リモコンがない照明をリモコン化する4つの方法

照明をリモコン化する方法 照明

ニトリやイケアでいいデザインの照明を買ってもリモコンがないと不便ですよね。

部屋の壁にはスイッチがあるけど、布団に入ってから夜寝る時にまた起き上がって壁スイッチまで行きたくない。

照明のひもスイッチはあるけれど、冬は寒いし起き上がることなく布団の中でリモコンで消したい。
ひもスイッチは格好が悪いし。

 

そんな悩みを解決します。

買った照明器具にリモコンがなくても、別にリモコンを付ける方法があるので、壁スイッチで照明を消すのに起きて眠気が飛ぶこともありません。

 

照明を販売しているプロの経験から4つ提案します。

リモコンがないペンダント照明などをリモコン化する方法

はじめに

リモコンが付いていない照明をリモコン化する方法を説明していきます。
内容は照明器具の天井取り付け方によって大きく2つに分かれます。

 

1.おもにペンダント照明
天井に照明が張り付かないで、コードで照明がつり下がる場合です。


2.おもにドーム照明

コードで下がることなく、天井に張り付く場合です。




ペンダント照明をリモコン化

ペンダント照明の場合は2つの方法が取れます。

天井と照明の間に、リモコンで電源を操作できる中継器を挟み込む
リモコンで直接操作できる電球に交換


それでは順にみてきます。




ペンダント照明を「挟み込み方式」で、リモコン化

まずリモコン受けを挟み込む方法の前に、天井照明の接続の仕組みを簡単に解説します。


照明器具は天井へどのように接続しているかというと、下の写真のように天井側のソケットに照明側のプラグが接続されて、電源と重さを支えています。


名前は天井側のソケットが「引掛けシーリングボディ」
そして照明側のプラグが「引掛けシーリングキャップ」といいます。

天井の引掛けシーリングボディと照明の引掛けシーリングキャップ
いづれかであれば、取り付け可能

そしてこの引掛けシーリングボディと、引掛けシーリングキャップの間に挟み込む方法が今回紹介する3つの商品です。

接続は簡単。
いずれも工具もいらず、照明を一度外してから間に商品を入れてはめ直すだけで終わりです。


仕組みは挟み込んだリモコン受けに、リモコンの信号が当たって、リモコン受けが天井と、照明の間で電気をつないだり、切ったりする仕組みです。




これから紹介する商品の注意点
リモコンは赤外線で操作しますが、これは混線する場合があります。

例えばエアコンや、テレビ、扇風機など赤外線リモコンを使う家電すべてが偶然に同じ周波数を使う場合には、誤って別のものが動いてしまうことがあります。
挟み込み方式でこれを避けるのは、下記の3つの商品のうちパナソニックだけです。


パナソニックだけは信号チャンネルを2つ持っているので、本来は同じ部屋に2つの照明があった場合に、リモコン2つで使い分けるためですが、このチャンネル分けの機能で解決できます。

もし可能性としては低いですが、2つのチャンネルとも混線するようでしたら残念ながら、他の商品に変える必要があります。

事前に混線するのが知れるといいのですが、これは購入して使ってみてからでないと分かりません。



パナソニック WH7015WKP

パナソニックWH7015WKP

赤外線が2チャンネル採用
他の商品は赤外線の信号が1チャンネルのみですが、この商品に限っては2チャンネルあるので、部屋に2つ照明がある場合に混線せずに、この商品を2つ買って使い分けできます。

また先に説明した共通の注意点の通り他のAV機器と混線した場合にはチャンネルを変えることで解決できます。

リモコン側と本体側のチャンネルをそろえて変更します。

 

・リモコンでOFFの後で、部屋スイッチ2回で点灯する
ちょっと分かりにくいので具体的に説明します。
他の商品は夜寝る時にリモコンでOFFにして、朝起きたときは明るいので照明を付けないとしてリモコン操作せず、出かけて夜帰ってきて部屋のスイッチをOFFからONにしても照明は点いてくれません。

しかしこの商品は壁スイッチを2秒以内に素早くOFF、ONを操作すると過去のリモコン操作がリセットされて、照明が点灯します。

さすがパナソニックはこういった細かい点に気が利くのは恐れ入ります。
他の商品レビューでこの点に不満が出ていることがありました。

・タイマー付き
1分、10分、30分、60分の4つで、さらにタイマーキャンセルボタン付きです。

・リモコンホルダー付き
ホルダーは付属のビスで壁や家具などに固定が可能です。
固定することで壁などに穴が開きますが、他の商品でリモコンをなくすレビューがいくつかあったので、なくしやすい方には決まった場所にリモコンホルダーを付けて管理するのが良いでしょう。

・夜間の蓄光
明かりを蓄えておいて、暗くなったらうっすら明るくなってリモコンを探しやすくる機能です。


・お値段がやや高め
高機能な分、他の商品と比べて割高なのがデメリットです。


取扱説明書はこちらから




オーム電機 OCR-CRS01W

オーム電機OCR-CRS01W

・ON/OFFのスイッチが別ボタン
スマートスピーカーで音声操作したい場合に、この別ボタンがメリットになります。

具体的にはスマートスピーカーと、スマートスピーカーで操作できるスマートリモコン(いくつもの家電を操作する赤外線の発信装置)を使います。
付属のリモコンは使わず、スマートリモコンで付属のリモコン信号と同じ信号を出して、照明を音声で操作します。


・リモコンの感度がやや低い
デメリットとしてONとOFFでリモコンの感度が違い、使い勝手が悪いとのレビューがいくつかありました。

取扱説明書はこちら





アゲイシ サンチャーヂ2

アゲイシ サンチャーヂ2

・ナツメ球(常夜灯)が付けられる
夜寝る時に真っ暗でなく、常夜灯を使う方はおすすめです。

リモコンのスイッチが一つなので、押すたびにメインがON→全てOFF→ナツメ球ON→全てOFFを繰り返します。
常夜灯を使わない方はこれが逆にわずらわしいでしょう


・リモコンの感度が良い
オーム電機の商品と比べてリモコンの感度が良いとのレビューがいくつかありました。

 

・夜間の蓄光
明かりを蓄えておいて、暗くなったらうっすら明るくなってリモコンを探しやすくる機能です。





紹介された商品化こちらから購入できます。






ペンダント照明をリモコンで直接操作できる電球に交換

電球にリモコンの受信機が内蔵されていて、電球に直接リモコンで操作するスマート電球を使う方法です。

したがって作業は今使っている照明はそのままに、電球だけの交換なのでとても簡単です。


電球を交換する際には、電球の口金の大きさと、照明器具に書いてある最大消費電力(照明器具に使っていい電球の最大の消費電力)を守ってください。
また洗面や野外の照明器具には使えません。

その他の電球の合う詳細な条件は、下記を確認してください。

LED電球の口金や種類から選ぶ「必ず守る」べき5つのポイント
照明を販売するプロ立場から、これを知らないと電球が点かなくなる電球選びの必要な条件をお伝えします。口金の大きさ、照明器具の最大消費電力、耐熱ランク、調光するかしないか、まれに対応しないケースなど。



信号は赤外線ではなく、より高周波のZigBeeという無線規格なので遮蔽物があっても問題なく動く点がメリットです。

日本の大手はまだ販売せず、候補としてはイケアとアイリスオーヤマ、ほかAmazonでの販売メーカーがあります。

イケアのスマート電球「トロードフリ」

イケア トロードフリ調光キット
イケア トロードフリ調光キット

・専用のリモコンで操作が可能です。
フィリップスはリモコン操作にブリッジが必要ですが、イケアは必要ありません。

・スマホやゲートウェイを買い増すことで、スマートスピーカーでの音声操作が可能です。

イケア公式サイトから
リモコン取付説明書はこちら
電球の取扱説明書はこちら


フィリップスのスマート電球

フィリップス Hue ホワイト グラデーション スターター セット
フィリップス Hue ホワイト グラデーション スターター セット

・リモコンがあります。
使用するには別途ブリッジが必要です。

・スマートスピーカーを使えば音声操作が可能です。

・イケアに比べると価格が高いのがデメリットです。

アイリスオーヤマのスマート電球

アイリスオーヤマ スマートスピーカー対応電球
アイリスオーヤマ スマートスピーカー対応電球

・リモコンがありません。
スマホかスマートスピーカーの操作だけです。
操作にはフィリップスのブリッジやイケアのゲートウェイに当たるものは必要ありません。

・スマホだけの操作を検討の方は、照明操作のたびごとにスマホのアンロックなどの操作がわずらわしいのが注意点です。

・必要な人はブリッジやゲートウェイ不要で、スマートスピーカーでの音声操作が可能です。

・レビューによると商品の安定性に不安が残る

・先の挟み込み方式で紹介された項目「リモコンでOFFの後で、部屋スイッチ2回で点灯する」が可能です。

・設定時に電源のON/OFFを連続して操作が必要なので、壁スイッチが必要です。

・現状だとE26の口金だけです。

アイリスオーヤマの公式サイトから詳細はこちらから



スマート電球は参考としてアイリスオーヤマとフィリップスを紹介しましたが、フィリップはお値段がイケアに比べてかなり高く、またアイリスオーヤマはまだ出始めで初期不良のレビューが多いのでイケアのみ紹介します。

E26口金とリモコンのセットはこちら。

E26追加の電球はこちら

E17口金の場合は、電球とリモコンの単品を組み合わせます。





照明がおもにドーム型のリモコン化

シーリングライトでリモコンが使えない例
こういった形状のシーリングライトは使えません。

天井にピッタリと張り付く状態のシーリングライトは、ペンダント照明で使える挟み込み方式が赤外線であり、張り付きタイプは赤外線が途中でシェードに当たって途切れてしまうので使えません。


どうするかというとカバーを外して、使っている光源の種類を確認し、以下の方法を取ります。

A.電球を使っている場合
 A1.使っている電球が1つか2つなら、現在の照明器具を生かして「スマート電球」に交換する方法
 A2.使っている電球が3つ以上なら、費用が高くなるので、本体ごと交換する方法
 A3.使っている電球が3つ以上で、費用をかけても、どうしても本体を生かす方法(通常はお勧めしません)

B.蛍光灯を使っている場合


それでは具体的に見ていきます。



A1. 使っている電球が1つか2つなら、現在の照明器具を生かして「スマート電球」に交換する方法


この方法は先のペンダント照明の記事で紹介しているので、こちらを参考にしてください。

無駄にするのは電球だけなので、本体ごと交換より作業が楽です。
電球が3つ以上だと、この方法も使えますが、費用的には本体ごと交換がお安いです。


A2. 使っている電球が3つ以上なら、費用が高くなるので、本体ごと交換する方法

今の照明をあきらめるので心苦しいのですが、本体ごと買い替えがお安いです。


日本のメーカーNECで、Amazonだと4,500円ほどで6畳タイプ、5,000円程度で8畳タイプが購入できてしまいます。
5年の保証がついて、リモコンで、調光、常夜灯、防犯の留守タイマーまで付いています。
直接結線さえしていなければ、どんな天井プラグにも、工具なしで簡単取付可能です。


もっとお安いアイリスオーヤマがAmazonのベストセラーですが、ちらつき報告がいくつかあるので、ちらつき報告がない、照明の製造実績のあるNECをお勧めします。

Amazonリンクから8畳、12畳タイプもあります。

(Amazonの商品説明には、「出しろが10mm以下の埋込ローゼットや出しろが21mm以下の引掛けシーリングへは取付ができません。」と気になる記述ありますが、天井のプラグは規格が決まっているので、このケースまずないです。)




A3. 使っている電球が3つ以上で、費用をかけても、どうしても本体を生かす方法


電球を調光対応にして、RF無線式の商品を使います。
下記の記事の「調光器を導入する」-「LED電球の場合 (白熱電球も可)」 を参考にしてください。

調光できない照明を調光させる方法-完全版-
好みのペンダント照明と電球を合わせて買ったのだけれど調光がしたい。できれば電球をそのまま使いたい。調光可能な電球であれば調光器を工具不要でペンダントと天井の間に挟むことで調光が可能になります。




B.蛍光灯の場合

ドーム型の照明器具で、蛍光灯の場合は、リモコン付きのLEDに変更します。

下記の記事の「1.蛍光灯がつかない!」-「蛍光灯が寿命でつかない場合」-「照明器具をそのままで蛍光灯の形をしたLEDランプに交換」を参考にしてください。

電気がつかない理由を調べてすぐ解決!全11方法を簡単に解説
照明がつかない原因を最短ルートで探して解決していきます。 業者を呼んでもすぐに来ないし、お金もかかります。まずは自己解決をしましょう。照明販売のプロの経験で、蛍光灯や電球、リモコン、ブレーカー、壁スイッチの可能性を総合的に解決します。






お勧めの記事

せっかくならお気に入りの照明と電球で調光してみませんか。

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