パキッ。あっ、またこわ割れた!
もうプラスチックはやめた
丈夫なステンレスピンチハンガーに買い替えたい!
でも使いやすさはどれかな?
長く使えるのがいいけど
比較しないと、一つだけ見ていても分からないわよね。
レビューを読み込み、現物を確認して比較することで買ってはいけない商品はなにか、どの点に注意して選べばいいのかがこの記事で分かります。
ステンレスピンチハンガーはみんな同じように見えて、どこに気を付けて買えばいいのか不安な方へぜひ参考にしていただきたい内容です。
きれいごとばかりの比較記事が多いです。
実際のデメリットを知らないで買って、後悔しないように気を付けてください。
人気のニトリや、大木製作所、コストコ、パール金属、アイリスオーヤマ、安江式まじかる、ダイソーでステンレスピンチハンガーの違いを調べて鋭く比較、おすすめを紹介していきます。
7社のステンレスハンガーを比較して納得する、大木製作所の使いよさ
はじめに
もうプラスチックはやめる。
何度も壊れて、捨てて、買い直して、また壊れて。
こんな状態に終止符を打ちます。
お金も、時間も、環境にもよくないです。
これからはずっと使えるおしゃれなステンレスハンガーを使います。
これでピンチハンガーのストレスともサヨナラです。
人気のステンレスピンチハンガーをピックアップして比較検討していきます。
それに先立ち解説の前に先に評価を出しておきます。
無印はステンレスハンガー
がなくなりました!
7社の商品比較
- はじめに
- いまココ7社の商品比較
- 購入のポイントは3つ
- まとめ
さっそく7社の商品を比較していきましょう。
3つに分けて紹介していきます。
・おすすめ度
・お店でチェック!
・ピンチ数や商品種類など
それでは人気のニトリから。
ニトリのステンレスハンガー
安くて機能的なニトリ。
ニトリのステンレスハンガーは写真の40ピンチと、販売終了品の円形、小判型の3種類を自宅で使っています。
おすすめしない理由1
本体の落下
わが家で使っていて4年たち、物干しフックと本体の接続が壊れ、落下しました。
構造上の問題なので、使い方により異なるでしょうが、いづれ落下します。
ブログのレビューで探してみると、わが家と同じ個所での壊れ報告が上がっており、落下したと当記事へのコメントもいただいております。
問題はフック軸をプレスでただ押し広げて、本体接続プレートとの外れ止めとしているため。
この問題は改良されたとの情報が一部ネットに上がっていますが、実際にはまだ変わっていません
問題の詳しくはこちらの記事
他社も比較してみます。
→大木製作所は、L字片を2つ溶接しています。
→TOHO(コストコ)は、軸に別軸が直交して溶接されています。
→アイリスオーヤマとパール金属はまだ確認できていません。
ただしアイリスオーヤマは落下報告があり。
おすすめしない理由2
ピンチがつまみにくい
ピンチのつまみがねじれているので、つまみにくい。
プチストレスです。
ニトリだけ使っている分には分からないかと思いますが、良いものと比較すると使いにくさがよく分かります。
その他としてはステンレス性能が18-8ステンレスではないので、レビューにはサビるとの報告がありました。
沿岸部にお住まいの方は避けましょう。
他の方のニトリの商品詳細とレビューはこちらから
※次に紹介する大木製作所と同時期に購入した2つの詳細な比較記事が別にあります。
合わせて参考にしてください。
大木製作所のステンレスハンガー
大木製作所は知名度が低いのですが、つくりの良さがネットで評判のよいランドリー商品を扱う町工場です。
上記写真の28ピンチで、型番「DL」タイプを所有しています。
※ちょっとお高い改良版もあり。
公式ホームページには何もないのですが、販売されています。
いままでのデメリットが改善されているのでこちらも合わせて確認してください。
【番外編】ダイソーのステンレスハンガー
ピンチが少ないので、2つ、3つ合わせて他のステンレスハンガーの代わりとして使うことはできなくはないですが、干すスペースを有効活用はできません。
またベランダと室内を出し入れするのであれば、何度も往復するは面倒ですね。
なのであくまでサブ的な使い方になるでしょう。
メリット
400円で16ピンチあるので十分活躍できます。
デメリット
引っ張って洗濯物を取るとピンチのリングが開いてくるので使いづらくなる。
コストコのステンレスハンガー
コストコや楽天、Yahooで取り扱いがあるTOHO(東邦金属製)です。
前回のレビュー時よりも大幅に改善されました。
改良点は
・ピンチがリング固定からチェーンに戻った
・ピンチが程よい硬さになった
・軽い(計ると790g)
ピンチが28の改良版を買うこと!
30ピンチは旧タイプ、32ピンチはさらに前です。
旧タイプを買ってはいけない理由は3つ
・フレームが崩壊の恐れ
フックから洗濯物の距離が短いのは利点ですが、フレームのつくり、特にフックと本体を結ぶアームの接続などの強度不足のため
・リングがゆがんでピンチが外れてくる恐れ
ピンチの本体との接続がニトリ同様にリング式で、1.5巻き(ニトリの旧仕様)のため
・握力の弱い方だと疲れてしまいそう
ピンチの強さが想像以上に固く、またつまむ個所はニトリ同様に短いため
コストコよさそう
・からみテストは10回中、からみませんでした。
・ピンチが小さく握りにくいが強い
大木製作所と比べると、ピンチの柄が短く握りにくいが、はさむ強さは強いがこちらも柄が短いので力がいる
・ピンチが内側にもほしい
大木製作所のと比べてピンチの数は一緒、フレームサイズはほぼ一緒なのですが、内側にピンチがもう少し欲しい。
言い換えると、大木製作所の内側についている分が、TOHOは外周に移っています。
※コストコ通のコス子さんのレビューが人気ですが、2つ前のモデルについてなので、現行モデルには参考になりません。
楽天で商品詳細
パール金属のステンレスハンガー
Amazonでの多数のレビューから高評価を得ているので、実績もあり候補になりそうです。
残念ながらどこにも現物を確認できませんでしたが、商品レビューをすべて読み、構造を写真で観察した結果です。
Amazonレビューは商品を絞ってチェック!
パール金属のステンレスハンガーはサイズ展開が多いので、Amazonレビューで何もフィルターを掛けずにレビューを読むと、他のサイズのものが混じってしまいます。
レビュー総数は800を超えますが、今回の比較サイズの42ピンチに絞ると、その数は100になり、さらにその内訳は高評価と、低評価で半半です。
つまり「折りたたまないの商品」の良いレビューが、問題となる「折りたたむ商品」のレビュー評価を上げてしまっていたのです。
今回私はこの落とし穴に初めて気が付いたのですが、これはステンレスハンガーに限らず、Amazonで商品レビューを見る時は要注意です。
少し本題からそれたので話を戻します。
これは重要なのですがレビューをまとめると
フレームの構造欠陥で、やがて分解します。
広げたときの、中心の可動部分の構造に欠陥があり、重さがかかるとキチンと水平を保持できず、V字になり、やがれ可動部分の負荷が限界を達して、外れて分解します。
構造設計で分からずに試作品ができてしまったとしても、なぜ商品テストの段階で欠陥が分からなかったのか、疑問が残ります。
この点で他社を比較してみましょう。
パール金属の山折りタイプは、ニトリ、アイリスオーヤマと同じです。
ところがこの3社はフレームつなぎのヒンジの上に、「力受け」を付けているので、パール金属よりしっかりとしています。
※谷折りタイプの大木製作所とコストコは、構造が大きく異なり、フックから本体へのアームの張りで、力を逃がしているので問題ありません。
アイリスオーヤマのステンレスハンガー
日常使いのアイテムを新しいアイデアで使いやすくした画期的な新商品が魅力ですね。
直販ストア、Amazon、ホームセンターでの取り扱いがあります。
ピンチの接続がリングタイプで、その巻き数も1.5巻きで十分なリング強度ではありません。
自宅で使用しているニトリ同じく、リングが広がり、ゆがんでピンチが外れて、ペンチで直しながら使うようになります。
また別の面でこちらの方はフックが本体から2回外れて壊れています。
これは構造的な問題かもしれません。
安江式まじかるピンチハンガーⅡ
現在もっとも注目しているステンレスピンチハンガー
国産でピンチの付き方、構造、本体を支えるアームの付き方も独特。
他に類をみない形をしています。
現状のステンレスピンチハンガーのデメリットを踏まえ、ゼロから構造見直して考えて作られたような商品です。
3つのメリットと、2つのデメリットを紹介していきます。
■メリット1
少ない力で押し広げてもしっかりキャッチ
理由は洗濯物をつかむ「おさえ」の形。
通常は || のように平行に挟みますが、まじかるは |〈 のように片方が折れていて、しかも高さも段違いになっているので、写真だと左の | に〈 がはまるように合わさります。
なので水を吸った重いジーパンも、ピンチ2つで落下の心配は全くありません。
つまり今までのピンチは力で洗濯物を落ちないように抑え込んでいたのに対して、まじかるピンチは形で抑え込むのでムダな力がいらないのです。
タオルケットを吊り下げても落ちる心配は無用。
■メリット2
移動が楽
持ち手を少ない力で握ることができるので、移動が楽にできます。
理由は手の方になじむようにくびれているため。
競合品はただまっすぐ持ち手ができているのがほとんど。
それと軽い。
水を吸った洗濯物は重いので、物干しから部屋に移動したりするのは少しでも軽いのがいいですね。
ステンレスはずっと持つので、高齢になってからはより効いてきそうです。
■メリット3
強風でズレない
理由は幅広シリコンを使っているため。
強風で物干しからズレると、ほかのピンチハンガー本体と隣り合って、時に重な成りると本体が回転もしないので乾きが悪くなります。
なのでピンチハンガー本体の隙間を空けて掛けたいものです。
今まではゴム製で、しかも使っているうちに破けたり、抜けたりしますが、ソフトなシリコン製のためズレの心配はありません。
■デメリット2つ
ピンチをつかみづらい
ピンチが回転しやすいためなのか、つかみづらく、一回でつかみ損ねることが何度かあります。
値段が高い
他の競合品と比べると価格が高い。
価格と使い安さだと大木製作所が競合相手ですね。
その他として、
使いやすいハンドルも備え、ステンレスはより良いほうの18-8ステンレス。
谷折りで少ない力でたためる。
まじかるの名前の通り軽い。
28ピンチタイプLでは、コストコの790gより軽い640g!
現在はⅡとしてさらに以前より軽量化されています。
いうことなしのようですが、候補になりそうな28ピンチタイプか、同じサイズの36ピンチのフレームサイズがちょっと大きい気もします。
まだまだレビューはとても少ないのですが1つ。
とにかく軽い!絡みにくい!ピンチが掴みやすい!
Amazonカスタマー
普通のピンチハンガーに比べたら高価かもしれませんが、使いやすさで選べばダントツ1位かと思います!ほぼ毎日使うものだから、と思い切って買って良かったです!
大木製作所のやさしいステンレスハンガーと迷うところです。
ただ価格が少しこちら安いのと、約半分の軽さが判断ポイントですね。
地元の企業ということでふるさと納税の返礼品対象になっています。
楽天で1万円以上のものがそうですね。
計算すると政府の定める返礼品上限の30%を少し上回るので、通常購入よりこちらのほうがお得です。
わが家もこちらで買いました♪
まだふるさと納税をされていない方はぜひともおすすめです。
寄付金のおおよそ3,4割程度の好きなお礼の品がもらえて、なおかつ寄付金の全額がまるまる帰ってくる。
企業がしていれば怪しいですが、国がやっているので安心です。
手数料として1年に1回2000円はかかるけれど、かなりお得な制度ですね。
ではいくら寄付できるかというと、年収と家族構成で異なる上限があり、例えば4万が上限だとすれば、30%までの返礼品と決められているので、12000円。
以前は確定申告が必要でしたが、現在は不要な「ワンストップ特例制度」なので、言われたとおりに紙を書けばいいだけでお手軽です。
ステンレスハンガー選びでおすすめポイント5つ
- はじめに
- 7社の商品比較
- いまココ購入のポイント5つ
- まとめ
7社の具体例を見てきたので、これを踏まえて、ステンレスハンガーを選ぶおすすめポイントを整理します。
大木製作所のステンレスハンガーが一番のおすすめでしたが、今度は各機能に注目してそれぞれに良し悪しを判断していきましょう。
ステンレスピンチハンガー選びの5つのポイント
1.サイズは、壁にぶつからず、大きいもの
2.ピンチの数は、多ければよい
3.2つに分けて使う
4.耐久性
5.ピンチのつかみやすさ
それでは本体のサイズから見てきましょう。
1.本体のおすすめサイズ
回転できる最大のサイズがおすすめ。
物干し竿の前後の位置を調整して、壁にぶつからずに回転できる最大のサイズです。
サイズが大きいことのメリットデメリットを見ていきます。
2.必要なピンチの数は?
ピンチ数は多いほうがいい
必要なピンチの数は、洗うものの量(家族の人数)と、洗濯の頻度、洗濯機の容量、本体のハンガーの数によって決まってきます。
ただピンチが足りないと干せない時がありますが、ピンチが多い分には使わなければいいのです。
洗濯物を干すときに、いい所にピンチがない不便を、ピンチの多さで解決できます。
ところがピンチが多くなると本体も大きくなりがちです。
なので本体の大きさが同じだったら、ピンチは多いほうが良いです。
いいかえると本体のピンチ密度が高いものがいいといえます。
夏はピンチが多く欲しい
夏は薄着ですぐ乾くので多くのピンチでびっしりと干しても乾きます。
梅雨と冬は別のピンチハンガーを
梅雨時はより乾きずらいので、ピンチを全部使わず、洗濯物の隙間を広めて干すので、別のピンチハンガー本体がほしくなります。
さらに冬は着る数が多く乾きづらいのでなおさらです。
少しそれますが、わが家で梅雨はサーキュレーターと除湿器を使って乗り切ります。
また普段も夜に部屋干し、日中外干しの2回洗濯します。
よってサーキュレーターはフル稼働。
こちらが参考になりますよ。
子供が小さいと洗濯物が増えます
小さい頃は特に食べ汚してよく着替えます。
体調を崩すと、汚物よごれなどで洋服以外にも洗濯物が増えます。
参考までにわが家では、家族4人の子供2人で、朝夕の一日2回の洗濯をし、
・晴天ならステンレスピンチハンガー、ステンレスパラソルハンガー、上着用にプラスチックでワンタッチ開閉8連を2つ
・雨天ならステンレスピンチハンガーを2つ、上着用にプラスチックでワンタッチ開閉8連を2つで、サーキューレーターを当てて、時に除湿器も加えます。
ときどきニトリの円形と小判型のステンレスハンガー(販売中止品)を上履きやジーパンを干したりと、足りないとき、ちょい干しに使っています。
3.本体は2つに分けて使うのがおすすめ
本体を2個以上に分けて使うのがお勧め
物干し竿で洗濯物を一つのピンチハンガーで密集させずに、長さいっぱいに複数のピンチハンガーで平均的に使えば、風の通りがよくなってその分早く乾きます。
本体を2個以上ということでは、小さいサイズもおすすめです。
わが家では今はもう売っていないニトリの小さい2サイズを使っていますが、ジーパンを一つ干したり、上履きを干したりするのに手軽で便利です
そこで今改めて買うのならおすすめを2つ。
一つは半円と、もう一つはパラソルハンガーです。
形が半円なので、壁際のカーテンレールなどに引掛けても壁にこすれず、扇風機で風を当てれば揺らいで、乾きが良くなります。
先の評価では悪いパール金属なのですが、こちらは折りたたむ構造でないのでこの点は大丈夫です。
ただピンチがリング式なので、引っ張って洗濯物を取るのはやめましょう。
Amazonの商品レビューもこの商品に絞ってみると、よい評価が多いです。
多くの洗濯ものは干せませんが、この形が、狭いところに干しても邪魔にならずに、靴下など小物を干すのに微妙に使いやすくて、とても良い。
半円の他にはパラソルハンガーがおすすめ。
タオル以外にも干せるものです。
ニトリのステンレスハンガーを直しながら使っていたのですが、面倒なってきたのと新しいものを試してくなったので、パラソルハンガーを購入しました。
使い勝手は良好です。
4.耐久性
プラスチックが壊れるから、ステンレスピンチハンガーを買うのですから、最も重視したいポイント
耐久性で問題となるのは以下の4点です。
耐久性のポイント1
ピンチと本体の接続(特にリングタイプ)
ピンチがリングでつながっているタイプは壊れやすい。
洗濯物を引っ張って取ったり、折りたたんで使っていると、だんだんとリングが広がって、ゆがんで絡まり、ピンチやリングが外れます。
詳しい状態はこちらの記事が写真付きで参考になります。
耐久性のポイント2
物干しフックの本体への接続
ただ軸をプレスして押し広げて本体の重さを支えているのは、やがて落下します。
アイリスオーヤマの落下例
アイリスオーヤマの落下例2
耐久性のポイント3
本体フレームの溶接具合による壊れにくさ
フレームの溶接が外れると、もう使えません。
レビューによる溶接の不具合情報がある商品は注意です。
耐久性のポイント4
ステンレス含有度の違いからくるサビにくさ
ただの「ステンレス」表記より「18-8ステンレス 」のほうがサビにくいです。
沿岸部にお住いの人は注意。
5.ピンチのつかみやすさ
毎日の何回もつかむので、使いやすさはプチストレスです。
大切なポイントは以下の4つです。
1.本体との接続方法
2.持ち手の長さ
3.握り硬さ
4.ゆがみ
順に見ていきましょう。
ピンチつかみやすさ ポイント1
ピンチと本体との接続方法
リング式 ×
ニトリなどが採用し、最もポピュラーです。
ピンチの握りの上部分に重なるので、握りの長さが短いとつかみにくいです。
2点つり下げ式 ×
かつての無印良品に見られましたが、ほかこの方式を使っているのはごく少数です。
つかみやすいですが、回転しにくいです。
チェーン式 〇
大木製作所でしか見られません。つかみやすく、回転しやすいです。
ピンチつかみやすさ ポイント2
ピンチの持ち手の長さ
この部分が短いと、つかむときに意識して場所を定めなくてはいけないのと、長ければテコの原理で楽にピンチを広げられます。
ピンチつかみやすさ ポイント3
ピンチの握り硬さ
つまむのに疲れるほど硬く感じなければ、大丈夫です。
お店でできればつまんでみるとよいでしょう。
ステンレスのピンチは多くの場合に、つまむ部分が面ではなく、輪の状態なので、指が痛くなるほどでなくても、疲れます。
コストコは一番の硬さでした。
ピンチつかみやすさ ポイント4
ピンチのゆがみ
ピンチの握りがゆがんで、上から見ると「 | | 」のように平行ではなく、「ハ」の字だったり、さらにハの字が上下にずれたりすると握りづらいです。
ニトリのハンガーをおすすめしない理由で紹介したポイントです。
6.その他の購入のポイント
その他の細かいポイントをこちらで整理していきます。
ここまで踏み込めば、もう買って絶対に後悔はさせません!
できれば気にしたい6つのポイント!
1.ピンチの配置
2.表面にトゲがないか
3.ピンチのつかむ強さ
4.折りたたみ時のからみにくさ
5.持ちやすく運びやすいか
6.風で外れない(ずれないゴム)ストッパーがあるか
1.ピンチの配置
タオルなどの大きいものがいくつ干せるか。
また外周のピンチと、内側のピンチがズレていると、隙間が空いて乾きやすく、良い配置です。
2.表面にトゲ(突起)がないか
製品として基本的なところです。
製造上の出来が悪さでできるトゲ(突起)をバリといいますが、これが残っていると指を切ったり、洗濯物を傷つけたりします。
今回紹介する商品のレビューにはほとんどなかったかと思いますが、特に安くAmazonで販売する海外メーカー製のレビューに報告があるので、注意しましょう。
もしあった場合には、棒状のダイアモンドヤスリでバリを落とします。
3.ピンチのつかむ強さ
力の落ちた高齢の方に気にしてほしいところ。
つかむ力が弱くても、ずり落ちそうであれば、その分ピンチを多く挟めばいいだけです。
※ピンチの握りの固さと一緒な気がしますが、違います。
ピンチの長さが長ければ、しっかりつかんでも、ピンチを握って開ける力は少なくてすみます。
→以下は使う家庭の環境、生活スタイルによって、判断が分かれるところです。
4.折りたたみ時のからみにくさ
折りたたんで広げたときに、ピンチ同士や、ピンチと本体のフレームがからまないか。
今回の記事では10回の開け閉めを、左右、縦横に倒しながらテストしました。
今回紹介したタイプであれば、新品の状態でピンチが2点で止まっているのでほぼ問題ありません。
からむのはピンチがリング式でゆがんできて、リングが広がりここにからむか、ピンチが片側外れて1点固定になった時です。
5.持ちやすく運びやすいか
運ぶときはフックの真下へ、フレームを抜けて手を入れて運ぶのが一番力がいらず、楽なのですが、これが可能かどうか。
コストコや、新しい大木製作所のは「持ち手」があるのでさらに楽です。
6.風で外れない(ずれないゴム)ストッパーがあるか
外れ止めストッパー
風で飛ばされないためです。
ただステンレスハンガー自体が重いのと、洗濯物の重さで飛ぶことはないとのレビューが多いのに加え、ロックがなくて飛んでしまったというレビューもないのです。
したがってステンレスハンガーの風で外れないストッパーは、よほどの強風地帯でもない限り必要ないようです。
滑り止めゴム
風が吹いたときに隣の洗濯ハンガーにくっついて、風通しが悪くなったり、回転しなくなり乾きが遅くなるのをゴムのすべり止めで防ぎます。
ただわが家ではゴムなしで使っていますが、ごくたまに風で寄ってしまうことがあるだけで、特に必要を感じません。
またゴムは劣化するのと、すれて切れてしまいまるので消耗品です。
大木製作所のステンレスピンチハンガーのフックゴムを取り寄せて新しくしました。
まとめ
具体的に7つの商品を見てきました。
そしていったん商品を離れて、それぞれの機能に注目してきました。
そして最後の総まとめです。
消去法で再び商品に戻り、6商品をふるいにかけていきます。
▶ニトリ、アイリスオーヤマ、パール金属は、ピンチがからまり外れてくる
理由は、折りたたみ時のからみや、洗濯物を引っ張って取ると、少しずつリングがゆがんできて、さらなるからみから、リングのゆがみを加速させ、ピンチの外れにつながります。
わが家ではピンチのゆがみを直しながら使い続けていましたが、直すのが面倒で使わなくなりました。
ニトリはリングの巻き数が1.5巻きから2.5巻きに改良されたのですが、それでもリングがゆがんで使いづらいレビューがあるので、リング式はお勧めできません。
またニトリは別問題で本体がいづれ落下します。
▶TOHO(コストコほか)は大木製作所と並ぶ候補
持ち手がついて移動しやすい、洗濯物が床に擦りにくい、デメリットは大きさの割にピンチが少ない、ピンチが握りにくい。
現在テスト使用中ですが、少し作りが心もとない気がします。
▶安江式まじかるも候補
性能的には申し分なく、使い始めて1年ほど経ちますが耐久性も問題ありません。
最近は大木製作所より、もっぱら軽いこちらを使っています。
高齢の方には間違いなくおすすめ。
レビューが非常に少ないのですが、今後に期待が大きく持てるもの。
いづれ一番のおすすめになりそうです。
▶大木製作所は、リング式ではなく、日常使いの不便さもないので、実績もあり最もお勧めできる商品
デメリットしては、本体価格が高いこと、比較すると総高さが高いので、洗濯物が床を擦ってしまうこと、もう少しピンチが欲しい程度です。
ぜひ他の方のレビューも確認の上で購入を決めてください。
サイズは内側にピンチがつくDLがお勧めです。
比較として同じピンチ数のLLがありますが、こちらはピンチ数がDLと同じで、内側にピンチのない分寸法が大きくなります。
他と比べるとお値段は多少高いですが、壊れることのない大木製作所のステンレスピンチハンガーを選べば、この先いつか壊れて買い替える手間や、どれにするか探す手間から解放されます。
やっぱり高いだけのことはあるわね。
※さらに使いやすさを追求するなら、大木製作所の改良版がお勧め。
ちょっとした生活のコツですが、潤滑剤を軸に吹くと、少しの風でもハンガーがくるくる回って、洗濯物がよく乾きます。
だまされたと思って試してみると違いが分かります。
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