アドレスのヘッドライトをLEDにしたい
作業は簡単なのかしら?
LEDのヘッドライトは何がいいのかな?
こんな疑問に答えます。
バイクのヘッドライトのLED化はこれで3台目。
取り付けの手順もそうですが、気になる光軸調整方法もきちんと解説します。
実際のアドレスV125SのソケットPH11を解説していきます。
アドレスV125GはPH12なので次の記事が参考になります。
アドレスV125SのヘッドライトをLEDに交換する!
アドレスV125Sに適合するLEDヘッドライトは?
ソケットの形はPH11
アドレスV125S/SSはPH11ですが、同じアドレスでも、アドレスV125GはPH12なので別記事で対応します。
話を戻して、今回紹介するPH11で適合するその他のメジャーバイクは以下のものがあります。
ライブディオJ/S
ライブディオ/ZX/SP(96.12~)
スマートディオ/DX/Z4
ディオ(03.11~)
スペイシー100
リード50/100(98.2~)
タクト/スタンドアップ(98.3~)
クレアスクーピー/i/DX
ジョルノクレア/DX/S
数ある競合品の中での決め手は
・一番の明るさ
・一年保証
・レビューの良さ
ハロゲンからLEDへの実際の手順
ミラーを外す
まず正面の上カバーのカウルを外したいところですが、ミラーがじゃまなのでこちらを外します。
ゴムでナットが隠れているので、手で上にずらします。
固いときは、左右に回しつつ上に持ち上げるようにすると上がっていきます。
リミテッドエディションの場合は、風よけのナックルガードがあるのでこれも外します。
ハンドルのネジを外せば、反対側はマジックテープなのでベリッと外れますよ。
ミラーは、14mmのスパナで下の長いナットを緩めます。
アドレスは左右ともに反時計回り。
余談ですがヤマハのアプリオの右ミラーは逆ネジで、知らずに回して折ったことがあります。
残ったナットも外します。
上中下の3つナットでとまっているのですね。
カウルを外す
じゃまなミラーが外れたので、今度は正面上カバーのカウルを外します。
ネジは3本。
さらに正面から1本。
これは落として、中に入り込まないように、緩めるときは指を添えながらすると安心です。
不安な方は布を隙間に入れて外します。
さて今外したネジは4本ですが、
種類は2つ。
取り付けるときに「あれっ」てなるといけないので違いを残しておきます。
ネジが細く巻いてあるのは、正面のネジ1本と、裏の中央のネジ1本。
残りの裏の2本はプラスチック用に巻きの荒いネジです。
カウル(正面上の外装カバー)を外すときは慎重に。
皆さん爪を折っています。
私も爪を一つ折りました。
下は外れているので、下から上に少し上げ気味で、手前に引くようにします。
そのままでは外れないので、小さいバールなどで浮かせて、先の写真のようにカウルをしたから上にあげるようにして、さらに手前に引きます。
PH11のソケットを外す
カウルが外れたら、ヘッドライトの配線がつながっているので外します。
接点は爪がかかっているので、まずは爪を上に外しつつ、
マイナスドライバーを使ってテコの原理で動かします。
始めの部分が抜ければ、後は線を引っ張れば外れますよ。
左に回しきって引き抜きます。
取り付け前にLEDの光軸調整(前後)
用意したアドレスV125Sに適合するPH11のLEDヘッドライト。
事前に知っていたことですが、箱を開けると製品以外に説明書などは一切入っていません。
ただこの手のモノを交換するのは、これで3台目なので全く問題ありません。
レビューを見ると、光軸が調整できることに気がついていない方がほとんどのようです。
無理もないですよね。
説明書もなし。
軸調整の六角ネジは振動と防水のゴム裏に隠れているのですから。
対角2mmの六角レンチで調整します。
レビューによれば光が広がってしまうということなので、光軸をあらかじめ調整して光の進む角度を絞っておきます。
小さいサイズほど安物は角が取れて使えなくなりますが、これは全く悪いレビューがありません。
LEDのPH11ソケットを取り付け
はめると少しゆるいので、隙間にマスキングテープを張ってガタツキをなくします。
はめる方向は正面から見て△の状態が正解。
上2面がロービームでつくので、反対ではないのかと思う方が多いのですが、電球の周りのリフレクターで反転して、下向きを照らすので問題ありません。
そしてハイビーム時は下1面がさらに点灯して、反転して前方を照らします。
LEDの結線
コネクターを切って作業するのですが、配線に余裕がないので、元まで戻して下から引き出して長さを確保します。
コネクタも後でギボシ(抜き差しできる端子)にするので、この辺りでバスッと切り落として、
電光ペンチで皮むきしてギボシ加工します。
配線の組み合わせは以下の通り。
バイク側-LED側で
白-白
白黒-緑
黄-青
LEDの光軸調整(上下)
ヘッドライトユニット自体も角度が調整できるようになっているので、8mmのメガネレンチを使って対向車がまぶしくないように下向きに調整します。
数メーター離れて、車に座ったときの高さでまぶしくないように調整。
口の開いたスパナだと角をなめてしまうともう動かないので、メガネレンチを使います。
横向きに壁に移して光の進む角度を見てみます。
ヘッドライトと壁との距離があるので、光源の上下左右がズレますが、角度は変わらないはず。
壁に移してみるとロービームとハイビーム、それぞれそれほど違いがないようです。
気持ち上向きに見えますが、まぶしくはなかったので大丈夫なはず。
その証拠にパッシングやクラクションも受けていません。
それでもやっぱりキレイなカットラインにされたい方は、少しお高いですがこちらがおすすめ。
LEDが切れた時に復旧できるようにハロゲンもギボシ化しておきます。
袋に交換用の一式をそろえてバイクのリアボックスに入れておきます。
14mmスパナx2本、プラス2番ドライバー
反則金5000円か、1点獲得してしまいますからね。
今回使ったものはこちら
※6面発光タイプが出ました。
私の使ったもの(3000ルーメン)より明るい3500ルーメン。
価格は少し上がりますが、こちらの方がおすすめです。
上のリンクから選べますよ。
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