IKEAのペンダントライトを買ったものの、家に帰って付けると暗い。
せっかくデザインが気に入って買ったので、いまさら捨ててまた明るい照明を選びなおすのも面倒。
かといって捨てるのももったいない。
タイトル写真のたんぽぽ照明のMASKROSなど特に暗くて有名ですね。
こんな暗いIKEAなどのおしゃれだけれども暗いペンダントを問題を解決します。
必要な明るさを出して、4つの暗さ解決方法を提案します。
また最後にそもそもなぜペンダント照明は暗いのかもお伝えします。
明るいお部屋は気分がいいもので、気持ちまで明るくなること間違いありません。
例としてイケアを出しましたが、こちらに限った方法ではなく、どのメーカー同じように解決できます。
スポットライトの場合はこちらが役に立ちます。
ペンダントライトが暗いのを解決。
お部屋を明るくします!
どのくらい明るくするのか?
明るくする方法ですが、その前にどのくらいの明るさが必要なのでしょうか?
まず目標が定まらないといけません。
人それぞれ明るさの感じ方が違うので、ここで一つのモノサシを紹介します。
日本照明工業会の基準を使います。
これはお部屋の大きさごとの、おすすめの明るさです。
畳数 | お勧めlm(ルーメン) |
4.5畳 | 2,000lm |
6畳 | 3,000lm |
8畳 | 3,500lm |
10畳 | 4,000lm |
12畳 | 4,500lm |
14畳 | 5,000lm |
シーリング照明と、ペンダント照明で少し異なりますが、ざっくりと上のようになります。
例えば6畳で約3000lm(ルーメン)。
聞き慣れないかもしれませんが、現在の明るさの単位は「lm」とかいて「ルーメン」と読みます。
数字が大きいほど明るくなります。
ただ明るさの感覚がつかめないといけないので、昔の触ると熱い白熱電球の消費電力の明るさW(ワット)と、今のlm(ルーメン)の換算表を使います。
従来白熱電球 W(ワット) | LED電球など lm(ルーメン) |
20W | 170lm以上 |
40W | 485lm以上 |
60W | 810lm以上 |
100W | 1520lm以上 |
日本工場規格(JIS) C 8158:2000一般照明用電球代替表示区分の付属書Bより
ざっくり感じがつかめたでしょうか。
この表によると先の6畳で推奨3000lm(ルーメン)とは、白熱電球換算で100Wの1520lmが2つ分の明るさと同じです。
必要な明るさが分かって次はどのようにお部屋を明るくするかです。
暗い照明を明るくする具体的な解決方法
必要な明るさが分かったところで、いよいよ明るくしていきます。
解決方法としては、
明るくする4つの解決方法
1.可能な限り明るい電球をつける
2.ソケット分岐を使って複数の電球を付けられるようにする
3.簡易ライティングレールを使う
4.違う種類の照明器具を増やす
以上の4つが考えられます。
それでは順に説明していきますね。
1.可能な限りの明るい電球に付け替える
単純かつ確実な方法。まずはこれを考えます。
今照明についている電球の明るさを知る
まずは現状把握です。
今使っている照明の電球を外して、印字された明るさの表示を調べてください。
ルーメンの単位で明るさを把握します。
・ルーメンの印字がある場合
明るさは「400lm」400ルーメンのように書かれているはずです。
・ルーメンの印字はないが、型番などの英数字がある場合
これを入力してネットで検索して明るさ(ルーメン数)が分かる場合があります。
・ルーメンの印字がないが、W(ワット)がある場合
蛍光電球(細い蛍光灯が中に入っている電球。)やLEDであればWからおおよその明るさが推測できます。
蛍光電球もLEDもだんだんと改良されていて来ています。
発売時期によって省エネ度が違っていて、それに蛍光電球とLEDでも違うのでとても難しいのですが、数年前の電球が今ついているとすれば、ざっくり1Wで80lmほどの明るさが出るとして表にすると以下のようになります。
W(ワット) |
lm(ルーメン) 明るさ |
白熱電球相当 |
5W | 400lm | 40W相当 |
10.5W | 850lm | 60W相当 |
20W | 1600lm | 100W相当 |
例えば今ついている電球に5Wと印字されているとします。
これは400lmに当たります。
照明器具の最大消費電力を知る
今の照明の明るさが分かったので、次にどこまで明るくできるのかを知ります。
その上限を知るために照明器具の最大消費電力を知ります。
最大消費電力とは照明器具につける電球がどこまで多くの電気を使えるかの量で、単位はW(ワット)です。
照明のシェードの内側や、台座の下などどこかにシールが貼って書いてある場合が多いです。
「20W」「最大消費電力20W」、イケアの場合は「MAX 20W」のように書いてあります。
もし3灯照明であれば、イケアの場合は1灯あたりの最大消費電力なので、
20W x 3灯= 60W(照明器具全体)
の考え方です。
もちろん記載の最大消費電力が、照明全体か、1灯あたりかを確認しましょう。
照明器具によっては従来の白熱電球の使用を想定して、最大消費電力が数十Wと高めに設定している場合があります。
LED電球は白熱電球に比べてざっくり消費電力が1/10ですから、10倍の明るさの電球がつけられます。
例えば照明器具が60Wの最大消費電力だとして、60Wの消費電力のLED電球が付けられます。
実際にはこれほどの消費電力のLED電球は見たことはありませんが、これほどまでではなくても今より明るい電球を探して付けることでお部屋を明るくできます。
だいぶ前に買って、暗さを耐え忍んで使ってきた場合は
電球がLED電球の普及する前の白熱電球やハロゲン電球の可能性が高いです。
消費電力が抑えられたLED電球に交換することで、簡単に明るくできます。
特に以前買ったイケアのスポットライトの場合はこちらが参考になります。
いまより明るい電球を探す
照明器具の最大消費電力を守って、可能な限りの今より明るい電球を探します。
それが今より明る電球かどうかをルーメンで比較しましょう。
先の表をもう一度見てみます。
W(ワット) 消費電力 | lm(ルーメン) 明るさ | 白熱電球相当 |
5W | 400lm(現状) | 40W相当 |
10.5W | 850lm | 60W相当 |
20W | 1600lm(候補) | 100W相当 |
今ついている電球の消費電力が、例えば5Wだとしたら、400lmだと分かったところでした。
そして調べた照明器具の最大消費電力が20Wだとすれば、上の表から20Wなら1600lmまでの電球がつけられることになります。
現状の400lmから1600lmですから4倍の明るさですね。
でもここで少し注意。
最大消費電力などの条件の説明、一般的にどんな電球に交換できるかは、他にも条件があります。
こちらを必ず一度参照してください。
より明るい電球を探して候補を上げますが、その前に2つの用語の意味を押さえておきます。
口金とは?
電球のソケットにはまるネジ状の部分の直径や形
シリカとクリアとは?
・電球の光るドーム状の部分が白く曇っているのがシリカ
・同じく透明なのがクリア
クリアとシリカの使分け方は、電球を覆うシェードが網状やスリットなど切れ込みがあるのはクリアを使うと隙間から光がきれいに壁や天井に映り込んでキレイです。
電球が光の透けるシェード全体で覆われていたり、そうでなくてもスリットなどがなければシリカがお勧めです。
本題からそれるので簡単に口金とシリカ/クリアを説明しました。
けれども知っておくとより良い照明環境が得られるので、興味のある方はぜひ上記の記事と合わせてこちらもご覧ください。
それでは口金のE26とE17、シリカとクリアを変えて4種類のおすすめ電球を紹介していきます。
シリカE26
LEDでの市場調査最大の明るさです。
下記のものであれば1灯で10畳まで照らせます。表面の白いシリカ電球です。
下記のものは1灯で6畳まで照らせます。こちらもE26のシリカ電球です。
シリカE17
LEDで市場調査最大の明るさ
E17はミニクリプトン球ともいわれます。
※商品ページには100W相当とありますが、100W相当は1520ルーメンなので、どちらかが違うのです。
明るさを誇張しているとするならば、1080ルーメンを正しいとして換算すると80Wです。
下記のものは管理人も購入したことのある、
クリアE26
LEDで電球型の市場調査最大の明るさです。
調光対応も同じ明るさであります。
白熱電球で100W相当の明るさです。
クリアE17
LEDで電球型の市場調査最大の明るさです。
白熱電球で60W相当の明るさです。
イケアのMASKROSの具体例
照明の具体例をあげて考えてみましょう。
イケアのMASKROSはタンポポの綿毛のようなフォルムで光の影が天井と壁に美しく映り込むの照明として有名です。
そして暗い照明としても有名です。
・MASKROS 直径55cmの場合
口金E17
最大消費電力40W
以上の条件から、上記のE17の探した中での810ルーメン(白熱電球60W相当)の明るさのものがつけられます。
またE17からE26への変換ソケットを使えばさらに明るいE26の1520ルーメン(白熱電球100W相当)の電球もつけられます。
これで見違えるほどに暗さが解消できます。
・MASKROS 直径80cmの場合
口金E26
最大消費電力75W
以上の条件から、上記のE26の白熱電球100W相当の電球が取り付け可能です。
どちらのサイズも気を付けていただきたいのは
必ずクリアの電球を付けることです。
クリアでなく、シリカの電球を付けてしまうと、せっかくのタンポポの模様がきれいに映りません。
2.ソケット分岐で複数の電球を付ける
下の2分岐ソケットの組み合せ
電球の差込口であるソケットに「分岐ソケット」をつけて、ソケットを増やす方法です。
2分岐、4分岐などいろいろあります。
つけられる電球が増えるわけですから、とうぜん明るくなります。
値段は数百円からあり手軽に増やせます。
またこの方法は、先の「1.可能な限りの明るい電球を付ける」と合わせて使えます。
残念ながらE17口金のソケット分岐は販売していません。
解決方法として、まずE17からE26のソケット変換をしてから、先のE26ソケット分岐をしてE26の電球を使う2段回の方法がとれます。
ソケット分岐方法の注意点を以下に5点まとめました。
ソケット分岐で複数の電球を付けるときの
注意点1
→最大消費電力を守る
電球を複数つけた合計の消費電力が、本来1つのはずの照明の最大消費電力を超えてはいけません。
またソケット分岐そのものの最大消費電力も超えてはいけません。(先の商品は20W)
したがって、「照明の最大消費電力」と「ソケット分岐の最大消費電力」のどちらか小さいほうが本当の最大消費電力になります。
ソケット分岐で複数の電球を付けるときの
注意点2
→本来電球1つ分のスペースに、電球が増えて付くわけですから、シェードにつかえて入らない可能性があります。
分岐の形状、角度を慎重に検討してください。
この注意点の解決策として下記のものは角度の調整が可能です。
ソケット分岐で複数の電球を付けるときの
注意点3
→分岐ソケット分確実に長くなるので、シェードから電球がはみ出ると不格好です。
ソケット分岐で複数の電球を付けるときの
注意点4
→増えた電球がよく見える照明器具では、見ていてわずらわしいです。
ソケット分岐で複数の電球を付けるときの
注意点5
→クリア電球を増やす場合は、2個、3個つけていくと、その分光源が増えるので、影が2重3重になっていきます。
これをよしとするのか、影がぼやけるととるのか。
つける電球が増える分だけシリカ電球に考え方が近づいていきます。
3.簡易ダクトレールを使う
ライティングレールともいいますが、このレールを天井に付けて複数のペンダント照明をぶら下げる方法です。
もちろんスポットライトも付きます。
値段は3,000円くらいからあります。
取付は天井の引掛シーリングボディ(一般的なちょっと回転させてカチッと止める方式)に取り付けできて、特に後述の商品に限っては天井へのビス固定が不要なのでとても手軽です。
同じペンダント照明を3つ並べて下げると、デザイン性も1つより高まります。
回転して向きを変えられるタイプやリモコン付き、調光できるタイプもあります。
ダクトレールに関してはこちらの記事も参考になります。
それでは簡易ダクトレールを使う場合の注意点として3点解説します。
簡易ダクトレールを使う
注意点1
→ダクトレールには引掛けシーリングのプラグは接続できません。
一方でこれは変換ソケットを使うことで解決できます。
数百円ほどで手に入りますが店頭では売っていることはあまりないので通販で求めます。
簡易ダクトレールを使う
注意点2
→天井付近の見た目が少し悪いです。
具体的にはペンダントランプに付属する天井側に付けるカップがぴったりと天井に付きません。
理由はダクトレールが天井から下がっているからです。
そうは言ってもダクトレールの「長さ」の存在に比べたら、カップの部分は「点」の存在なので、この「点」の部分に隙間があってもそれほど気にならないはずです。
簡易ダクトレールを使う
注意点3
→天井への穴あけネジ固定が必要な場合がある。
引掛けシーリングボディにも数種類あり、耳付きのタイプでしたら天井への穴あけは不要ですが、その他のタイプは引掛シーリングボディの付近の天井に下地に穴あけて固定が必要な商品の場合があります。
しかしながら下記の商品はシーリングランプによく使われるアダプター(アタッチメント)式なので、どの天井側の差込受けプラグ(引掛シーリングボディ)でも対応するのでこちらがお勧めです。
以前は取付金具を引掛けシーリングボディの間に挟み込む商品を紹介していたのですが、それよりも簡単な取り付け方法の商品がありましたので内容を改定して紹介します。
以前の紹介商品と同様に天井に穴開けは不要です。
取り付け作業はドライバーすら使わない手軽さに驚くばかりです。
上記の簡易ライティングレールは以下のリンクから。
この商品で一般家庭へのダクトレールへのハードルが大幅に下がり普及していくはずです。今後のこの方法が一般的になることでしょう。
この取付の手軽さで3,000円台なので、気軽に試せる価格が魅力です。
簡易ダクトレールは直線型がほとんどですが、中にはこんなものもあります。
ペンダントライトを3つ高さをずらして下げるとおしゃれですね。
レビューはほぼないのですが、大手照明メーカー製なので安心です。
こちらの天井への取り付けは、引掛けシーリングが耳付きでないときには天井へのねじ固定が必要です。
もちろんカバーで隠れます。
取扱説明書はこちら
4.違う種類の照明器具を増やす
今ある天井の照明をいったん離れて、お部屋に照明器具を増やして、合計で明るさを出す考え方です。
ヨーロッパの照明の考え方では、複数照明を使い、お部屋の各部分で明るさ濃淡をつけることで素敵な光の演出をしてきます。
このとき光の強さは違っていもいいのですが、同じ光の色でそろえて、時には間接照明としてお部屋の空間全体で明かりを「演出」すると美しくなっていきます。
といって説明してお客さんも納得してくれるのですが、やはり現実問題として複数照明はその分照明器具を買わないといけないわけですから、その分余計にお金がかかります。
またスタンドライトは掃除のときに配線がジャマであるとか、置く場所がそもそも狭くて置きたくない、テーブルランプを置くほどテーブルが広くないなどいろいろな現実的な日常生活の理由があると思います。
しかしながら照明を豊かにするとリフォームなどでお部屋を変えてないくても、ワンランク上の雰囲気が味わえます。
照明を購入してお部屋に導入する費用対効果は、ソファーなどの家具の購入の比ではありません。
光の作り出す気持ちの安らぎにこれほど違いが出るものかと感じるはずです。
こればかりは言葉での説明は難しいのですが、試していただくと分かります。
せっかくなのでこれを機に、暗い部屋を前向きにとらえてみませんか。
なぜおしゃれな照明は暗いのか?
よく話題になる疑問を出しましょう。
Q.なぜおしゃれな照明は暗いのか?
A.理由はペンダントライトの形状と、一部屋で複数照明が前提のため
それではこの2つの答えを見ていきましょう。
暗いペンダントライトの形状
光の広がり方の違い
横から見て台形もしくは三角形シェードのペンダントライトは、球形シェードに比べて暗いです。
理由は台形、三角形シェードの場合は、光がさえぎられるから暗いです。
特に金属の場合は光が透けることなく、完全に遮断されます。
これを解決するには、ペンダントライトの高さを上げます。
しかしこれは光のキレイさを犠牲にします。
台形、三角形のシェードは、シェードにより光の広がり角度(ビーム角)をあえて絞ることで、明るさの陰影をだしてキレイさを作り出しています。
例えば極端な例を言うと、台形や、三角形のシェードを天井いっぱいに上げてつけると、シーリングライトのような働きをしますが、影がなくなり、「明るさの差」の魅力がなくなります。
それに見た目もおかしいです。
ペンダントライトを高くする限界は、ダイニングテーブル上では、ダイニングテーブルから光が落ちない高さにしたいですし、アイランドキッチンではやはり、アイランドの端から光が落ちないくらいに収めたいです。
もしくはシェードを変えて、全体照明の「球形」にするかです。
一部屋で複数照明が前提
そもそも照明器具の話の前に、従来日本の住宅天井には、ほとんど引掛けシーリングボディ(天井照明をつけるソケット)が一つです。
またほとんどのケースとして、最近のおしゃれなペンダント照明器具は、電球が1つしか付きません。
したがってこの条件で一般的な明るさの電球をつけたときに、お部屋の真ん中にペンダントランプで電球1つででお部屋全体を照らしたとします。
そして先に紹介した日本照明工業会の基準に比べると、
「暗いですね。」
ということになります。
またシーリングのスポットライトだけで、お部屋の主照明にしたい方も多いです。
しかしながら「スポット」とはもともと部分的に目標を定めるという意味ですから、本来の役割としてお部屋の主照明にはなりません。
なぜこのような商品を使うと暗くなるのかというと、今までの日本の照明のあり方と、ヨーロッパでの照明のありかのたの違いです。
従来の日本ではお部屋の真ん中で、まあるい輪の蛍光灯を2つ使って、それは明るくお部屋の隅々までこうこうと照らしてきました。
参考までに、まあるい蛍光灯2つのケースでは商品差がありますが、ざっくり5,000ルーメンほどの明るさが出ます。
それに比べてヨーロッパでは複数の照明で、それぞれの場所で明るさを出して、空間の明るさに濃淡をつけて、その明るさの差できれいに見せていくのです。
したがって、天井からのペンダントランプを使った場合に足りない明るさを補うのは、やはり複数の照明器具なのです。
せっかくなので、おしゃれな照明メーカーを紹介しましょう。
まとめ
■照明の最大消費電力に余裕がある場合
まずは分岐ソケットを使って複数の可能な限りの明るい電球を付けましょう。
リビングダイニングのダイニングテーブル上に引掛けシーリングボディがある場合や、お部屋が8畳など広い場合には簡易ダクトレール方法が空間演出でよい効果が出てきます。
この場合は合わせ技が使えますので、
簡易ダクトレール+分岐ソケット+可能な限りの明るい電球
でそれ相当の明るさが出せます。
もちろん複数照明を置いてお部屋全体の照明効果を高めるのも検討してください。
■ すでに最大消費電力いっぱいの電球がついている場合
もしかすると白熱電球やハロゲンが付いていて、最大消費電力がいっぱいなのかもしれません。
LEDであれば消費電力が白熱電球やハロゲンの約1/10なので、これにすれば最大消費電力に十分余裕が生まれます。
より明るいLEDにしましょう。
またLEDを使っていて照明器具の最大消費電力いっぱいの電球を使っている場合にも、簡易ダクトレール方法が使えます。
簡易ダクトレール+分岐ソケット+可能な限りの明るい電球の方法でより明るくできます。
最後になりますが、お部屋全体の照明効果を高めたいのであれば、ぜひ複数照明で考えたいところです。
先の日本照明工業会の基準はありますが、絶対のものではありません。
人の明るさのとらえ方はさまざまです。
暗いお部屋の中で、まずはフロアライト、次にテーブルランプなどと、ひとつずつ買い増ししてお部屋の照明演出を楽しみながら明るさを補っていきましょう。
夜が一番素敵なお部屋ができあがっていきます。
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ただ暗い部屋を、ステキな暗い部屋にするヒミツがあります。
おしゃれな照明は、メーカー選びから始まります。
元々なくても、壊れても、照明をリモコン化できる方法がいくつもあります。
後付けできるライティングレールで、おしゃれなスポットライト空間が楽しめます。
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