排気音が大きくなったり、勢いがなくなったらマフラー交換。
サビでできた穴を補修したり、パイプクリーナーで抜けをよくしたりと延命はできますが、交換の方がより簡単です。
作業時間は30分。
道具も1つか、2つあればOK。
バッテリーの交換より楽々です。
初めてのアプリオのマフラー交換で少しでも不安がある方へ、ぴったりな記事です。
アプリオのマフラー商品選び、交換と、その道具
マフラー選び

正規品と社外品
正規品のマフラーは46,460円、社外品は6,700円
一般的に社外品が正規品よりも安くて良いイメージがありますが、バイクのパーツはレビューを見ていくとマフラーに限らずそうとも言えない気がします。
社外品マフラーのレビューの主なデメリットは、
・音が大きい
・位置が合わない
・ガスの排出がタイヤに当たる
そして商品によっては、排ガス規制前は不可、SA11Jは不可という条件が出てきます。
安易に選んではいけないですね。
自分のアプリオの形式は?
何に合うのか、きちんと形式を理解する必要があります。
調べる方法は2つ
・取扱説明書
バイクのシートの裏に、保険の証書と一緒に入っているはず。
これ冊子の後ろに情報があります。
・車台番号
バイクのフレームに刻印されています。
ハンドルの下をたどっていくと、縦長のプラスチックのフタがあり、それを外すと出てきます。
さらに車台番号で、YAMAHAのパーツカタログのアプリでも情報が出てきます。
まとめると、
機種名称:ジョグアプリオYJ50
車名・認定形式:ヤマハ・BB-SA11J
モデル名称:YJ50 JOG APRIO
登録形式:4JPA
モデル年度:2001
自分のアプリオで合い、購入したのはこちら
それとガスケット(パッキン)
マフラーと本体の間に挟むもの。
消耗品なので、これも必要。
純正でないのは、どれも音がやや大きいとありますので、これでしっかりと音漏れを防ぐ必要がありますね。
またリンク先のヒロチー商事ハーレー楽天店で、接続のボルト2種類も併せて購入しました。
マフラーの細い先のをとめる頭にプラスもあるシルバーのボルト
商品名 :ヤマハ純正 スクリュー ヘキサゴン
商品番号 :95817-08030
マフラー本体をとめる黒いボルト
商品名 : ヤマハ純正 ボルト フランジ
商品番号 :95817-08030
さて調べて分かった情報を残しておくと、
4JPは排ガス規制前
4JPAは排ガス規制後
ただこれの裏を取ろうとコールセンターに伺うと、排ガス規制は何度かあり、どのタイミングでどのように使用が変更されのかは情報が残っていないとのこと。
アプリオに関しては、製品レビューによると排ガス規制でマフラーの仕様が変わっている様子。
これもコールセンターにて問い合わせをするも、確かな情報はないとのこと。
必要な道具

道具はそれほど多くを必要としません。
ボルト2種類10mmと12mm、それぞれ2本の抜き差しだけでOK
メガネレンチでことが足ります。
加えておすすめなのはY型ボックスレンチ
組み合わせはいくつもありますが、バイクのメンテナンスはこの組み合わせが便利。
実際の手順

ボルト4本だけですが、正面を先に外すと、下に隠れている元側に負担がかかるので、先に下を外します。

下から除くのこのようになっています。

10mmボルトをメガネレンチで。

戻す際にガスケットというパッキンを挟んで本体と合します。
写真の穴の部分です。
作業中に落としたり、位置がズレてハマると面倒なので、普通のノリで止めておきました。
戻す手順は
1.側面側をまず手締めで締まる程度に
2.下側を手締めで締まる程度に
3.側面側の本締め
4.下側の本締め
最後の下側はガスケットが潰れて馴染んで隙間を埋めるので、少し強めに締めておきます。

穴位置のずれもなく、取り付け完了です。

他の製品レビューで、タイヤに排気口が当たって熱くなるものもあるそうですが、こちらはその心配もありません。

なぜか正規品にない、社外品には内側にもガードが付いています。
用途不明ですが。

古いアプリオもまた、手間をかけるほどに愛着がわいてますね。
おすすめの記事
雨が降っても、もうお尻が濡れません。

スピードがでない!そんなマフラーの「つまり」はパイプユニッシュでかんたん解決。

自分では気がつかなかったマフラー穴の爆音は、ご近所迷惑でした。

プラグの交換だけでバイク屋にお願いするのはもったいない。

これ一つで【活動の幅】が広がり、【ストレス】がなくなります。

ハロゲンライトは、明るさ不足で右左折車が突っ込んできて危険です。

LEDの明るいテールランプは、ヘッドライトよりも事故を防ぐ!

コメント