自転車のスタンドを交換したい
こんな悩みを解決します。
作業は10分。
必要な道具から、作業しやすいポイントを絞ってお伝え。
最速でかんたん交換を求めている方へぜひ参考にしていただきたい内容です。
自転車のスタンドをかんたん交換5つのコツ
自転車で違うスタンドの形
スタンドはうっかり買い間違えます。
自転車のインチの違いは分かりやすいので問題ないでしょう。
気にしてほしいのは、ギヤのあるなし、あれば外から見えないギヤ(内装)なのか、外からギヤが見える(外装)なのかです。
今回は外からギヤが見える(外装)の場合を解説。
何が違うかというと、締め付けのところで、まっすぐの部分があるかないか
ギヤがない自転車でも取り付け方法は一緒ですが、内装3段などは手順が増えます。
必要な道具
メガネレンチの15mm
これだけでOKです。
詳しくは最後にまた解説します。
スタンド交換方法
古いスタンドを外していきます。
15mmのメガネレンチを使って反時計回りに。
取り付けられている順番は後で説明するので、気にしなくてOK。
変速機のガードや、泥除け、荷台などは外して、最後のスタンドはぐらぐらでも、まだ引掛けておくとラクです。
反対側も泥除けなど外れたら、こちらはスタンドまで外して、横倒しにします。
壊れないように変速機のない側を下にします。
後ろから見ると左側、写真では下の側。
倒したらこちらもスタンドを外して、新しいものを差し込みます。
新しいスタンドは跳ね上がった状態が楽な気がしますが、立てた状態でも問題ありません。
戻す順番は
1.変速機ガード
2.荷台(上に伸びる棒)
3.泥除け(後ろに伸びる棒)
ワッシャー(丸いリング状)とナットはまだ軽く手で締めておきます。
こちらも同様ですが、念のため写真付き。
ここは大事なポイントです。
スタンドはボルト(突き出たネジ)に対して左右に動く状態です。
写真のように斜めの部分に隙間を空けないようにして、固定します。
ワッシャー(丸い薄いリング)を入れてから、ナットを入れて時計回りで締め付けます。
完成
締めるのは2カ所だけ。
簡単ですね。
今回はスプリングがダメになって、一度ははめて使ってたのですが、引掛ける爪がもうダメになっての交換でした。
なので左の写真は応急処置でゴムでスタンドのロックが効くようにしてあります。
スプリングのかけ方はこちらの動画が参考になりますが、長さが違うとはめるのにけっこうな力が必要です。
最後に道具ですが、メガネレンチ15mmが必要です。
メガネレンチはナットをメガネのようにリングで包んで回します。
くわえ幅が自由に動くモンキーレンチと違って、決った寸法しかはまりません。
ただモンキーレンチや、C型のくわえ口のスパナはどうしても、ナットとの接点が少ないので、ナットの角を崩しがちになってダメにしてしっかりと締め付けができない状態になるので危険です。
さらにメガネレンチでも上の写真のように斜め(オフセット)になっているのは、他のものに当たらずに回せるので、いちいち外してはめてを繰り返さずとても便利。
また柄も長いと、テコの原理で無理せずに回せるので、けがを防ぐことができます。
最大の70%位を超える力をかけて作業すると、反動や行き過ぎで思わぬけがをすることが経験上ありますので。
今回使用したスタンドはこちら。
27インチ用ですが、26インチに使用しました。
もちろん問題ありません。
おすすめの記事
大人の自転車の最新ダイナモライトは「静か」「明るい」「安い」
しかも驚くほど「軽い」のでバイクのような常時点灯ができて安全です。
自転車のライトはもう二度と盗ませない。
ギアが固いのはケーブル交換で解決できます。やってみると意外と簡単。
子どもの危険な自転車。親ができる安全策がここにあります。
電動ドライバーがあれば、【できることの幅】が広がります。
コメント