしにくい。
所轄の警察署に2段階右折禁止にして小回りできるように要望をしたくらいです。
一応は聞いてはくれますが、死なないと変わらないかもしれませんね。
先日また後ろの車からクラクションを鳴らされました。
対向する右折車とも鉢合わせ
右折する対向車からみれば、左折すると思っている原付が突っ込んでくるので、なんだこのヤロー!ってなります。
自分はまだないですが、でかいダンプにクラクションを鳴らされたら、いくら正しい走行をしていても、もう前に進めないですよね。
通勤で毎日左折専用レーンを直進して、信号待ちの車やバイクの視線を感じながら3車線を横切っていくのはどうしても気分のいいものではないですね。
たまにあるT字路
3車線の場合は、直進から右折したいもののどうしていいのか減速したら、後ろからクラクションを浴びせられました。
これは調べたら「曲がらないようにしましょう」なんて書いてあります。
ひどいですね。
原付は曲がれない道があるのです。
左車線走行の危険
左車線を走らなくてはいけないというルール。
これは先の項目よりは低いですが、全く危険がないわけではありません。
直進したいときに左車線が左折専用だった場合に、中央車線がオレンジになる前に急いで右に移らなくてはいけません。
知らない道の場合は標識や、地面の矢印を気にしながら走らなくてはいけないストレスがありますし、急な車線変更は事故の元です。
またこんなケースもありました。
左車線を走っていると白バイが2台止まっていて右に寄るように手を大きく振っているので、中央車線に移りました。
何があるのかと走っていたら、後ろからつけてきた白バイが中央車線を走りすぎだとして、自分で寄れと言っておきながらも走行帯違反で罰金を取られたことがあります。
さらに別問題として左車線には路上駐車スペースに多くの車が停まっていて、とても左を安全に走れる状態でないのを訴えても、ダメでした。
彼らはルールができた本来の意味を理解せずに、ただ決まったルールの文面だけで攻めてきます。
時に原付はこんな詐欺まがいの手口にやられてしまいます。
今すぐできる危険回避として、ライトのLED化があります。
ハロゲンを使っている古めの原付は、車はほとんどLEDなので明るさ負けして危険です。
LEDの明るいテールランプは、ヘッドライトよりも事故を防ぐ!
ハロゲンライトは、明るさ不足で右左折車が突っ込んできて危険です。
原付怖いわー
十分に原付の危険性が分かってもらえたところで、今度はお金の問題です。
ガソリン代が高くつく(特に2スト)
通勤通学で古い2ストに乗っている人は注意です。
2倍まではいかなくても、6割増しくらいのガソリンを払っているかもしれません。
普段通勤でスズキのZZに乗っているのですが、3日に1回くらい給油しています。
タンクが小さいのもあるのですが、それにしても面倒です。
「車種」、「燃費」、「みんカラ」で検索してみます。
調べてみるとリッター28.7キロ。
これは当てにならないカタログ値ではなく、専用サイトで実際の燃費の平均値です。
対してのホンダの原付50ccではないディオ110
これはリッター44.84キロ
この差は0.64
なので常に6割増しのガソリン代を払っている!
これを自分の場合は片道40分くらいで、休みの日に近くのスーパーに買い出しに行く程度ですが、リッター145円で計算してみると一年で24000円の差が出ます。
この差は5年だと12万ですよ。
過去50年間のガソリン価格は時々の変動はあっても、確実に右肩上がりに上がってきています。
なので燃費はよいに越したことはありません。
それに対しての原付から乗り換える初期費用はいくらくらいでしょうか?
乗り換え費用
安く見積もって17万です。
原付50ccを卒業して規制のないバイクに乗り換えます。
でも費用とどれだけ面倒なのかが気になります。
教習所費用は約7万
バイク代は安くて10万
合わせて17万
そして今のバイクが下取り2万で売れたら15万
そして燃費の悪さは5年で12万でした。
なので6年ちょっとで元が取れる計算です。
また原付特有の罰金を払う可能性を加えればさらに短くなります。
どうでしょう?
安全性は別にしても、費用的にも乗り換えてみたくなりましたね。
それでは教習所と、バイク探しをもう少し見ていきましょう。
教習所の費用
平均7万です。
これはいまの原付50ccの次のクラス、51ccから125ccまでのスクーターに乗れる「AT小型限定普通二輪免許」の取得費用です。
すでに車の普通免許を持っているとしての価格です。
安いところだと6.5万も、また高いと10万を超えるところもあります。
土地の価格でしょうか、郊外に行くほど安くなる傾向のようですね。
費用が驚くほどまちまちなので、きちんと調べて損のないようにします。
数日で取得可能。
急ぐなら最短2日、でも2万くらい高くなります。
内容は車の免許があれば学科が1時間。
実習が8時間。
後で紹介しますが、自分の場合は現在コロナでバイクの需要が今までになく高まっているとのことで、とても講習のコマが取りづらい状態でした。
1日に技能は1コマ、学科やシミュレーターと合わせて技能は取れるなどの条件がいくつかありました。
バイク代
最安の支払い総額は10万
例えば燃費のいいホンダDio110はこの価格から。
2ストの燃費の悪いのはもっと安いのがありますが、ここはせっかく維持費を考えて乗り換えるのですから、しっかりと抑えておくポイントです。
中古バイクを探すサイトはいくつかあります。
遠方のショップは配送費がそれなりにかかるので、多少安くても配送費のほうが高くつく場合が多いですね。
費用の目安はこちらで確認できます。
中古バイクの検索サイトは以下の4つ
探しやすいものから紹介します。
ウェビック
車種にこだわりのない人に便利。
原付二種スクーター、地域を選んで、乗り出し価格順に並び替え。
バイクブロス
125ccを選んで車種が複数選択できるので、そこから登録数の多いものを選び、乗り出し価格の安い順に並び変えて、さらに県でも絞れる。
Gooバイク
125cc以下を選ぶと車種別になりますが、登録数が表示されるので、登録数の多い車種が、価格も安くお求めやすくなっています。
またさらにここから地域ごとに絞れる。
バイク王
またメーカーや車種を横断して検索できる。
本体価格に諸経費を加えた乗り出し価格がないのが分かりづらい。
エリア内の店舗間の移動は無料。
でも決めるまで実車は見れないですね。
バイク王は買取もしていますよね。
オンラインで無料で査定できるのでお手軽です。
またこんなのもありました。
先の紹介のモノはどこも同じのが登録されているケースが多い気がしますが、これはあまりメジャーではないだけあって、他で見つからないのがありそうですね。
税金と保険
毎年かかるお金はそれほど変わりません。
毎年の軽自動車税は原付と比べて+400円で2400円になります。
また自動車重量税は、新規登録時にだけ4900円かかります。
なのでそれほどでもないですね。
強制保険の自賠責保険と、自分の意志で入る任意保険。
これら2つはどちらも原付50ccと125ccは同じ保険料の排気量区分なので、保険料は変更ありません。
変更時の手数料もかかりませでした。
まとめ
乗り始めはずっと原付で行くつもりでも、やっぱり危険だとこれはもう乗り換えるしかないと気持ちの整理がつきますね。
みなさんもぜひ安全のために乗り換えてください。
教習所のバイクの教官もYouTubeで同じことを言っていました。
安く見て教習所と、中古のバイクで合わせて17万円。
それなりにお金がかかりますが、「事故とお金を引き換えた」と思えば安いものです。
それに乗り換えれば燃費が安くなるはず。
便利で楽しいバイクにずっと乗り続けるためです。
皆さんよりお先に、死なないために次の休みに教習所に行ってきます!
その後(随時更新中)
教習所に入校は割引で
さて教習所に行ってきました。
職員の方が言うには、今までにないくらいの混みようとのことで、7月の初めに申し込みをして初乗車が8月の初旬になりました。
コロナで多くの人が電車からバイクに移っているのですね。
思い立ったら早めに進めないと、授業のコマが取れずにどんどん遅れていきます。
それと自分は気が付かなかったのですが、
近くのバイク屋に割引券が置いてあったのです。
みなさんは必ず教習所の前には、近くのバイク屋、バイク用品店に寄ってから行きましょう。
講習で分かってきたこと
原付で2年も通勤で乗っていると問題なく走れるようになるので、教習所で学ぶことは細かいルールとかくらいとたかをくくっていたのですが、実際に教わると我流で覚えている良くないところを直してもらえるのは、意外によいことでした。
例えば、
・ブレーキレバーの指のかけ方
走っているときは両手とも常にブレーキレバーに小指、薬指、中指をかけていたのですが、走行中は放すこと。
言い換えると、全指をハンドルだけにかける
これだとブレーキレバーに指を置き換える時間が遅れになるようで、危険な感じがしたのですが、慣れてくるとそうでもなくなってきました。
さすがにすり抜けていくときには左手はブレーキに手をかけて走ってはいます。
・止まったときの足の付き方
左足だけつく。右足をつくと車に踏まれるそうです。
・低速時にアクセルとブレーキの同時使用
停まる時、Uターンとか低速時にアクセルだけだと、ガタガタするのを防いでスムーズに動かせます。
その他癖ではないですが、街中で危ないケースなど。
それと一本橋といって、幅30cmで長さ10mの高さ5cmを何秒で落ちないようにわたるというのがあります。
できないとダメなのですが、これが難しいと聞いていたので心していたのですが、一度も落ちていません。
おそらく普段から原付に乗っている人は問題なさそうです。
一本橋はへっちゃらさ
むしろコースを覚える大変さ。
車と違って一人なので、横で右とか左とか言ってくれる人がいませんので。
またコースは2つあって、検定の時にこの通りに走らないといけない。
車と違って校外には出ません。
実際とはズレる学校ならではことがあります。
やっぱり学校ですね。
・どのタイミングでウィンカーを出すか
30m手間でウィンカーを出すので、曲がりたい角のさらに前に交差点やT字があってもウィンカーを出したまま直進するは学校ならではです。
学校の外では相手に誤解させて、タイミングを合わせた右折をしてきそうで危ない感じすらします。
・左寄り走行
追い越しを受けないために中央を走るのが安全です。
・どちらが優先道路なのかを判断して、優先側が進路を譲ってはいけない
原則が分かったうえでの、状況によって判断ですね。
ブレーキレバーの指のかけ方に正解なし
先のように教わってからは、そのように直して乗っていたところ、ほかでも教えているという講師の方から、改めてブレーキレバーの指のかけ方を教わりました。
その方がいうには、教習が終了し免許が取れたら
「走行中は両手とも人差し指をブレーキレバーにかける」
そして私が不安に感じていたことを、そのまま肯定しました。
「全部指をブレーキレバーから話したらすぐにブレーキを掛けられない」
ちなみに私のブレーキレバーのかけ方はあまりよくないといわれましたが、調べてみるとおすすめしている方もいます。
またこちらの方は人差し指のブレーキレバーは決してダメとしています。
これでしっかり止まるにはかなり力が必要であるとしており、確かにその通りだと私も思います。
なので無事に免許が取れたら指を戻します。
みなさんも指のかけ方、考えてみるともっと安全に走れるかもしれません。
講習修了
2回目の軽い通過ポイント(みきわめ)も無事に終了して、残すは検定試験だけになりました。
二十歳そこそこの時に取った車の免許の時は何回か個々の工程で再履修になったのですが、今度は順調です。
最も普段から原付で公道を走っているわけですから、当然と言えばそうかもしれません。
熱い真夏に当たっていたので、長そでにプロテクターと、ゼッケンで給水もきちんとできるのか心配だったのですが、今年はお盆に異例の長雨で気温も下がり、冷夏に助けられました。
さて最後の講習から、検定日まですこし日が過ぎるので忘れてしまいそうで少し不安です。
目をつぶってのイメージトレーニングをして、2つのコースやウィンカーなどのタイミングを思い返すようにしておきます。
卒業検定
講習を修了しただけではダメで、テストを受けなくてはいけません。
といっても実技だけです。
内容はコースと、課題に分かれていて、
コースは、
乗車から始まり、一時停止、優先道路、踏切、S字、クランク、見通しの悪い交差点、信号、障害物、指示速度、下車まで採点されます。
意外なことにコース間違いは減点にならないとのこと。
課題は、
坂道発進、一本道、急制動(30km/hからの急ストップ)の3つ。
検定当日、コースも覚えたし、課題も失敗したことがないので大丈夫と思っていたのですが、緊張のあまりコース最後の踏切で、右折で入るときに右車線に入ってしまい、即座に検定中止の失格になってしまいました。
( ̄ロ ̄lll)
検定員の方から
ここまで減点なしだったのにね
と慰めのような言葉を頂いて、ガックシ肩を落とし原付を走らせて帰路につきました。
再び卒業検定
落ちると補修を受けての再試験になります。
合わせてほぼ1万円の追加出費になります。
_| ̄|○
いい商売な気がしますが、文句を言っても始まりません。
何ができないというわけではないので、補修も難なくこなし、再び再試験へ挑みます。
コースは無事にいわくの踏切を通過し、課題へ。
一本道は落ちたことが今までないのですが、いつも以上にふらつき、心拍数が上がります。
課題は失敗したらその場で失格の試験中止です。
最後まで行けたので課題も大丈夫だったということで、後はコース走行を合わせてコツコツと減点されて基準以上だったら合格。
完走のちに審査員からのワンポイントアドバイスは、
右左折で、目視確認と同時に曲がっている
本当は目視で大丈夫なのを確認して、ワンテンポ遅れての右左折が正解。
なんとも言えない影響度のアドバイスをいただき、後は別棟で合格を確認のみ。
結果、
私の番号8番がモニターにあり、合格しました!
ヾ(≧∇≦*)/
その後は別室に移動して、免許センターで免許をもらうことや、講習を受けたアンケート、その後の事故調査報告など。
7月初旬に申し込み、混んでいたので予約が取れて始まったのが、8月。
そして10月の初旬に無事終了したので、ほぼ3カ月。
最後の再検定の時に分かったのですが、予約を入れていてもタイミングよくキャンセルが出ることがあるので、まめにチェックするともっと早く終えられたような気がします。
後は免許センターと、バイク選びですね。
免許センターへ
いただいた卒業証明書と、申請書を持っていざ免許センターへ。
原付で1時間半かけて最寄りに。
試験が必要ないので、午後からの受付になります。
平日にもかかわらず、免許センターへ着くとたくさんの人でごった返しています。
遅れると受け付けてくれないので、余裕もって到着して食堂でお昼にします。
多くの人が並ぶ「免許の更新」窓口ではなく、「免許に追加」という窓口なのでほっとしたのは始めだけ。
8番の受付番号にもかかわらず、1時に受付で終わったのは4時。
なので3時間かかりました。
お金は3,800円。
作業の流れは
書類の不備がないのかをはじめの受付でチェック
↓移動
視力検査
↓3階へ移動
収入印紙の購入
↓2階へ移動
免許内容の確認
↓3階へ移動
受け取り
何年も同じ手順で改善されることなく受け継がれているのを感じます。
パイプ椅子に座ってひたすら待たされるので、スマホ意外に、何かすることを決めて用意していくのがよいでしょう。
免許には「普通自動2輪」に追加で、「小型二輪のAT車に限る」と書かれます。
ついでに残り1年だったのが、残り3年に更新もされました。
往復3時間、対応3時間の計6時間で、半日仕事です。
郵送でできないのかい
新バイクの購入
冬寒いのでグリップヒーターと、シートヒータ付きのモデルを探します。
この2つを満たすモデルはアドレスV125Sリミテッド。
他にはスウィッシュリミテッドがありますが、まだお高いので手が出ません。
バイク買い替えの時は標準装備でヒーターを検討するチャンスです。
こちらが参考になります。
ネットで見ているといいのがあったので、1時間半かけて繰り出したらまさかのグリップヒーターが効かない。
泣く泣く帰ります。
さらに見つけたバイクを問い合わせるとすでに売約済み。
うーん。
3回目に見つけたバイクを問い合わせると、一人検討の人がいるからお早めにとあります。
誰でも言っているかもしれませんが、そくざにまた1時間くらいかけて視察にいきます。
なにはともあれ、グリップヒーターとシートヒータが効くのを確認して、あとは転んでフロントカバーに大きな傷があるので、フレーム曲がっていませんよねと確認。
ただ事前に行くのを連絡しておいたのですが、所狭しとキツキツに奥にあって、後ろが見えないのはちょっとどうかと思ったのですが、そこはあきらめてほぼ即決。
最近は事故が多いので1週間ちょっとかかりますよいわれて、カードで納金して帰りました。
バイクの買い取りと手続き
バイクが決まれば今度は保険やらの手続きです。
あと買い取りもですね。
今の原付はいただきもので名義変更など自分でしているので、自分ですることに抵抗はありません。
バイク屋にお願いするのは楽ですが、なるべく安くすませたいので自分で進めていきます。
それにいろいろと経験するのは楽しいですからね。
出張見積りをして買い取ってもらい、役所に行って廃車申告と、ナンバープレートをもらいます。
自賠責保険は営業所に行き変更、任意保険は納車日が決まってから電話で変更。
詳細はこちらにまとめたのでご参考に。
後は納車の連絡を待つだけです。
まさかの納車
納車と言っても引き取りに行って乗って帰るので納車というのかどうか。
消耗品のどこを交換しましたなど、2st原付にはなかったエンジンオイルの交換やらの説明を受けて、いよいよ乗って帰る!
感動の走り始め。
あれ!
ハンドルが曲がっている。
どう見てもまっすぐに走ると左にハンドルが曲がっている。
そそくさとバイク屋に戻り、直してもらう。
その間に今度は床にオイルがしたたり落ちている...
スズキのバイクはエンジンオイルのドレインワッシャーがよくないので、必ず純正を使ってくださいねとアドバイスを受けつつ、交換の仕方を間近で一通り見させてもらいまいました。
フロントカバーを閉じて試し運転から帰ってきたバイク屋のお兄さん。
「手を放しても大丈夫ですよ」
この言葉は前回来た時に、バイクに傷があったので、
「転んだとしたらフレームとか曲がっていないですよね?」
と聞いた時の言葉と同じ。
「『手を放しても大丈夫ですよ』って言っていたよね、あんた」
「この間も同じこと言ってたやんけ。このボケがっ!」
「どこにハンドル曲がったバイク売るやつがおるか!」
なーんて心で思っていても言いません。
不機嫌な顔一つしないで待ちます。
でもすみませんでしたの言葉は欲しかったと思いつつ、もう来ることはないとバイク屋を後にして帰宅。
乗ってみて原付との違いで感じたことは?
原付特有のペナルティ的な辱めを受けない快適さ
二段階右折をする必要がない
走行車線を左に限定されない
30km以上出せる
「ああ自由だ」と感じる一方で、やっと交通ルールの仲間に入れてもらえたといううれしさ。
いけないと思いつつ原付に対しての優越感。
ずっと乗ってきたのにすみません。
後ろの車に煽られない
またスピードを出せる余裕があるので、自動車に煽られてスピードを上げなきゃという気持ちが和らぎ、結果平均するとスピードを原付ほど出していない気がします。
なので安全になったような。
二段階右折のことに戻りますが、これをすると強制的に先頭に駆り出されます。
なので後ろからくる車に煽られるわけで。
これも解消。
自ら信号待ちで先頭に出ても、スピードが足りなくて煽られる心配もなくなりました。
原付だと分かってなのか、車間を空けているとえっと驚くような強引な割り込みもされなくなりそうです。
重いので風にあおられにくい
車種にもよるのですが、自分が乗っているのは前の原付に比べて30kgほど重いです。
なので風の強い日の橋や、高架は少し心強いですね。
リアボックスのせいもあるのか、停車中の信号待ちで風にあおられてコケそうになったこともあります。
それでも心配なので砂をホームセンターで一袋20kgを買って、メットインにすっぽりと収める。
これで強風時にも安定して安心です。
安全面でカスタマイズしていく
少し型が古いのでライトはハロゲンです。
ハロゲンは最近の車はLEDなので比べて暗い。
暗いと車がバイクに気がつかず左折や右折しようと迫ってきます。
これは本当に怖い。
止まってくれてもドキッとしますね。
なのでヘッドライトのLED化は必須。
ヘッドライトがLEDになったら今度はテールランプもLEDにします。
テールランプなんてどうでもいいと思っている人。
ダメですよ。
実はヘッドライトよりも、テールランプの方こそLEDの意味があるといえます。
ヘッドライトは限りなくゆっくりと走れば危険は回避できますが、テールランプは後続車に伝えるもの。
なので後続車が暗くて見落とせば、こちらが停まっていても突っ込まれておしまいです。
別な側面でもう一つ。
冬の寒さで手がかじかんだりするとウィンカーや、ブレーキのタイミングが遅れて事故の元。
また寒さのストレスも、冷静な判断をなくします。
暖かいバイクで快適な走行を。
フルフェイスも安全の基本です。
頭部損傷が一番の死亡の原因ですからね。
高いのもありますが、コスパの良いものもあります。
わたしも使っていておすすめ。
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