傾斜なのでどうやって照明をつけていいのか?
何か特別にするのかしら
そのままつけちゃう?
おすすめの照明も知りたいわ
こんな疑問に答えていきます。
照明の種類ごとに、分かりやすく必要なものを紹介していきます。
これで傾斜天井の照明問題は解決。
おしゃれなおすすめ照明も一緒に紹介します。
傾斜天井の照明で、少しでも不安に思っている人にぜひ読んでいただきたい記事です。
当記事内容が「MotoM」という照明サイトに模倣されました。
良い記事と思われて模倣されたのは誇らしいのですが、逆にこちらが模倣されたと思われては残念です。
なのでこちらが本物と証明しておきますね。
模倣の「MotoM」サイトより先にこちらの記事がかかれていた事実が幸運なことに第三者アーカイブ機関「WayBackMachine」に自動記録されていました。
▶模倣先の「MotoM」2020/11/10作成日は上記のスクショで確認できます。
▶当記事がそれよりも前の2020/5/3に自動記録された「WayBackMachine」URLはこちら(海外サイトのため読み込みに時間がかかります)
いづれ模倣記事がなくなりますように。
傾斜天井にシーリングライト、ペンダントライト、シーリングファンライトを取り付け!
はじめに
次の順番に説明していきます。
1.天井に張り付くタイプの「シーリングライト」をつける場合
メーカー別に解説していきます。
2.天井からぶら下がるタイプの「ペンダントライト」をつける場合
つけたいペンダントライトや位置などの条件別に解説してきます。
3.ファンが回転する「シーリングファンライト」をつける場合
どれが自分でつけられるのかが分かります。
4.傾斜が何度までそのまま付けて大丈夫なのか
そのままつけば手間ないですね。
5.傾斜天井でおしゃれなおすすめ照明
定番のペンダントライト、さらにおしゃれなシーリングファンライト、スポットライトやプランツなどを下げられる「ダクトレール化」を紹介。
それではシーリングライトから見ていきましょう。
1.シーリングライトを傾斜天井に付ける場合
まずシーリングライトをそのまま付けるとどのような問題が起きるのでしょうか。
シーリングライトは中央上部に天井からのソケット(引掛シーリング)でとまっています。
問題なのは本体の大きさに比べて小さく接地面が小さいため、傾斜天井にそのまま取り付けるとシーリングライトの重みで、ソケット部分に無理な力がかかり痛めてしまうことです。
つまり電気の接点と、取り付け強度に問題が出てきます。
そこで解決方法はこの中央ソケットとは別に天井にパッキンを使って接点を増やして、天井への取り付けを安定させます。
この方法はパナソニック、東芝、NECホタルクス共通です。
その他、コイズミ、オーデリックは方法が異なりますので、後述します。
それでは具体的に見ていきましょう。
パナソニックLEDシーリング用傾斜天井取付アダプタ 2個セット HK9049
▶取付方法
1.照明本体の金物のくぼんでいる場所(ノックダウン)に穴を開けます。
2.めくれた部分(バリ)をリーマーで取ります。
3.照明を引掛けシーリングで取り付けます。
4.壁と照明の隙間に差し込んだアダプタ(パッキン)を通して、付属のネジで天井に固定します。
▶天井角度 55度まで
▶取り扱い説明書は こちら
▶照明カタログはこちら
※使用方法は一緒ですが、シーリングの形状により4個入りのHK9039と深いタイプのHK9048を使う場合があります。
必ずカタログの対応アダプターを確認の上でご使用ください。
下記紹介の照明にもこちらのアダプターが対応します。
※バリ取りはニッパーでは使いづらいので、キレイで簡単に切り落とせるリーマーがおすすめです。
商品は違いますが使い方はこちらが分かりやすいです。
パナソニックで傾斜天井対応のおすすめはこちら
住まいの構造ラインに「すっと」入り込むスクエアデザイン
一般的な天井取付ソケット(引掛けシーリングボディ)でカチッと取り付けが可能です。
調光/調色、8畳まで
リモコン付き。
東芝 傾斜天井取付用スペーサー SPACER-N
▶取付方法
パナソニックと同様です。
1.照明本体の金物のくぼんでいる場所(ノックダウン)に穴を開けます。
2.めくれた部分(バリ)をリーマーで取ります。
3.照明を引掛けシーリングで取り付けます。
4.壁と照明の隙間に差し込んだスペーサー(パッキン)を通して、付属のネジで天井に固定します。
▶天井角度 45度まで
▶取り扱い説明書こちらの7ページ
▶照明カタログはこちら
一覧では各照明の対応畳数下より3段目「傾斜天井対応可否」項目で判断できます。
カタログ詳細にこのマークがある照明が対応の目印です。
Amazonでは取り扱いがなくなったようです。
東芝で傾斜天井対応のおすすめはこちら
飽きのこないモダンなフォルム
一般的な天井取付ソケット(引掛けシーリングボディ)でカチッと取り付けが可能です。
8畳対応リモコン付き。
調色幅が広いのがポイント。
NECホタルクス竿縁・傾斜天井用アダプタ2
▶取付方法
パナソニックと東芝と少し異なります。
1.本体の金物のくぼんでいる場所(ノックダウン)に穴を開けます。
2.めくれた部分(バリ)をリーマーで取ります。
3.照明を引掛けシーリングで取り付けます。
4.天井と照明の隙間によってアダプターに差し込むパッキンを変えて、 スペーサー(パッキン)を通して、付属のネジで天井に固定します。
▶天井角度 55度まで
▶取り扱い説明書はこちら
▶カタログはこちら
※小型を除く、全てのシーリング照明でこちらのアダプターを使って対応できます。
NECで傾斜天井対応のおすすめはこちら
都会的な照明空間を作り出します。
一般的な天井取付ソケット(引掛けシーリングボディ)でカチッと取り付けが可能です。
8畳対応リモコン付き。
コイズミシーリング用傾斜天井取付アダプタAE49781E
カタログに「傾斜天井アダプタ対応型」の記載のあるものが対応
一部天井ソケットは取り付けできないので注意です。
下記を参照してください。
▶取付方法
リング状の金物を天井の下地に別売のネジで固定して、写真の付属ネジで照明本体を固定する方法です。
※取扱説明書内のダルマ穴を開けるのが難しく思われるかもしれませんが、決まった場所に開けやすいように加工されています。(ノックダウン加工)
このことでドライバーなどでたたくと簡単に穴が開くようになっています。
そしてめくれた金属の部分(バリ)をリーマーで取ります。
▶ 天井角度 55度まで
▶取り扱い説明書はこちら
▶照明カタログはこちら
コイズミで傾斜天井対応のおすすめはこちら。
厚みのダークグレーメタリックが重厚感を印象付けます。
※傾斜天井のためのアダプターの制限があるので、一般的な天井取付ソケット(引掛けシーリングボディ)のカチット式のすべてには対応しません。
上記アダプターを参照してください。
8畳対応リモコン付き。
オーデリック
オーデリックは専用のアダプターや金物を必要としません。
カタログに対応の一部は明記してあり、ほとんどの商品が対応。
こちらのマークが目印です。
▶取付方法
天井ソケット(引掛シーリング)の種類により2つの方法に分かれます。
▶天井角度 45度まで
▶取り扱い説明書
別売で取付用の器具を使わないので、それぞれのシーリングライト取扱説明書を確認します。
上記の品番検索から項を参照してください。
オーデリックで傾斜天井対応のおすすめはこちら
ウォルナットの重厚感のある木質が高級感を醸し出します。
一般的な天井取付ソケット(引掛けシーリングボディ)でカチッと取り付けが可能です。
8畳対応リモコン付き。
取り付けできないメーカー
残念ながら下記のメーカーのシーリングライトは、傾斜天井に取り付けできません。
アイリスオーヤマ
日立
2.ペンダントライトを傾斜天井に付ける場合
場合分けして紹介します。
1.照明に天井側つけるカップがある場合
傾斜アダプターの工事タイプがおすすめ
パナソニックか、東芝があります
照明の天井に付ける配線とソケット隠しの「カップ」
2.照明に天井側につけるカップがない場合
GOOD SAPLYの傾斜アダプターがおすすめ
3.つり下げ位置をずらしたい場合
コードハンガーか、洋灯だけの方法がおすすめ
4.傾斜天井の近くに水平天井がある場合
ビス穴付き延長コードがおすすめ
それでは具体的な商品と方法を見ていきましょう。
パナソニック傾斜天井用引掛シーリング ホワイト WG4402W
安心のパナソニックですが、取り付けに有資格者の工事が必要なのがデメリットです。
▶角度は55度まで
▶重さは500gから5kgまで
▶最大消費電力は(6A)600Wなので、LEDであれば何個付けても問題ありません。
▶色はブラックもあります。
▶電気工事が必要
作業自体は複雑ではないので交換取り付け時間はかかりませんが、電気工事の有資格者の工事が必要な商品です。
▶取付方向
製品の上下は決まっていますが、天井下地が上下方向と左右方向どちらの場合も取り付けできるビス穴が開いています。
補足説明
野縁とは天井の石膏(せっこう)ボードを上から支える木の下地材のことです。
取付の木ねじは3.8~4.1の直径で長さ30mm以上が推奨です。
工事をお願いするなら、一覧からレビューと人を見て業者を選べるこちらが安心。
料金を決めてからの依頼作業になるのも安心ポイントです。
東芝ライテック 傾斜天井用1灯用プラスチック IPH-956<生産完了品>
パナソニックと比べて安価なのが魅力ですが、取り付けに有資格者の工事が必要なのがデメリットです。
▶角度は5~50度まで
▶重さは5kgまで
▶最大消費電力は(6A)600Wなので、LEDであれば何個付けても問題ありません。
▶色はホワイトのみ
▶生産完了品で在庫のみ
▶電気工事が必要
作業自体は複雑ではないので交換取り付け時間はかかりませんが、電気工事の有資格者の工事が必要な商品です。
▶取付方向
製品の上下は決まっていますが、天井下地が上下方向と左右方向どちらの場合も取り付けできるビス穴が開いています。
生産完了しているので、お早めに。
工事をお願いするなら、一覧からレビューと人を見て業者を選べるこちらが安心。
料金を決めてからの依頼作業になるのも安心ポイントです。
GOOD SAPLY傾斜天井用アダプター
照明の天井に付ける配線隠しのカップがない照明なら、工事もいらず一番にお勧めです。
単独で見るとスッキリしているのですが、配線隠しのカップがあると、本来は天井にピッタリすくはずのカップが浮いているのが不自然な感じになるのがデメリットです。
▶角度は90度まで
▶重さは5kgまで
▶最大消費電力は(6A)600W。
LEDであれば何個付けても問題ありません。
※パナソニックのWG7061Pを改造してあるので、こちらと同じです。
▶色はブラウンのみ
▶電気工事が不要
パナソニックと東芝が工事が必要なに対して、こちらの商品は両端が引掛けシーリングのオスとメス(キャップとボディ)でできているので、カチッとはめ込むだけで簡単取付です。
▶取付方向
引掛けシーリングは取り付け位置は天井面で0度か180度の位置で決まっていますが、上部で180度さらに回転するので、結果として360度好きな位置に動かせます。
そしてここから床面に対して最大90度折ることができます。
▶照明カップとの取り合い
照明のカップが付いている場合は収まりがカッコ悪いので、切って捨ててしまうのも方法の一つです。
プラスチック用のノコギリを使えば簡単に切れます。
※色がブラウンだけでしたが、問い合わせからミルキーホワイトも指定して買うことができるようになりました。
コードハンガー
電源から真下へのつり下げ位置が悪い時に有効です。
デメリットは
・壁固定のハードルがある
・電源からコードハンガーまでのコードが気になる
・コードハンガーの位置が電源より離れると、つり下げ分のコードがその分短くなる
本当は電源の引掛けシーリングにかかる重さを、コードハンガーに移す仕組みです。
木造住宅で天井下地のある場所につける場合には手軽です。
コードハンガーそのままで使えればいいのですが、天井は石膏(せっこう)ボードでできているので、これを上から支える格子状の下地のある場所にしかネジが効きません。
したがって下げたい位置を決めて、その次に下地があるのかどうか調べます。
木造住宅なら下地があって問題ないのですが、マンションや鉄骨造の場合は下地に軽天を使っているので取りつけができません。
この場合は下地を避けた、石膏ボードだけの位置にしてボードアンカーを併用する必要があります。
また木造であれば天井下地が木なので、下地に当たればコードハンガーのネジが使えます。
希望の位置に下地があるのかどうかを調べるにはこちらを使います。
木造の場合は刺す針の入り深さで下地のありなしを判断します。
天井なので針の穴が開いても分りません。
マンションの場合は磁石が壁に張り付く仕組みです。
パナソニックのコードハンガーの木ねじは軸径が4.1mmなので、下記のボードアンカー「トグラー」の対応ネジ径3.5~6mmに対応します。
※コードハンガーはその他コイズミやELPAが出していますが、ネジ径の情報がなく確信が持てないのでお勧めできません。
仕事で何度も使ったことのある定番のボードアンカー「トグラー」
挟み込む厚さによって種類がありますが、ほぼ天井の石膏(せっこう)ボードは9.5mmなのでこちらで大丈夫。
引き抜き強度は9.5mmの石膏ボードで6kgとありますが、実際に自分で計測したことがあり、その時は引き抜けるより、石膏ボードの割れる限界で約20kgほどの強度がありました。
シャンデリアでない限り、一般的は照明重量であれば問題ありません。
▶トグラーの取付方法は
1. 直径8mmの穴を開ける
2.トグラーの「T」の形を「Y」からさらに「I」状態にして閉じた状態で押し込む
3.付属の赤ピンを押し込んで天井裏で再び「T」状に広げる
4.ネジを穴からねじ込む
取付方法の注意点
穴は電動ドライバーにドリルの先を使って開けます。
穴は小さいと入らないですし、大きいと強度が落ちるので、穴大きさを守ります。
「I」状態で押し込むときは、上下に開くように押し込みます。
洋灯で吊る
コードハンガー式をさらにお手軽にした方法で、電源から真下へのつり下げ位置が悪い時に有効です。
デメリットは
・壁固定のハードルがある
・電源からコードハンガーまでのコードが気になる
・コードハンガーの位置が電源より離れると、つり下げ分のコードがその分短くなる
さらにコードハンガーの方法に加えて
・洋灯の部分のコードの処理の見た目が悪い
先のコードハンガーのカバーをなくして、金物だけで吊る方法です。
金物は「洋灯」といい、コードハンガーと同じようにここにコードを引掛けて、照明の重さを電源のソケットではなくて、こちらの洋灯にかける方法です。
コードは単に引掛けるだけではなく、一周して動かないようにすると確実です。
ネジ長は17mmなので、石膏ボードの厚みが約10mm、したがって5mmほど天井にもぐらすとよりしっかりとします。
天井に木の下地があればいいのですが、石膏ボードであればボードアンカーとセットのモノを使います。
マンションなどの軽天天井の場合も、天井下地を避けて、石膏ボードのところでこちらを使います。
こちらの仕様方法は上のコードハンガーの項目を参考にしてください。
ビス穴付き延長コード
傾斜天井の近くに水平天井がある時の方法です。
デメリットとしては壁固定のハードルがあるのと、配線の見た目が気になります。
傾斜天井ソケットから、水平な天井へ、延長コード付きのソケットを付け直す方法です。
他に似た商品がありますが、メス側となる引掛けシーリングボディに取り付けビス穴のある商品はこちらだけです。
標準は3.5mですが、0.5から10mまでの長さの注文ができます。
工事資格が不要のメリットがありますが、コードをうまく隠れないと見た目が悪いですね。
使用レビュー数は少ないですが、すべてよい評価がつけられています。
※ネジ固定の方法は上のコードハンガーの項目を参考にしてください。
3.シーリングファンライトを傾斜天井につける場合
シーリングファンライトの傾斜天井への取り付けは、ペンダントライト同様に、ファン自体を水平に取り付けます。
まずはシーリングファンライト自体が傾斜天井に対応するものとしないものがあります。
それぞれのメーカーのカタログで対応するものを選ぶのですが、シーリングファンの専門店なら傾斜天井に取り付けに絞って、メーカー横断の人気ランキングで簡単に探せます。
しかも90日間返金保証・3年間の無料で修理も安心ですね。
対応するとしてもそのままではファンが当たってしまうので、延長のパイプを使ってファンが当たらない、かつ風圧でぶれない高さまで下げる必要があります。
メーカーによって、また同じメーカーでも機種によっては自分で取り付けができるもの、できないものがあります。
またできても天井のソケット「引掛けシーリング」の種類によっては天井への新たなねじ固定が必要なものもあります。
まずは自分で取り付けがほぼ大丈夫なDAIKOを紹介です。
※不明確なところはすべてメーカーに確認をしてまとめていますので、ご安心を。
DAIKOのシーリングファンライト傾斜天井への取り付け
DAIKOはパイプ対応しない1機種を除いて、傾斜天井への取り付けが自分で可能です。
※対応しないのは吊り下げパイプないもの、現行機種では直付け専用タイプでDCH-41038 Yのみ
そして天井の「引掛けシーリング」の種類でねじ固定ができるハンガー付きの2種類であればそのまま取り付けが可能です。
逆にそれ以外は力を受ける台座の新たなねじ固定が必要です。
DAIKOはほかのメーカーと違って傾斜天井だからと何か特別なものがなく、吊り下げ型で対応角度の長さのパイプを選べば大丈夫なのが分かりやすくていいですね。
接続の仕組みを見てみましょう。
DAIKOは日本の照明の大手メーカー。
製品としての信頼があります。
またリモコンも別売りがあるので、落として壊れても安心です。
海外の安い製品だと、壊れたリモコン別売りはがなくて、照明だけで使っているレビューもちらほらあるのでこの点も安心ですね。
オーデリックのシーリングファンライト傾斜天井への取り付け
オーデリックは一部の商品で、自分で取り付けができません。
照明の一部で天井に穴をあけてボルトでの固定が必要なためです。
このタイプは多くはないですが、道具がないとできないので注意です。
対象の商品はカタログのシーリングファンライト最後にリストがあるので転記しておきます。
赤の※がついているのがボルト固定が必要なものです。
そして延長パイプを使って下げる仕組みは簡単です。
元のパイプを変えてパイプの頭をフランジに引っ掛けるだけ。
詳細はこちら
また引掛けシーリングへの取り付けはDAIKO同様です。
種類によってそのまま取り付けが可能なものと、新たにねじ固定画筆よなものに分かれます。
コイズミのシーリングファンライト傾斜天井への取り付け
コイズミはすべて自分で取り付けができません。
理由は引掛けシーリングを使わず、直接結線が必要なためです。
延長パイプの交換はオーデリックと似ていますが、違うのは延長パイプの頭を重さを受けるガイドに引掛けてから、カバーのフランジで隠す方法です。
パナソニックのシーリングファンライト傾斜天井への取り付け
パナソニックはすべて自分で取り付けができません。
吊り下げる段階でもうボルトの固定が必要なためです。
詳しくはこちら
ACモーターとDCモーターの取り付けの違い
仕組みの違いはちょっと置いておいて、組合せの違いが分かりにくいですね。
ACモータータイプはファンと、パイプと、天井につく部分のフランジからできていて、そのままか、もしくは必要に応じて長いパイプに交換して傾斜天井に取り付けます。
DCモータータイプはもともとが直付けタイプなので、傾斜天井に取り付けは、パイプと天井につくフランジを別売のものと交換する必要があります。
ちなみにモーターの性能の違いは、ざっくりいうと
ACモーターは安いけれど、電気代がかかる、音が大きい、揺れる
DCモーターは高いけれど、電気代が安い、音が静か、揺れにくい
それでどちらがいいかというと、DCモーター。
照明の電気代は除いてファンだけでACモーターの約4割引きなので、初めはDCモーターは高い買い物かもしれないけれど、ずっと回して使いつづけるものなので、安い電気代でいづれ本体価格の差がなくなりお得です。
このあたりはサーキュレーター比較で詳しく分かります。
傾斜が何度までそのままで大丈夫か?
よくある疑問で
「何度までならそのまま付けても大丈夫なのか?」
これに明確な答えはありません。
→理由は限界点のテストをしていないからです。
さらに言うのであれば、
引掛シーリングの種類×照明の種類×角度
3つの組み合わせでテストしきれないからです。
細分化して考えてみます。
問題となるのは傾くことで力の掛り方のバランスが崩れて、一部に負担がかかり壊れ、もしくはコードの破断が起きる可能性があります。
問題となる場所は
「引掛シーリングボディ(天井側のソケット)」と
「引掛シーリングキャップ(照明側のソケット)」
さらにみていくと、
引掛けシーリングボディには照明側の引掛シーリングキャップの入る穴が2つあります。
この穴が水平方向についていれば左右に負担が分担されていいのですが、上下の垂直方向についているのであれば、上側に負担が大きくなります。
同様に引掛シーリングボディに入る、引掛シーリングキャップの爪も上側に負担が大きくなります。
コードも内部で上下方向になっている場合には負担が大きくなります。
少し問題点が見えてきたでしょうか。
以上を踏まえて自分の家でするのなら、
2つ穴が上下の垂直になっているのなら10度まで、
左右の水平方向になっているのであれば20度くらいまでならそのままつけます。
よくあることですが、あくまで個人的な見解で、一切の責任を持てないのでご了承ください。
傾斜天井のおすすめ照明
もっとお手軽に先に紹介したアダプターなどを使わない、人気の照明を紹介します。
ペンダントライト
乳白色のシェードから広がる明かりが、空間をやさしく照らします。
大きさ大中小の3つが1 リンクつの天井ソケットから分かれて、それぞれに下がります。
傾斜天井32度まで対応のペンダントライトです。
▶取り付けの注意
直接結線のため電気工事が必要です。
(引っ掛けシーリング用もありますが、コードハンガー式になります。)
仕様詳細はこちら
シーリングファンライト
照明にファンが付いた優雅なシーリングファンが吹き抜けの傾斜天井に似合います。
おしゃれな生活家電を扱うLife on Prodctsから、今注目の一灯照明タイプがこちら。
シーリングファンにライトが付くと、どうしても多灯照明になってしまいますが、こちらはおしゃれな一灯タイプ。
また優雅に回転する姿を見せるだけではありません。
傾斜天井は天井も高いはずなので、天井付近は熱い空気がこもります。
空気の対流をさせて、空調の効率を上げることができる実際のメリットがあります。
付属リモコン
ON/OFF、回転速度、正逆回転切り替え
詳細の仕様はこちら
▶取り付けの注意点
傾斜角度13度まで
その他シーリングファンの専門店ならもっとステキなモノが、スタイル別に簡単に探せます。
しかも90日間返金保証・3年間の無料で修理も安心ですね。
特に安い海外メーカー製は回らなくなった、電気がつかない、リモコンが効かない、異音がするなどの故障レビューが、国内メーカーに比べて多いので、店舗としての3年の無料保証が魅力ですね。
簡易ダクトレール
ダクトレール化することでお好きなスポットライトがつけられます。
引掛けシーリングの天井ソケットに取り付けできる、後付けのダクトレールがあります。
天井面と、下面にライトの光を分けて照らすと、よりおしゃれ度を増すことができますよ。
▶特徴
長さ1.6m
回転30度
30cmまでスライド可能
▶取付時の注意
・天井ソケットの引掛シーリングには種類があり、ハンガー(耳)付き以外は天井下地へのねじ固定が必要です。
・通常はペンダントライトもつけられますが、傾斜天井の場合はスポットライトのみになります。
傾斜天井取付可能なダクトレールはこちら
ダクトレール用のスポットライトは、例えばシンプルなもので以下のようなものがあります。
コイズミは「スライドコンセント」といっていますが、ダクトレールの規格はJISで規格化(JIS C 8366) されているので共通に使えます。
めったに使わない脚立は多機能タイプがおすすめ。
サイズも色々。
おしゃれなダクトレール用のスポットライトをまとめた次の記事も参考になります。
おすすめの記事
後付けできるライティングレールで、おしゃれなスポットライト空間が楽しめます。
ただ暗い部屋を、ステキな暗い部屋にするヒミツがあります。
おしゃれな照明は、メーカー選びから始まります。
ワンランク上のエアコンをお手軽価格で。ちょっと不安をキッチリ解消します。
新しいトイレは掃除がグッと減らせて、節水で交換の元が取れます。
トイレの寒さを解決。冷えは万病の元、体の抵抗力も下げるのでガマンはよくないですよ。
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