東京ガスの電気デメリットは【まとめても安くない】3つの理由

東京ガス電気のデメリット 節約

2022年11月改定

東京ガスの電気は安いかも

ガスと電気も一緒ならもっと良さそう

でもデメリットってあるのかな?

そもそもまとめても安いの?

おや、こちらのサイトを見つけてしまいましたね。
そこのあなた、ラッキーです。

なぜかって、
規模の大きい情報サイトはしがらみでどこがハッキリと断言できなかったり、そもそもキチンと調べていなかったりしますが、こちらは個人。


自宅の電気代を安くしたく、どう調べてもどうもぼんやりとしか見えてこない電力会社の差。
そうならばと、納得いくまで自分のために調べたうえで、安い電力会社に乗り換えた結果を、皆さんにご紹介です。


単にまとめると安いなどと、他の電力会社を調べないでアピールしているサイトには騙されないでくださいね。



何となく東京ガスにしたらもったいないですよ!





東京ガスと電気をまとめても安くはならない

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はじめに

デメリット

東京ガスはまとめても安くなりません。
これが単純かつ致命的なデメリットです。


もちろん東京ガスと東京ガスの電気を、それぞれ足した額よりは安くなります。


ちょっと分かりづらいですね。
別の言い方をしましょう。

ガスと電気をまとめても、まとめた以上に他社が断然安い


こちらの言い方が分かりやすい。


なぜ言えるかというと、30社の料金を調べた比較の結果です。
少し公開するのにためらいがあったのですが、数字の脚色は一切していないので問題ないでしょう。


家族4人の年間電気代。
計算方法は東京都環境局の調査による平均の使用量を使って、それぞれの電力会社の料金単価に、実際の月の使用量のバラツキ比率を当てはめて計算。
・戸建てと集合住宅の平均
・燃料調整額は2022年11月分を各月に採用

2022年11月改定

東京電力 アクアエナジー100¥152,918
AIでんき 個人ご家庭向け¥164,459
東京電力 従量電灯B¥164,477
idemitsuでんき くらしのためのSプラン¥166,317
サニックスでんき サニックステラセーバーS関東¥169,960
中国電力 シンプルコース¥175,068
TERASELでんき 超TERASEL東京Bプラン¥175,761
ミツウロコでんき 従量電灯B¥175,922
ENEOSでんき 東京Vプラン¥176,873
ソフトバンク自然でんき¥176,975
auでんき Mプラン¥177,563
シン・エナジー きほんプラン¥177,724
CDエナジーダイレクト ベーシックでんきB¥177,972
東京ガス 基本プラン¥179,865
よかエネ 従量電灯B¥179,947
エネワンでんき エネワンBプラン¥181,276
北海道電力 ほくでん首都圏¥182,711
ソフトバンク おうちでんき¥185,682
中部電力ミライズ 信州グリーンでんき¥185,828
NUROでんき 通信セットプラン(電気)¥187,143
楽天でんき プランS¥191,494
HISでんき PRIME東京40プラン¥209,037
みんな電力 プレミアム100プラン¥212,620
ヱビス電力 おうちプラン¥254,009

以下の電力は新規受付停止のため、価格が非公開でランキング外です。
@niftyでんき 会員特別でんきプラン
リミックスでんき 東京エリア 従量電灯B
東北電力 よりそう、でんき 首都圏エリア(改定中)
親指でんき いいねプランB
Looopでんき おうちプラン
そらエネでんき おとくプラン

下の方に東京ガスの他にもっと切り替えてはいけない電力会社がありますね。


さらに口コミも気になりますが、後で振り返るとして、
今は「東京ガスと電気をまとめるデメリットは安くないこと」に意識を集中しましょう。



上の比較表の差額だけでもう分かったような気もしますが、
なぜ東京ガスの電気がまとめても安くないといえるのか3つの点で説明していきます。

1.東京ガスと電気をまとめると得か?
2.キャンペーンを加えたらどうか?
3.ポイントもあるけれど?


以上の流れで実は安くないのに東京ガスの電気がお得に見えるのかを解説します。



最後に口コミでどんなデメリット、不安があるのか見てみましょう。


まず始めはまとめるメリットから。


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1.「東京ガス」ガスと電気まとめると得か?

ほうれん草2把

「セット」...
「2把で100円」的な確実に安いイメージがありますね。


さてそんなセットですが、
ガスと電気をまとめてたったの年額613円割引です。

セット割の考え方は、

基本料金+使った分の従量料金の合計
これの0.5%分がセットで割り引き

なので全国平均の料金から出した金額で899円。


ちなみにこの記事を初めて書いたときは年間3,000円引き。
なのでかなり改悪されています。

まとめ

セット割は899円/年

お得と思われたセット割ですが、
最安値との料金差は26947円/年
お得なセット割を加えても、アクアエナジー100との差が埋められません。



それでは次に割引の「キャンペーン」の効果を見ていきますね。




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2.「東京ガス」キャンペーンは得か?

東京ガス電気キャンペーン

「キャンペーン」...
いい響きです。
後ろ髪ひかれますね。


東京ガスが現在行っているキャンペーンは
3ヶ月無料!

うわー
今なら3ヶ月分もお得
ラッキー!

なんて騙されてはいけません

えっ
そうなの?

もう一度戻って広告をよく見てくださいね。
払う料金の「一部の」基本料金が3ヶ月分ですから。


電気代は主に
「基本料金」
「使った分だけの従量料金」+
「燃料調整費」
つまり3ヶ月分安くなる「基本料金」は月額の料金の一部ですね。

なので、40A契約では1,144円x3ヶ月
=3,432円が無料

そして最安値の電力会社との差は金額にして26947円/年でした。


あれ、おかしいですね。
キャンペーンは1年もせずに東京電力アクアエナジー100の通常料金の安さに負けています。
とても魅力的なキャンペーンのはずなのに。




でもまだ通常割引の「ポイント」があります。
こちらはどうでしょうか?




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3.「東京ガス」ポイントは得か?

ポイントカード

「ポイント」...
ちりも積もれば安くなる堅実な匂いがします。


パッチョポイントといいますが、
1,000円で15ポイントつき、
1ポイント1円換算

つまり100円で1.5円引き


本当は使用料金からポイント分は引けないのですが、
単純に考えて支払料金が1.5%引きとします。


あくまでポイントなのでガスや電気の料金割引には使えず、ポイントで何かを購入か、他のポイントへ移行して使います。
また3年放置すると失効します。

これは東京ガスの公式パッチョポイント説明ページに書いてあります。


そしてシミュレーションでは東京ガス電気の年額支払額は179865円でした。
これのポイント分で1.5%は、2698円です。


まとめると
ポイントは2698円/年安くなります。
あらためて出しますが、他社の最安値との料金差は26947円/年


つまり最安値の東京電力アクアエナジー100との差を、
ポイントで返ってくる2698円分を埋め合わせても、
1年で24249円損しています。


うーん。
ポイントはそんなに効いていませんね。
しかも割引ではないですし。




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割引をすべて合計したら安いのか?

本当に安いのか

おさらいしましょう。
ちょっと分かりにくくなってきた割引は3項目でした。

1.東京ガスと電気をまとめると得か?
2.キャンペーンを加えたらどうか?
3.ポイントもあるけれど?




そして最安値の「アクアエナジー100」との通常電気料金の差
東京ガスの電気179865円 ― 東京電力アクアエナジー152918円
26947円でした。


何もないと東京ガスは負けています。
この26947円の差額から、割引を引いていきます。


追い上げできるでしょうか?

追い上げできるかどうか


まずポイントセット割引を引きます。
これは毎年です。

26947円-ポイント2698円-ガスとセット割899円
=23350円
ここまでがキャンペーンがない時の毎年の差額です。


まだ東京ガスは負けています。

キャンペーンを含まず、毎年、毎年、最安値との差額23350円損している!



もうこれだけでも十分に分かってもらえるとは思いますが、
キャンペーンも引いてみましょう。


あくまで一時だけのキャンペーンを引きます。
先ほどのポイントとセット割引含めた最安値との差額は23350円/年でした。
23350円 - キャンペーン3,432円
=19918円


おっと!
まだキャンペーンすらないの東京電力アクアエナジー100に、負けています。


そして2年目から東京ガスはさらに損をしていくので、


たとえば5年が過ぎると
1年目の差額19918円+2~5年の差額93400円(=23350/年x4年)
113318円


さらに10年たつと
1年目の差額19918円+2~10年の差額210150円(=23350/年x9年)
230068円

10年すると約23万円の金額を逃していることになります。

23万円は大きい!

知らずに切り替えてしまった人
かわいそう。

世の中、世知辛(せちがら)いわね。

ただ10年後の金額はかなりの未知数です。
燃料調整額が今以上に上がれば更に差が広がりますし、逆に下がればそれほどではなくなります。


それでは実際に使っている他の方の口コミを見てみましょう。




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口コミ

評判は?

さて東京ガスの電気が高いのは納得できたけれど、他の方はどう思っているのでしょうか?

ツイッターから気になりそうな口コミを引用します。

東京ガスの電気は市場連動型ですね。
きちんと上限なしの方の東京電力の燃料調整額に連動していますから。
よく見ると他もですね、いいかげんな誤情報です。日本語の「てにをは」もちょっと変ですしね。

モッピーのポイントに誘い込む内容ですが、知らないとこの程度のポイントで決めてしまう人、けっこういそうですね。




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まとめるデメリットは安くないこと

安くない

東京ガスのデメリットは何といっても、安くないことでした。
「安く」言っているのですが、騙されてはいけません。


メリットはただ、ガスとまとめて何か「すっきりとした感じ」を受けるところでしょうか。


ただこのメリットも、ほとんどの場合にどこで電気を契約しても自動引き落としなので、ガスと電気をまとめることで手続きが楽に感じることはないですね。


そもそも冷静に考えると、先行投資とはいえ、テレビCMやら、ネットやらで、東京ガスはこれほどの大々的な広告費と、大企業の給与をすべて利用者が払っているのだから安くはできないハズです。

そりゃそうだわ

なのでせっかく思い立って調べてみたこの際に、確実に一番安い電力会社に乗り換えましょう

わが家も乗り換えました。
実際の計算結果で判断してますから、自信も持って最安値の電力会社を使っているのは気持ちがいいものです。



切り替えも簡単で、特に工事が入るわけでもなく、
電気が使えない期間はもちろんありません。

申し込みさえすれば、いつの間に切り替わっていて、安くなっています。

でもやっぱり面倒だし、そのままでいいかな

気を付けて!
そんな方は大手から心の安心料として余分にお金を取られているのです。



でもやっぱり他も気になるなら、一度下記のようなところで比較してみて、納得してからでもいいと思います。

国内最大級の電力比較サイト【エネチェンジ】はこちらから



きっと戻ってきてもらえると信じています。

ホッと一息





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