
バイクの値段ってなぜか高くなる

保険や、証明書などの発行代行や、廃車費用などで高くなるのね。

自分でできれば安くなる!
そんな悩みを解決します。
長らく原付に乗っていましたが、通勤で本気で乗り出すといかに危ないものかが分かってきたので、125ccに乗り換えることにしました。
バイク屋にまかせっきりにしないで、できることは自分でして乗り換え費用を抑えたので、せっかく分かったその方法を皆さんにもお伝えしますね。
手続きは意外と簡単、乗って帰って安く乗り換え
はじめに

情報を整理して理解するまでが大変でしたが、実際の作業自体は簡単です。
安く乗り換えるポイントは3つ
古いバイクを高く買い取ってもらう
事務手数料を自分でする
配送費かけず乗って帰る
そしてこの3つはしっかりと結びついていて一見ややこしい。
さて古いバイクは高く買い取ってもらう
なるべく高く買い取ってほしいのが本音ですね。
購入先のバイク屋と、業界最大手のバイク王で相見積もりを取ります。
ですが話を分かりやすくするためにまずは保険のことから
なぜかというとバイクの切り替えで無保険で乗って帰れないからです。
うっかりでもしてしまえば即免停と罰金ですから。
保険の残りを新バイクに引継ぎできるのか

買い取り額が高いか安いかだけではなく、その後の流れに大きくかかわってくるので、しっかりと理解しておく必要があります。
保険と言っても自賠責保険と、任意保険両方あります。
今回問題とするのは条件の悪い自賠責保険です。
ナンバープレートに有効期限のシールを貼っている強制保険ですね。
保険の引継ぎできる条件は
・同じ保険料の排気量区分(50cc~125ccまでは同じ区分)
・廃車手続きが終わっている
・本土と沖縄間はダメ
さらにこの条件で分かる大事なことは、
「廃車手続きが終わっている」
これはどういうことかというと、
旧バイクでバイク屋に乗り付けて、新バイクで乗って帰ることができない。
つまり別途配送費がかかってしまいます。
なぜかというと、
強制保険の自賠責保険は近くの営業所に行っての手続きが必要だからです。
もしバイク屋から歩いて行けるところに今契約している任意保険の営業所があればいいのですが、まずないでしょう。
ただ任意保険は電話で切り替えができます。
なので楽ちんです。
話変わって自賠責保険の保険期間が残り少なくて引継ぎしない場合は、
旧バイクでバイク屋に乗り付けて、新バイクで乗って帰ることができます。
旧バイクの自賠責保険はそのままほっておいて更新しなければ切れます。
新バイクの自賠責保険はバイク屋に行く納車日に合わせて新規契約を済ませておきます。
バイク屋について、新しいバイクを受け取ったら電話をかけて任意保険の引継ぎをすれば大丈夫。
もし任意保険も引継ぎができなければ、先の自賠責保険のようにしておけば問題ありません。
自分の場合は
50ccから125ccへの変更なので、自賠責も任意保険も引継ぎできます。
残りも4年ほど残っているので間違いなく引継ぎですね。
バイク屋で買い取りのメリット/デメリット

バイクを買うついでに見積もりができて楽です。
自賠責保険の引継ぎをしなければ、旧バイクで乗って行って、新バイクで乗って帰ることができます。
なので配送費を節約。
逆に自賠責保険の引継ぎをする場合は、旧バイクを乗って行って、自賠責保険の営業所に向かい、旧バイクから新バイクへの保険の引継ぎをして、再びバイク屋に向かう必要があります。
この場合に近くにあればいいですが、遠くだとバイク屋から保険の営業所までの交通費が往復でかかります。
なのでバイク屋の買い取り額がバイク王より高いといっても、この交通費を見落としてはいけません。
それに面倒ですね。
さて実際のバイク屋での見積もりは、
8000円でした。
買取は高くないのですがといいつつ、スマホで写真をいくつか撮って、パソコンに入れこんでの査定額。
事前にバイク王と比較してどちらか高い方に買い取ってもらうと伝えての見積もりしてもらった金額でした。
バイク王のメリット/デメリット

納車前と納車後では流れが異なってくるので、区別して考えると楽ですね。
納車前の買い取り
通常は新しいバイク納車までの「バイクなし期間」ができてしまいます。
なので通勤通学で使っている人は、この後紹介する0日切り替えがおすすめ。
さて出張見積りの有効期間はなく、金額が受け入れられるなら即引き取りが必要です。
なので納車日までバイクなしです。
理由はどこのバイク買い取りも一緒で、バイクの状態が変わってしまうから。
これはバイク王だけではなく、

バイクBOON

バイクランド
などどこも一緒です。
バイク屋はこんなことは言われませんでしたが、バイク屋も新バイクを引き取りに行った時に旧バイクの状態によっては値下げなんてこともあるかもしれません。
「バイクなし期間」は、自賠責保険が引継ぎの場合は、2~3週間です。
理由はバイク王では新バイクに自賠責保険を引き継ぐために必要な廃車申告受付書が届くのが2~3週間かかるため。なので新バイクの準備ができたとてしても、お預けです。
準備ができていればwebサイトからダウンロードできるので、配達日数分の短縮ができます。
ただ準備ができたとの知らせが来るわけではないので、ちょくちょく確認が必要。
ここまでは公式の内容ですが、対応していただいたかたによれば、例外として引き取り後、当日中にFAXやメール添付などで廃車手続きをして廃車申告受付書を送れば自分でできるということでした。
したがって自分の場合は引き取り後すぐに、廃車申告受付書をもらう手続きと同時に、新しいバイクの乗車申請の標識交付証明書とナンバープレートを発行してもらいました。
手続きは違っても役所の対応窓口は同じで、待ち人数もおらず、かつ受付後の待ち時間もほぼなく、役所に来てからものの10分程度で出ることができました。
それに軽自動車税で払っているせいか、費用はかかりません。
これをバイク屋にやってもらってお金をかけるのはとてももったいない。
通勤通学で毎日使っている人は、バイクがないと困るので「バイクなし期間0日切り替え」で予定を立てましょう。
通勤通学使用で、自賠責保険を引き継ぐ場合の0日切り替え手順
出張買取日は平日、時間は朝一に設定。
新バイク引き取りは同日、時間は遅い時間に設定。
↓
任意保険の営業所に電話して、保険の切り替え。
ここまでが事前準備
0日切り替え当日
バイク王などで出張見積りで買い取り。
↓
役所で廃車申告と新バイクの標識交付証明書を受ける。
↓
営業所に行って自賠責保険の切り替え。
↓
電車などで行ってバイクの受け取り。
↓
廃車申告受付書をFAXかメール添付。
これでバイクなし期間0日ですみますね。
時間を無駄にしないために、自賠責保険の切り替えができる営業所は事前に調べておきましょう。
持ち物も押さえておきます。
役所への持ち物
・古いバイクの標識交付証明書(バイクのシート裏などにあるはず)
・新しいバイクの販売証明書(バイク屋で契約入金の時にもらえる)
・免許証
・印鑑
自賠責保険の営業所への持ち物は
・自賠責証明書の原本(バイクのシート裏などにあるはず)
・廃車申告受付書(役所でもらう)
・標識交付証明書(役所でもらう)
・免許証
・印鑑
バイク屋の持ち物
・標識交付証明書(役所でもらう)
・ナンバープレート(役所でもらう)
・切り替えた自賠責保険のシール(ナンバープレートに貼っておく)
納車後の買い取り
こちらは「バイクなし期間」はできません。
自賠責保険の切り替えがある場合、バイク屋の価格と比較して、バイク王の見積もりが低くかったとしても、もう保険は新バイクに移ってしまっているので、バイク屋に乗って届けにいくことができません。
バイク王が低くてもあきらめて持って行ってもらうしかありません。
もしくはもう2つくらい出張見積りをしてそのうちで決めるか。
同じ所への再見積もりができるかは分かりません。
ただし自賠責保険の保険期間が残り少なければ、解約、新規で新バイクを引き取って、バイク屋の見積もり後に、バイク王の見積もりと比較して、バイク屋がよければ、両方とも保険が生きているので届けて、その足で乗って帰ることができます。
バイク王でのかんたん見積もり

電話のかんたん見積もりと出張見積りがあります。
他の業者だとWebのかんたん見積もりがあるので、どこもやり方は一緒ですね。
さてWebで電話番号などを入れると、10分もしないうちに電話がかかってきます。
たまたま出られなかったので、フリーダイヤルにかけなおしてバイクの形式と、使用年数、新車か中古かを聞かれます。
結果は最高5万円。
詳細は出張見積り。
そして見積もりしたら原則その場で引き取り。
状態が変わってしまう可能性があるため。
ただトラックでの搬出により先方の都合により後日になる可能性もあるとのこと。
あくまで最高5万円なので、最低は分かりません。
期待しないで日時を決めて、今度は出張見積もりです。
実際のバイク王での見積もり

実際の見積もりの様子はというと、
バイク屋と同じように何枚か写真を撮り、パソコンに入力、電話で相談の上価格が決まります。
自分の場合は事前にバイク屋での見積もりが8000円であること、保険の引継ぎをすることを伝えてあったので、本当なら0円から5000円のところを同額の8000円を提示してきました。
ただバイク王で引き取ってもらうメリットとしては、左記のとおり引き取り後すぐにこちらで廃車できる条件を出してきたので、事前に保険の引継ぎを済ませてバイク屋に電車で行って、帰りは乗って帰ることができます。
ここでバイク王を断って、バイク屋の引き取りにすれば、バイクをバイク屋にもっていって、電車で帰り、保険の引継ぎをして、再びバイク屋に行って新バイクを乗って帰る必要があります。
なのでここはバイク王引き取りにメリットがあります。
お互いにWinWinの駆け引きですね。

そうと決まればリアボックスや、ナンバープレート、鍵につけたガソリン給油のICチップを外します。
そしてさよなら
スズキZZ
1年弱でしたが、それでも通勤に使ってきたので少し物悲しいですね。
やはりトラックに積んだバイクを写真に収める人がちらほらいるそうです。
まとめ

安く乗り換えるポイントは3つをおさらいしておきます。
古いバイクを高く買い取ってもらう
事務手数料を自分でする
配送費かけず乗って帰る
さて古いバイクのを高く買い取ってもらうコツがまだでした。
情報があふれているのであえて紹介するほどではないのですが、気になる点をひとつだけあったのであえて3つのうちの1つとしました。
時期的なものは、売りたいタイミングがいろいろ言われていますが、なにより欲しいバイクがある時です。
バイクの在庫や状態は様々でとても流動的ですから、しばらく様子を見ているとお値打ちが分かってきます。
そしてバイクを売るタイミングは、自賠責保険を付け替えて乗るので、乗れないバイクを置いておくのはじゃまですし、同じタイミングになりますね。
何がいいたいかというと「お値打ち」と「高く売るタイミング」では「お値打ち」を取りましょうということです。
本来の目的ですし、逃がした魚は大きいですしね。
それでも高く売れる時期を待つのなら、乗らないとエンジンがかかりにくくなっていくので、定期的にかけてアイドリングをしておきましょう。
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